2017/10/15

【オペラ】8年越しで結末がわかったぜい。「神々の黄昏」新国立オペラ

 10月1日の初日に観てきました。

 前回の2009/2010シーズンの「指環」が、ぽん太の「指環」初体験だったのですが、実は他の予定とかちあってしまって、最終日の「神々の黄昏」だけ観ることができなかったんです〜crying。ということで、この壮大なオペラの結末がわからないまま。なんだか宙ぶらりんの気持ちのまま苦節8年、ついに「神々の黄昏」を観ることができました!あ〜、す〜っとした。
 でも、暗い結末だったんですね。神々の世界が崩壊して、自由な人間の世界が始まるのかと思っていたら、みんな死んじゃうのか〜。
 でもでも、もちろんとっても感動しました。壮大なスケール感がいいですね。やっぱヴァーグナーはすごいですね。いいものを観たっつ〜感じでした。
 上演時間は、休憩を入れて全部で6時間弱。長いです。動きが乏しくて、これまでのあらすじ紹介みたいな序幕は、ちと意識を失ってしまいましたが、その後は眠くならずに見通すことができました。

 このオペラ、歌舞伎っぽいというか、なんかストーリーが荒唐無稽で表現がくどいです。ヘンテコなストーリーだなーと思い始めると、すごくバカバカしく見えてくるので、そうならないように一生懸命感情移入をして観てました。ニーチェが「指環」を見てヴァーグナーと決別し、ビゼーの「カルメン」を高く評価したというのも、ちと分かる気もしました。
 「神々の黄昏」にヴォータンが出てこないのがちと残念。神々の世界の崩壊を嘆く重々しい独唱を聴きたかったです。

 ジークフリート役のステファン・グールドは今回も素晴らしかったです。ブリュンヒルデのペトラ・ラング、終幕の歌唱は感動的でした。ハーゲンのアルベルト・ペーゼンドルファーは、重々しい声でガタイも大きく、冷酷で不気味な悪者という印象。アルベリヒの島村武男も、役柄の表現が素晴らしかったです。アントン・ケレミチェフのグンターは、世間知らずの高貴なおぼっちゃ風。安藤赴美子のグートルーネも可憐で美しかったです。ヴァルトラウテのヴァルトラウト・マイヤーは明るく力強い歌と演技で、出番は少なかったですが、強く印象に残りました。ぽん太は知らんが、往年の名歌手だそうな。さもありなん。ラインの精の増田のり子、加納悦子、田村由貴絵も、橋の下に隠れたり出てきたりして、なんか魚っぽくて、イタズラっぽくて、良かったです。新国立劇場合唱団の迫力は相変わらず。

 こんかいのオケは珍しく読売日本交響楽団。飯森さんが今シーズンの説明をしたとき、質問コーナーで誰かが理由を聞いてましたが、答えがあんまりよくわかりませんでした。飯森さんの指揮で、スケールの大きい大河の流れのような音楽を聴かせてくれました。

 さるやんごとなきお方が聴きにきてました。

 大満足の長い長い1日でした。

リヒャルト・ワーグナー
楽劇「ニーベルングの指環」第3日

《神々の黄昏》

新国立劇場オペラ劇場
2017年10月1日

公式サイト
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/gotterdammerung/

指揮:飯守泰次郎 IIMORI Taijiro

演出:ゲッツ・フリードリヒGötz FRIEDRICH
美術・衣裳:ゴットフリート・ピルツGottfried PILZ
照明:キンモ・ルスケラKimmo RUSKELA
演出補:アンナ・ケロAnna KELO
舞台監督:村田健輔MURATA Kensuke

