2020/04/15

【温泉】玉子湯再訪(福島県高湯温泉)(★★★★)

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 3月中旬、福島県は高湯温泉の玉子湯を再訪してきました。こちらが公式サイトです。
 前回泊まったのは7年前。そのときの記事はこちらです(【温泉】温泉は言うまでもなく料理もすばらしい/高湯温泉旅館玉子湯(★★★★))。
 新型コロナが徐々に拡大しつつあった頃。ガラガラかと思ったら、けっこう宿泊客で賑わっていたのは意外でした。それぞれ趣ある温泉がいっぱいあり、いろいろ入って楽しめます。お湯は高湯独特の白濁した硫黄泉で、もちろん源泉掛け流し。客室は新しくて綺麗で、お食事も品数が多くて美味しいです。アメニティの整った部屋に泊まり、秘湯の雰囲気を味わえるのがこの宿の魅力。従業員のおもてなしもしっかりしてます。秘湯に泊まりたいけどボロいところは嫌、という人に最適。ぽん太の採点は4点!

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 東北道、福島西インターチェンジから車で約30分、百名山にも数え上がられた吾妻山の山麓に位置する高湯温泉。道の左手に見えてくる赤い屋根のロッジ風の建物が玉子湯です。写真は翌朝に撮ったもの。ご覧の通り雪が降ってました。

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 それぞれ雰囲気がある温泉がたくさんあるのがこの宿の魅力。足湯や女性専用風呂を含めて7つの温泉があり、湯めぐりをして楽しめます。写真は露天風呂「天渓の湯」。川沿いにあって広々してます。お湯は独特の青白い濁り湯。透明なお湯に、白い粉が浮遊している感じ。酸性の硫黄泉は、これぞ温泉!という感じ。もちろん加水・加温をまったくしていない正真正銘の源泉掛け流しです。
 こちらが温泉分析書(pdf)です。泉質は、酸性ーカルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉。泉温は46.5度と、源泉掛け流しに程よい温度。pHは2.7と強酸性。しかもポンプで汲み上げるのではなく、自然湧出してるんです。
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 こちらは、冒頭の茅葺き屋根の「玉子湯」の内部。

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 お食事どころでいただく夕食は、品数も多く、見た目も華やかで、温泉旅館に泊まっている気分を盛り上げてくれます。たらの芽や山うどなどの山菜が嬉しいです。また山奥の温泉ですが、福島県は海に面しており、お造りも新鮮でおいしかったです。
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 朝食も品数が多くて、見た目もきれいでした。

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2020/03/06

【スキー】快晴の蔵王スキー場。樹氷ニョキニョキ外人いっぱい。

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 こんなに素晴らしい天気の蔵王は、生まれて初めてでした。2月中旬の蔵王スキー場です。

 今シーズンは暖冬で雪不足。あまり期待しないで滑りに来たのですが、前日の夜は一晩中雪が降り積もり、今日になったら見事な快晴。これまで蔵王には何度も来てますが、こんないい天気は初めてでした。


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 地蔵岳のお地蔵さんも、膝まで雪の上に出ています。こんなに雪が少ないのも初めてです。


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 スキーをしない外国人観光客がいっぱい。ロープを乗り越えて、みんな地蔵岳の頂上まで登ってました。まあ、天気もいいし暖かいから大丈夫ですね。

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 お地蔵さんから東方向を眺める。いつもはだいたいガスっているので、これまで見たことがない風景です。

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 暖冬なので樹氷も期待していなかったのですが、見事に形成しておりました。暖かいと、日本海からの水蒸気が多いからかもしれませんね。

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 スキーをしている人は、あまりいません。
 向かい側の山は朝日岳か。

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 こちらの山は月山。さらに北には鳥海山。南には飯豊山や、磐梯山まで見えました。

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 こんかい泊まったのは、蔵王温泉の故郷(こきょう)さん。感想は以前にアップしたので(【温泉】年季を感じさせる風呂と厳選した素材の創作料理のリーズナブルな宿・みはらしの宿・故郷(こきょう)@蔵王温泉(★★★★))、こんかいは省略。

