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2005/08/04

虫除け剤の安全性

 虫除け剤に関して、次のような記事が出ていました。

厚労省、虫よけ剤の安全性検討(共同通信)
 蚊などに刺されないよう皮膚にスプレーしたり塗ったりする虫よけ剤について、厚生労働省は4日までに、子供に使用した場合の安全性や、適切な使用方法・量の表示の必要性などを検討することを決めた。15日に専門家らによる検討会を開く。国民生活センターは6月、安全で有効な使用方法の表示や子供での安全性評価をすべきだと、厚労省や業界に要望した。
[共同通信社:2005年08月04日 07時20分]

 ぽん太は以前のブログで、虫除け剤のディートについて書きました。ディートはアメリカ軍が1946年に開発したもので、現在でも兵士の虫除けとして使われていますが、湾岸戦争症候群の原因物質のひとつではないかと疑われています。
 HOTWIRED JAPANに、ちょっと古い2003年のものですが、効果と安全性を備えた新しい虫よけ成分を発見という記事があります。ディートに変わる新しい虫除け物質SS220が開発されたことの紹介ですが、ディートの問題点や危険性についても書かれています。
 長期に繰り返し使用すると、子供ではけいれんや昏睡、大人では精神の混乱やイライラ、不眠が現れたそうです。2002年に発表された論文では、ディートを長いあいだ頻繁に投与したネズミに、脳細胞の破壊と行動変化が認められたといいます。こうした症状は、湾岸戦争症候群と似ているそうです。
 米国小児科学会は、子供にはディートの含有量が10%以下のものを使うよう奨励しています。カナダ保健省はディートの含有率を30%に制限したそうです。
 現在米軍で使用している虫除け剤にはディートが33%含まれているそうですが、1990年代前半に使用していたものには75%も含まれていたそうです。その結果、虫除け剤を使いたがらない兵士が増えてきたとも書かれています。

 今後地球温暖化で気温が上がると、日本でも蚊が媒介するウエストナイル熱などの熱帯病が増加する可能性があり、虫除けが必需品になるかもしれません。

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厚生労働省は、予防原則の観点から、虫よけ剤(ディート)の子供への使用制限や成分表 [続きを読む]

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