ジークフリート:ステファン・グールドStephen GOULD
ブリュンヒルデ:ペトラ・ラングPetra LANG
アルベリヒ:島村武男SHIMAMURA Takeo
グンター:アントン・ケレミチェフAnton KEREMIDTCHIEV
ハーゲン:アルベルト・ペーゼンドルファーAlbert PESENDORFER
グートルーネ:安藤赴美子ANDO Fumiko
ヴァルトラウテ:ヴァルトラウト・マイヤーWaltraud MEIER
ヴォークリンデ:増田のり子MASUDA Noriko
ヴェルグンデ:加納悦子KANOH Etsuko
フロスヒルデ:田村由貴絵TAMURA Yukie
第一のノルン:竹本節子TAKEMOTO Setsuko
第二のノルン:池田香織IKEDA Kaori
第三のノルン:橋爪ゆかHASHIZUME Yuka

合唱指揮:三澤洋史MISAWA Hirofumi
合唱:新国立劇場合唱団/二期会合唱団New National Theatre Chorus / Nikikai Chorus Group
管弦楽:読売日本交響楽団:Yomiuri Nippon Symphony Orchestra

協力:日本ワーグナー協会Richard-Wagner-Gesellschaft Japan
芸術監督:飯守泰次郎IIMORI Taijiro

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2017/10/10

【歌舞伎】まさに極め付け!吉右衛門の「幡随長兵衛」2017年9月歌舞伎座昼の部

 9月歌舞伎座は、昼の部の観劇。

 「毛谷村」は、染五郎の六助。前半の人の良さは出ているが、後半に真実を知って大魔神に変身するところがパワー不足。吉之丞の杣斧右衛門が、飄々とした感じと踊りの面白さで良かったです。菊之助のお園は、「女房じゃぞ」のところのクネクネ具合や、臼を転がして怪力を見せるあたりが、あんまり面白くなかったです。

 続いて藤十郎と壱太郎の「道行旅路の嫁入」。藤十郎、貫禄はあるけれど、さすがに足腰が弱ってきたか?壱太郎、きっちりと踊っていたけど、なぜか楽しめなかったです。力弥に会いに行くというドラマが感じられず、形に気をとられているように思いました。

 最後は極付、吉右衛門の「幡随長兵衛」。握手でお客さんに愛想を振りまきながら客席から登場し、舞台に上がったところでふっと気を入れて役に入るあたり、自由自在です。歌い上げるような台詞回しを聞いているだけで気持ちよくなります。魁春の女房お時も円熟の芸で、「歌舞伎」を楽しめました。 


歌舞伎座

秀山祭九月大歌舞伎
平成29年9月

公式サイト
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/536

昼の部

一、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
  毛谷村

    毛谷村六助 染五郎
    お園 菊之助
    杣斧右衛門 吉之丞
    お幸 吉弥
    微塵弾正実は京極内匠 又五郎

  仮名手本忠臣蔵
二、道行旅路の嫁入(みちゆきたびじのよめいり)

    戸無瀬 藤十郎
    小浪 壱太郎
    奴可内 隼人

  河竹黙阿弥 作
三、極付 幡随長兵衛(きわめつき ばんずいちょうべえ)
  「公平法問諍」

    幡随院長兵衛 吉右衛門
    水野十郎左衛門 染五郎
    近藤登之助 錦之助
    子分極楽十三 松江
    同 雷重五郎 亀鶴
    同 神田弥吉 歌昇
    同 小仏小平 種之助
    御台柏の前 米吉
    伊予守頼義 児太郎
    坂田金左衛門 吉之丞
    慢容上人 橘三郎
    渡辺綱九郎 錦吾
    坂田公平/出尻清兵衛 又五郎
    唐犬権兵衛 歌六
    長兵衛女房お時 魁春

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2017/10/09

【演劇】ぽん太はちと楽しめず。ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出「ワーニャ伯父さん」

 先日、「陥没」で初めてケラリーノの舞台を観たらとても面白かったので、引き続き「ワーニャ伯父さん」を観に行って来ました。
 チェーホフの舞台を生まれて初めて観たぽん太が偉そうに言うのもなんですが、なんか、あんまし面白くなかったです。でも、ぽん太だって若い頃からチェーホフが好きだったんだい!