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2020/03/05

【温泉】和モダンに生まれ変わった湯治宿。峩々温泉(★★★)宮城県

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 2月中旬、ぽん太とにゃん子は宮城蔵王の山麓にある一軒宿、峩々温泉に泊まってきました。こちらが公式サイトです。日本の秘湯を守る会の会員宿です。

 峩々温泉というと、昔はホントに山奥の湯治場とう感じで、自炊室があったりしました。その頃、お風呂だけ借りたことがあって、そのうち宿泊もしてみたいと思っていたのですが、いつのことやら綺麗に建て替えて、お値段もアップしてしまい、足が遠のいていたのですが、こんかい念願かなって泊まることができました。

 和モダンのロッジ風の素敵な建物。温泉は木造で湯治の雰囲気を残しております。お料理も創作系、と悪くなさそうなのですが、所々あれ?と思うところがあって、ちょっとちぐはぐというか、未完成な感じ。お値段を考えると、少しコスパは悪いかも……ということで、ぽん太の評価は3点!

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 蔵王エコーラインを宮城側からどんどん登って行き、すみかわスノーパークのちと手前を右に折れたところに、峩々温泉があります。
 蔵王山麓の一軒宿!
 建物は和風で新しい感じです。今年は暖冬で雪が全体的に少ないのですが、昨夜の雪で雪化粧してます。

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 ロゴも山荘風で古めかしくていいですね。

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 玄関ホールの装飾もおしゃれ。


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 ロビーも和モダンのロッジ風です。


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 建物が斜面に配されているので、宿泊棟には長い階段を登ります。脚の悪い方にはややしんどいかも。
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 お部屋は和モダンに改装されており、木製の床には床暖が完備しております。
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 ところが、ちと不思議なのはこのお部屋。入り口近くにある四畳半ぐらいの和室なのですが、ここにしかテレビがありません。山奥ということで携帯もつながらず、Wifiもロビー付近だけということで、テレビを見て過ごすしかないのですが、写真の右にある小さなテレビが置いてあるだけ。しかもこの部屋、暖房がこのコタツと、小さな電気ファンヒーターがあるだけで、とっても寒いです。
 床暖のある寝室の方に、大型テレビでも置いてくれればいいのに……。
 せっかくの素晴らしい部屋がありながら、寝るとき以外はこの小部屋で過ごすことになります。

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 さて温泉です。まずは天空露天風呂。貸切で、空いていれば無料で何度でも入れます。木の風合いが素晴らしく、開放感があります。お湯はぬるめ……というか、源泉が流れ込んでないけど。栓を開けるの忘れているのかしら。
 もちろん「源泉掛け流し」で循環加熱などはないので、あとはどんどん冷めていくだけで、翌朝は入れませんでした。
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 で、もひとつよくわからないのは、この風呂に行くための階段が、工事現場の足場みたいになっていること。なんでだろ。普通に作ればいいのに。風情?……は、別にないよね。
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 こちらが男女別の内湯です。壁はちょっとモダン風ですが、床や浴室の古びた木がいい感じです。
 ただ、洗い場のカランが一個しかないのにびっくり。今日は女性客が多いためか、狭い方が男湯になっていたのですが、それにしてもカランが一個は少ないのでは? お客さんが少なかったからいいけれど、多い時はどうするんでしょう?
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 もうひとつ浴槽があります。これも雰囲気がなかなか得点が高いですな。浴槽の縁がずいぶん幅広ですが、ここにお湯を被りながら寝転ぶというのが正しい作法のようです。
 ただ、すごく熱くなっていて、うめるための水道もないので、残念ながら入れませんでした。
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 さらに露天風呂もついております。庭の下におりていくと、混浴の露天風呂もあるそうですが、残念ながら冬は閉鎖。
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 温泉分析書です。泉質は「ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉」。泉温は58.3度。加水・加温・循環・消毒なし。源泉100%の正真正銘の掛け流しです。
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 pHは6.8とほぼ中性です。無色透明のお湯ですが、成分は濃そうです。
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 夕食はレストランでいただきます。和風を基本にした創作系ですかね。なかなか美味しかったです。
 メインは、遠刈田温泉にある系列店、「森のソーセージレストラン・ベルツ」のソーセージ。肉汁がたっぷり染み込んだお野菜も絶品。
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 デザートは、ロビーでいただきます。暖炉を囲んで、他のお客さんと温泉談議をしながたいただきました。
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 朝食も美味しゅうございました。

