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2005/09/10

岩菅山ーーこの過剰整備は「やんごとなきお方」が登られたに違いない

 前回の南アルプス縦走で古傷の膝を痛めたぽん太は、3週間ぶりにわさびマヨネーズで有名な岩菅山(いわすげやま)に向かいました。ぽん太もついに登山のあと、筋肉痛ではなく関節痛や腰痛に苦しめられる年齢になってしまいました。

【山名】岩菅山(2295m)、志賀山(2036m)
【山域】志賀高原
【日程】2005年8月31日〜9月1日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】(8/31)晴れ、(9/1)晴れ
【コース】(8/31)底清水近くの登山口(10:30)…岩菅山(13:07-13:48)…登山口(15:43)
(9/1)前山リフト…志賀山…裏志賀山…四十八池…前山リフト
【みた花】(岩菅山)ハナイカリ、シラネキュウセン、ヤマオダマキ、ゴマナ、ミソガワソウ、ダイモンジソウ、ゴゼンタチバナの実など。

 気合いを入れて朝6時に東京を出発したが、登山開始は10時30分である。一ノ瀬スキー場から県道471号線を少し北に進んだところにある登山口から登り始めました。hanaikariしばらくは水路沿いの道です。山はすっかり秋の装いです。ハナイカリが咲いています。ありふれた花ですが、イカリのような形が変わっています。
kaidan しばらくして沢から離れて登山道に入ります。すると延々と続く階段が目に入ります。階段が必要なほど急な道には思えません。明らかに過剰整備です。きっと、さる「やんごとなきお方」がこの道を登ったに違いありません。さるやんごとなきお方は登山がご趣味ですが、この方が登る山は事前に登山道が完璧に整備されるという噂を聞いたことがあります。階段というのは歩幅が合わないとかえって歩きにくい、だいいちこれは一種の自然破壊ではないか、などと思いながらぽん太とにゃん子は、ノッキリから山頂に向かう最後の登りにかかりました。すると……
 なんと、やんごとなきお方ご本人の登場です。山頂から降りていらっしゃいました。恐る恐る「写真をお撮りしてもいいですか?」と聞くと、にっこりと笑ってポーズをとって下さいました。そして狭い登山道ですから、目の前をすれ違って行かれました。数日前にニュースで志賀高原でご静養をなさるとお聞きしておりましたが、お目にかかれるとは思っても見ませんでした。そのとき撮った写真の掲載は畏れ多いので控えさせていただきます。奥様がご一緒でなかったのが、精神科医のぽん太には、おいたわしく思われました。さて岩菅山山頂には、秩父宮殿下の登山記念碑がありました。iwasugeさるやんごとなきお方はかなりの御健脚のようなので、このぐらいの坂道は大丈夫なはずです。この登山道の整備は秩父宮殿下のために行われたものかもしれません。
 あとで思ったのですが、ぽん太が熱田神宮を訪ねたときに疑問に思ってブログに書いた、壇ノ浦の戦いで海の底に沈んだはずの草薙の剣の件、聞いてみれば良かったです。
 岩菅山は遠目には円錐形の美しいピークで、登山道もシラビソの樹林帯を登っていくのですが、山頂付近は意外に岩が多く、岩菅山という名前がついたことが納得できます。

 その夜は、奥山田温泉満山荘に泊まりました。お湯が最高、料理が最高、館主のおじさんが最高の宿です。

 翌日は軟弱に前山リフトを登り、志賀山、裏志賀山、四十八池を巡りました。池や湿原が点在し、とても美しい風景でしたが、昨日と違って人が多かったです。二年前の4月、ぽん太とにゃん子はテレマークスキーをはいて前山スキー場から四十八池まで往復したのですが、帰りににゃん子が転倒して足のじん帯を延ばしたという因縁の地です。今回は怪我なく無事に行って来れました。

 帰りは志賀高原のさる有名な温泉ホテルで入浴しようと思いましたが、入り口にいた従業員に「全館貸し切りです」と断られました。この時期に全館貸し切り?ひょっとしたら、さるやんごとなきお方はここにお泊まりだったのかもしれません。

 けっきょく五色の湯旅館でお風呂に入りました。五色に変化するというお湯といい、開放的な露天風呂といい、ひなびた内湯といい、最高でした。

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