 普通に写実的に演じたら、登場人物たちの情けなさというか、悲哀がもっと感じられたんじゃないかと思うのですが、ちょっとエンゲキっぽく演出を加えたせいで、登場人物たちのリアルな生き様が見えてきませんでした。
 だとしたら、動きなりリズムなり、別の演劇的な面白さが加わらないといけないと思うのですが、前回のケラ作品で感じられたような、軽妙さや独特の間合い・リズムが感じられませんでした。

 段田安則はぽん太の好きな役者ではありますが、かつては中二病で教授に心酔していたけど、現在はすっかり幻滅して愚痴ばかりこぼしている、ちょっと神経質っぽいワーニャの「ニン」ではない気がします。なんかガテン系に見えてしまいます。
 宮沢りえも美しく上手でしたが、教授の若い後妻のエレーナがどういう人物なのか今ひとつよくわかりませんでした。演出の問題か?
 人気の黒木華も、あんまりいいと思いませんでした。ラストのワーニャに語りかける長ゼリフも、ぽん太の心には響かなかったです。東方正教会の信者じゃないと思い入れが難しいのかしら。日本で言えば、現世は苦しいけど死んで極楽浄土に生まれ変わるみたいなセリフですよね。
 山崎一、痛みを訴えて同情を引こうとする老いぼれた教授には見えない。これも演出のせいか?
 ぽん太と同業のお医者さんの横田栄司、一見ダンディだが、未来のために森を育てるとか観念的なことをほざいている飲んだくれを好演。
 脇役の立石涼子と小野武彦が良かったです。

「ワーニャ伯父さん」

新国立劇場小劇場
2017年9月14日

・公式サイト
 http://www.siscompany.com/ojisan/gai.htm

作 ・・・・・ アントン・チェーホフ
上演台本・演出 ・・・・・ ケラリーノ・サンドロヴィッチ

キャスト
段田安則、宮沢りえ、黒木華、山崎一、横田栄司、水野あや、遠山俊也、立石涼子、小野武彦

ギター演奏
伏見 蛍

美術 ・・・・・ 伊藤 雅子
照明 ・・・・・ 関口 裕二
衣装デザイン ・・・・・ 伊藤 佐智子
音響 ・・・・・ 水越 佳一
ヘアメイク ・・・・・ 宮内 宏明
演出助手 ・・・・・ 坂本 聖子
舞台監督 ・・・・・ 瀬﨑 将孝
プロデューサー ・・・・・ 北村 明子
企画・製作 ・・・・・ シス・カンパニー

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2017/10/08

【文楽】ケレンたっぷり「玉藻前曦袂」(たまものまえあさひのたもと)2017年9月国立劇場第二部

お〜〜い。
ぽん太は生きてるぞ〜〜〜。

何があったというわけではありませんが、なんだかバタバタしてて、
9月は一回しかブログを更新できませんでした。

もう記憶が薄れてしまいましたが、備忘録がわりに感想をアップ。


 9月の文楽公演は、よく前を通る那須の殺生石(せっしょうせき)のいわれがわかるということで、第二部の「玉藻前曦袂」(たまものまえあさひのたもと)を観に行ってきました。

 ところがラストの「化粧殺生石」(けわいせっしょうせき)という段は、殺生石の前で、座頭や雷、夜鷹や女郎などが、次々と踊りまくるというシュールな場面。
 なんだこりゃ? グランド・フィナーレでしょうか?
 殺生石のいわれは結局よくわかりませんでした。

 当時の江戸庶民たちは殺生石の伝説をよく知っていたので、事細かに描いてもうざったがられるので、省略したのかもしれません。プッチーニのオペラの「マノン・レスコー」で、マノンがアメリカに出航する場面の次が、いきなりルイジアナの砂漠をよろよろになって彷徨う場面になっているようなものか?