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2020/01/07

【仏像】有名な弥勒菩薩半跏思惟像だけじゃない! 広隆寺(京都市)

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 「広隆寺って、弥勒菩薩があるところでしょ。見た見た、行った行った」と思ってたのですが、弥勒菩薩を見たのはずっと前だし、他にもいろいろ仏さまがいらっしゃるとのことなので、こんかい行ってみることにしました。

 新霊宝殿という大きな建物のなかに、非常に多くの仏像が安置されています。照明はかなり暗いです。中央には例の国宝・弥勒菩薩半跏思惟像が……。前に見たとき、こんな環境だっかな? 新霊宝殿の建設は1982年とのことなので、前に見たときは(旧)霊宝殿だったのかも。

 残念なことに、安置されている仏像のリストみたいなものはもらえませんでした。広隆寺は、公式サイトもないみたいだし。ググってみたけど、ネット上にもなし。拝観してからすでに2ヶ月、何をみたのかよく覚えてません。 国宝・重文は、Wikipediaに一応書いてあったので再構成してみました。

 
寺院名】蜂岡山 広隆寺
【公式サイト】なし
【住所】京都府京都市右京区太秦蜂岡町32
【拝観日】2019年11月4日
【拝観】毎日拝観可。拝観料:境内無料、霊宝館は800円
【仏像】⦿国宝 ◎重要文化財
新霊宝殿
⦿木造弥勒菩薩半跏像 アカマツ材 一木造 像高123.3cm 7世紀 お姿
⦿木造弥勒菩薩 半跏像(泣き弥勒) 楠材 像高90cm 7世紀末〜8世紀 お姿
⦿木造不空羂索観音立像 像高313.6cm 奈良末期〜平安初期 お姿
⦿木造千手観音立像 像高266.0cm 平安初期 お姿
⦿木造十二神将立像 像高113~123cm 平安時代 お姿
◎塑造弥勒仏坐像 奈良時代
◎木造大日如来坐像 像高95.5cm 平安時代
◎木造大日如来坐像 像高74.5cm 平安時代
◎木造阿弥陀如来立像 平安時代
◎木造五髻文殊菩薩坐像 平安時代
◎木造聖観音立像 平安時代
◎木造千手観音坐像  平安時代
◎木造如意輪観音半跏像 平安時代
◎木造日光・月光菩薩立像 平安時代
◎木造地蔵菩薩立像(埋木地蔵) 平安時代
◎木造菩薩立像 平安時代
◎木造不動明王坐像 平安時代
◎木造毘沙門天立像 平安時代
◎木造持国天・増長天・広目天立像 平安時代
◎木造多聞天立像 平安時代
◎木造吉祥天立像 像高184.5cm 平安時代
◎木造吉祥天立像 像高168.0cm 平安時代
◎木造吉祥天立像 像高164.6cm 平安時代
◎木造吉祥天立像 像高142.2cm 平安時代
◎木造吉祥天立像 像高106.8cm 平安時代
◎木造聖徳太子半跏像 鎌倉時代
◎木造蔵王権現立像 像高100.4cm 平安時代
◎木造蔵王権現立像 像高96.4cm 平安時代
◎木造神像(伝秦河勝像) 平安時代
◎木造女神(にょしん)坐像(伝秦河勝夫人像) 平安時代

