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2005/06/29

巻機山の山頂に異議あり!

 梅雨だというのに雨が降らない。ちゃ〜んす到来!ぽん太とにゃん子は山に出かけることにしました。

【山名】巻機山:1967メートル
【日程】2005年6月22日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】雨のち晴れ
【コース】桜坂駐車場(6:46)…(井戸尾根)…巻機山山頂?…1967メートル地点…巻機山山頂?(10:50-11:15)…(井戸尾根)…桜坂駐車場(14:06)
【見た花】


ギンランタケシマランコシジオウレン
ギンランタケシマランコシジオウレン
ベニサラサドウダンイワナシ名称不明のラン
ベニサラサドウダンイワナシ名称不明のラン

ツクバネソウ、ウラジロヨウラク、ナナカマド、イワカガミ、コブシ、ムラサキヤシオ、イワウチワ、アズマシャクナゲ?、ミツバオウレン、アカモノ、ハクサンコザクラ、ハルリンドウ、ミズバショウ、タカネザクラ、イワイチョウ、ツマトリソウ、ハルリンドウ(白)、ミヤマナルコユリ

 越後湯沢のビジネスホテルに前夜泊し、早朝に巻機山の登山口に向かいました。梅雨の時期ながら晴れの天気予報でしたが、小雨がぱらついてイヤな予感です。桜坂駐車場に車を停めましたが、ヌクビ沢や天狗尾根のコースは入山禁止との掲示があり、井戸尾根コースの往復としました。雨はすぐに上がりましたが風が強く、樹林帯を抜けて笹地帯に出ると寒さに身が振るえました。雪は避難小屋の前に少し雪渓が残っている程度で、アイゼンは必要ありませんでした。
P6220031 イワカガミが満開で、とてもきれいでした。ハクサンコザクラはまだ時期が早かったようで、一輪だけ見つけました。
ニセ山頂 ところで巻機山山頂の表示は割引岳と牛ヶ岳へ向かう道の三叉路にありますが、牛ヶ岳方面に少し行ったところの方がどう見ても高いように思われます。昭文社の地図にによるとこの三叉路は御機屋で、牛ヶ岳に少し行ったところに1967メートル地点があります。試しにそこまで行ってみましたが、そこには何の表示もありませんでした。そこで再び山頂の表示があるところに戻って昼食としました。越後三山が美しく見えました。
 山頂と三角点が一致しない山は確かにあります。たとえば尾瀬の燧ヶ岳は、三角点は俎ぐら(2346m)にありますが、山頂は最高峰の柴安ぐら(2356m)です。月山の山頂は月山神社の境内で1984メートルですが、三角点はその北側にあり1979mです。ちなみに月山の三角点の周囲はウスユキソウがいっぱいあるので行ってみましょう。さて三角点というのはあくまでも測量のために設定されたものですから、山頂と一致していなくても納得できます。しかし山頂は、その山の最も高いところにあるべきでしょう。
 双耳峰の谷川岳は、三角点はトマノ耳(1963.2m)にありますが、山頂はオキノ耳(1977m)です。しかし多くの登山客はオキノ耳まで行かないでトマノ耳で折り返すようです。四国の石鎚山も、弥山から少し先の天狗岳(1982m)が最高峰ですが、石鎚神社の奥社がある弥山(1974m)を山頂と間違えそうな気がします。
 草津白根山などはだだっぴろくて遊歩道のどこが山頂なのかよくわからず、知り合いがメールで送って来た山頂の記念写真を見ると、どうも私が山頂と思ったところと違うような気がします。長野県の霧ヶ峰や美ヶ原は、山というよりはエリアをさしているので、どれが山頂かというのは意味がないように思えます。ちなみにぽん太はスキーで車山スキー場の最上部にリフトで登ったことで、霧ヶ峰は制覇したことにしています。
 火山活動によって最高点に行けない場合、山頂が別に設定されていることもあり、例えば焼岳は三角点のある2455.4mの南峰が最高点ですが、2393mの北峰が山頂とみなされています。浅間山に至っては、最高点は火口の東側にある2568m地点ですが、ぽん太が以前に登った1995年には山頂周囲は広く入山制限されており、山頂から約3キロメートルも西側にある外輪山の黒斑山(2414m)に登れば、浅間山に登ったと見なされておりました。その後入山制限が緩和されたため、2524mの前掛山がみなし山頂となりました。ぽん太は2001年にそこに登りましたが、侵入禁止区域に入っていた人たちも多く見られました。その後ふたたび浅間山の火山活動が活発化したようですが、現在はどうなっているのでしょうか?鳥取県の大山(だいせん)は、1729mの剣ヶ峰が最高峰ですが、崩壊が激しくて通行が危険なため、1711mの弥山が山頂とされています。
 山頂といえば日光の男体山は、ながく1893年に測量された三角点(2484m)が山頂とされてきましたが、そこから南西11メートルのところにもっと高い岩場があることが2003年にわかり、110年ぶりに標高が2486メートルに変更されたという話題もありました。
 さて、山頂談義で思わずみちくさしすぎましたが、巻機山の山頂はとにかく「異議あり」です。
 その夜は駒の湯山荘に宿泊いたしました。

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