 この段、「七化け」と呼ばれる人形の早変わりが見ものだそうですが、衣装やカツラを変える歌舞伎とは異なり、文楽だと人形を持ち替えるだけだと思うので、ぽん太にはイマイチ有り難みがよくわかりません。

 全体に、玉藻前が一瞬にして狐の顔になるなどの、ケレンが主体の舞台でした。なかなかシカケがよくできてます。

 それでも、桂姫と初花姫のどちらの首の討つかを双六で決めるという「道春館の段」は、見応えがある場面でした。なんかこの段だけ劇として突出してましたが、先行作品の名場面をパクって組み入れたんでしょうか?

 で、初花姫は、玉藻前と名を改めて入内しますが、そこに突然九尾の狐が現れて玉藻前に乗り移ります。こうして突然妖狐の話になるのですが、なんか唐突で脈絡がありません。これまでの話は何だったの?という感じ。

 「訴訟の段」は、伽羅先代萩の「対決」みたいに玉藻前の正体を巡って緊迫したやりとりが繰り広げられるのかと思ったら、傾城が訴訟の裁判官をするというユルイお話で、面白かったです。

 
 咲寿太夫と龍爾改め友之助のイケメンコンビは、出番が短かったです。
 千歳太夫は、道春館の段の奥を、これでもかと言わんばかりの熱演。

 勘十郎が九尾の狐のぬいぐるみみたいなのを持って、舞台上を真剣に走り回っていた姿が可愛かったです。
 


2017年9月文楽公演 第二部
東京・国立劇場
2017年9月13日

・公式サイト
  http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2017/910.html

玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと)

清水寺の段
  薄雲皇子 津國太夫
  犬淵源蔵 南都太夫
  采女之助 文字栄太夫
  桂姫 咲寿太夫
  腰元 亘太夫
  腰元 碩太夫
      團吾

道春館の段
  中  希太夫
     寛太郎
  奥  千歳太夫
     富助

神泉苑の段
  口  咲寿太夫
     龍爾改め友之助
  奥  咲甫太夫
     清介

廊下の段
  始太夫
  清志郎

訴訟の段
  睦太夫
  喜一朗

祈りの段
  文字久太夫
  宗助

化粧殺生石(けわいせっしょうせき)
  咲甫太夫
  睦太夫
  始太夫
  小住太夫
  亘太夫
  藤蔵
  清馗
  寛太郎
  清公
  清允

薄雲皇子 玉也
源蔵 勘市
桂姫 簑二郎
采女之助 幸助
初花姫後に玉藻前 文昇
萩の方 和生
金藤次 玉男
重之卿 亀次
仕丁甚太平 玉路
仕丁平作 和馬
玉藻前実は妖狐 勘十郎
菖蒲前 紋吉
葛城前 簑太郎
千歳前 勘次郎
美福門院 清五郎
亀菊 勘彌
文字野 簑悠
内侍の局 紋秀
持兼の宰相 文哉
お末 簑紫郎
右大弁 玉勢
安倍泰成 玉輝

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2017/09/07

【演劇】痛ましいアル中共依存夫婦がつかむハッピーエンド 「喝采」加藤健一事務所

 以前に牛先生がぽん太に勧めていた「加藤健一事務所」の芝居を観てきました。演目は「喝采」です。

 下北沢の本多劇場に足を踏みいれたのは何十年ぶりでしょうか。なつかし〜な〜。こんなに小さかったっけ。ぽん太が大きくなったのか? んなわけないhappy01

 ちょっとふっくらした竹下景子さんを久々に見れて嬉しかったです。加藤健一以下、みな芝居がうまいですね〜。大和田伸也のバスのきいた声も、芝居に彩りを与えてました。

 上演時間は、休憩15分をはさんで2時間40分の長丁場。
 前半は、かつての名優・現在はアル中のダメダメ男のフランク(加藤健一)と、なんとか彼が自信を取り戻して立ち直れるようにと甲斐甲斐しく尽くす妻のジョージー、フランクの嘘を信じ込んでジョージーがフランクをダメにしていると思い込んでいる演出家のバーニーの、3人のやりとりが中心。
 なんか典型的なアル中の家庭というか、教科書に載っているようなどろどろの共依存の関係を見ているようで、精神科医のぽん太にはちょっと疎ましかったです。なんか、休日にまでこんなの見たくない。