講堂
⦿木造阿弥陀如来坐像 桧材 像高261.5cm 平安時代 お姿
◎木造虚空菩薩坐像 平安時代
◎木造地蔵菩薩坐像 平安時代

 

 あまりに多くて覚えてないので、国宝のみ感想を。

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 以下このサイトの仏像の写真は、Wikipedia-広隆寺からのパブリックドメインのものです。

 まずは有名な弥勒菩薩半跏思惟像。お会いするのは何十年ぶりかしら。いろいろと仏像を見るようになった今においても、やっぱり素晴らしいお姿です。ほっそりとした身体。優しいお顔。ぜんたいに優しくゆったりとした印象。この飛鳥・白鳳時代にだけ生み出された美で、その後現在に至るまでの長い仏像の歴史の中で、二度とこのような形象は生み出されませんでした。いつまで見ていても見飽きることがありません。
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 広隆寺にもうひとつ国宝の弥勒菩薩半跏像があるとは知りまでんした。こちらはなんかポーズがぎこちなく、お顔も卵型。思惟の指の位置も変なため、「泣き弥勒」という愛称が付いています。元祖「作画崩壊」か? でも本家より、素朴で親しみやすいですね。
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 不空羂索観音さまは、高さ3メートルを超える巨像。迫力があります。しかし体つき、特に下半身は細っそりしております。憂いをたたえた表情、八臂の腕など、ちょっと阿修羅像にも似てますね。

 千手観音さまも、3メーター弱の大きな仏さま。ただ不空羂索観音に比べると少し時代が下った感じで、お顔もちょっと類型的で、裳(スカート)の襞もきっちり翻波式で類型的です。

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 十二神将は、像高1メートル以上で、けっこう大きいです。平安時代の作ですが、ポーズや表情にどこか硬さがあります。

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 木造阿弥陀如来は、講堂のご本尊。講堂は内部には入れないので、暗くて見えづらいです。お顔も体もどっしり体型。お顔も神秘的です。胸の前で両手でOKサインを作る、説法印を結んでおります。衣紋の彫りも深く、平安初期の迫力ある阿弥陀様ですね。

 そのほかはよく覚えてにゃい! 何回か通って、じっくりみたいです。

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2020/01/06

【仏像】特別公開の明智光秀の念持仏と、阿弥陀三尊像/廬山寺(京都市)

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 京都の秋の特別公開で、廬山寺に。

 

寺院名】天台圓浄宗 日本廬山 廬山寺
【公式サイト】・http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/index.html
【住所】京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397
【拝観日】2019年11月4日
【拝観】拝観料通常500円、特別公開は800円でした。
【仏像】◎重要文化財
◎木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像 像高 阿弥陀100.6cm 両脇侍65.3cm /63.6cm 鎌倉時代 お姿1 お姿2
 地蔵菩薩(明智光秀の念持仏) お姿1
 お姿2



 ご本尊の阿弥陀三尊像は、2017年に重文に指定された仏さま。整ったお姿の仏さまのようですが、なにぶん遠すぎてよく見えません。文化庁の発表した指定された文化財の解説(pdf)によると、いわゆる来迎阿弥陀像で、向かって左の勢至菩薩の手の形から、臨終を迎えた人に差し掛ける天蓋を持つという、珍しいお姿だったと考えられるそうです。

 明智光秀の念持仏の地蔵菩薩さまは、普段は非公開。小さな仏さまで、念持仏としてあちこち運ばれたり撫でられたりしたせいか、形がちょっとはっきりしなくなっております。厨子というか、岩窟のジオラマみたいなのに入っていて、毘沙門天と不動明王を脇侍として従えてます。
 なぜ光秀が地蔵菩薩を念持仏にしていたかに関しては、勝軍地蔵という日本で生まれた地蔵信仰が関係していると思われますが、ぽん太には詳しいことはわかりません。

 廬山寺に関してもうひとつ特筆すべきは、紫式部のご自宅があった場所だとされていること。源氏物語もほとんどここで書かれたそうです。
 

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