 後半はちょっと笑いも織り込んだりして、最後はフランクがブロードウェイで喝采をあびるというハッピーエンド。
 まあ、結果としてうまくいったからいいけど、普通はフランクとジョージーはずるずると滑り落ちていって、最後には離婚というパターンだよな〜などと思いました。

 しかし舞台としてはとっても楽しめました。繰り返しになるけど一人ひとりの俳優さんの演技が素晴らしかったです。ぽん太が普段見ている野田秀樹の芝居とはまったく異なるセリフ劇で、世の中にはいろいろな芸術活動をしているひとたちがいて、それぞれにファンがついてるんだな〜などと思いました。

 ストーリーとしては、前半はバーニーの視点からジョージーを悪者に描いておいて、後半で「実ハ」にしたら盛り上がるんじゃないかと思いましたが、歌舞伎の見過ぎか?
 実際は、フランクのために尽くしているのに、フランクの嘘を信じたバーニーに悪者扱いされるジョージーの気持ちが見所になるんでしょうけど、だとするとジョージー役の竹下景子はちょっと優しすぎたか。もっと暗さもある女優さんがよかったのかもしれません。

 ぽん太はジョージーの振る舞いを、フランクとの「共依存」における「アル中の妻」と感じたのですが、にゃん子から見ると、「夫のために献身的に尽くす妻のおかげで、ようやく幸せを得られた」と受け止めているようでした。見る人によって受け止め方はさまざまですね。

 ぽん太としては、演劇において「共依存」が描かれていることに興味を感じたので、作者のクリフォード・オデッツについてウィキペディアで調べて見ると、クリフォード・オデッツ(Clifford Odets、1906年 - 1963年)は、アメリカ合衆国のユダヤ人劇作家。スタニフラフスキー・システムを取り入れた進歩的俳優集団のグループ・シアターに参加。1934年にはアメリカ共産党に加わり、劇作家に転じて社会主義的の作品を発表。
 をを、なんとフランシス・ファーマーと一時不倫関係にあったと書いている。映画『女優フランシス』の主人公の、精神障害になってロボトミーをされたとかされてないとかいう女優ですね。年代を見比べると、精神医療施設に強制収容される以前のようですね。

 こんかいの舞台の原作は、1950年に初演されたThe Country Girl。1954年に同じタイトルで映画化され、グレイス・ケリーがジョージーを演じて評判になったようです。この映画が日本で公開された時のタイトルが「喝采」だったんですね。

 ところで、アルコール依存症の医療の歴史ってどうなってるんでしょう。共依存やアルコール依存者の妻といった概念はいつ頃確立したのでしょうか。ぽん太は残念ながらよく知りません。ぐぐってみると、AA(アルコール・アノニマス)は1935年にアメリカでできたようですね。そのうちアルコール依存症治療の歴史をみちくさしてみたいと思います。

 そういえばフランシス・ファーマーは、オデッツと不倫関係にあった少し後から、ひょとしたら同じ頃から、酒に溺れていったわけで、「喝采」が作られた1950年は奇しくもファーマーが精神医療施設から7年ぶりに退院した年。この劇のテーマとなんらかの関係があるかもしれません。
 


加藤健一事務所 vol.99
「喝采」

「喝采」加藤健一事務所公演情報

作:クリフォード・オデッツ
訳:小田島恒志、小田島則子
演出:松本祐子

下北沢・本多劇場

加藤健一
竹下景子
浅野雅博(文学座)
林次樹(Pカンパニー)
寺田みなみ
山路和宏(青年座)
大和田伸也

美術 乘峯雅寛
照明 古宮俊昭
音響 青蔭佳代
衣裳 竹原典子
ヘアメイク 馮啓孝
舞台監督 笹原久義

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