« 岩菅山ーーこの過剰整備は「やんごとなきお方」が登られたに違いない | トップページ | 秋を迎えた飯豊山は静かでした »

2005/09/11

御座山(おぐらやま)ーー変化に富む登山道と展望の山

 台風で風雨が強まって来た9月7日、家が壊れるのではないかという不安に後ろ髪を引かれつつも、温泉に行きたいという思いに薄くなってきた前髪を引かれ、ぽん太とにゃん子は旅立ったのです。行き先は島崎藤村ゆかりの宿、小諸の中棚荘です。
 東京はすごい風でしたが、北上するにつれて次第に収まってきました。まず立ち寄った旧軽井沢は、夏休みも終わったとはいえ、まだまだ観光客で賑わっていました。
 次いで信濃追分の堀辰雄文学記念館でみちくさです。晩年を過ごし息を引き取った家が保存されています。堀辰雄というと、中学か高校のころ『美しい村』とか『風立ちぬ』を読んだだけで、なんか結核で死と隣り合わせの耽美的な小説だったな〜という記憶しかありません。展示を見ていると、堀辰雄や芥川龍之介、室生犀星、萩原朔太郎などは軽井沢で別荘暮らしをして金持ちだったんやな〜、なんや堀辰雄は軽井沢に何軒も別荘を持っとったんかい、こいつら日本が軍国主義に向かう時代に芸術の世界に閉じこもってええ御身分やな、などとひがみと妄想がぽん太の胸に去来したのだった。なんとにゃん子は学生時代に実習で信濃追分を訪れ、堀辰雄の奥さんに会ったことがあるなどという話も聞き、すこし日本文学を読もうという気分になったぽん太であった。

 中棚荘は懐古園の裏手にある、島崎藤村ゆかりの宿です。なかなかようございました。

 さて、翌日は予想通り台風一過の快晴です。そこで展望がいいという御座山に登ることにしました。

【山名】御座山(おぐらやま)(2112.1m)
【山域】上信越国境
【日程】2005年9月8日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ
【コース】栗生登山口(10:34)…御座山(13:11-13:38)…登山口(15:50)
【みた花】ツルケマン、アオキラン(初)、オオヒナノウスツボ(初)など
【マイカー登山情報】栗生のバス停から林道終点まで、普通の乗用車なら入れます。終点に十数台停まれる駐車スペースあり。ぽん太の車は車高が低いので入りませんでした。

ogurayama 御座山は手軽に登れる山ですが、登山道に変化があって楽しめます。沢沿いの道を行くと滝があり、樹林帯の単調なジグザグ道を登り、ピークに出てようやく山頂かと思うと、その向こうに険しい岩峰の山頂が立ちはだかります。
 そして頂上からの展望。残念ながら雲が出て来てしまいましたが、八ヶ岳が蓼科まで真横から見え、瑞牆、金峰、甲武信などの奥秩父の山、両神山、北には妙義山や浅間、残念ながら北アルプスは雲のなかでした。
aokiran アオキランを初めて見ることができました。山頂付近にはシャクナゲが多く、春にはすばらしい景色になるそうです。

 帰りは南相木温泉滝見の湯に入って帰りました。

|

« 岩菅山ーーこの過剰整備は「やんごとなきお方」が登られたに違いない | トップページ | 秋を迎えた飯豊山は静かでした »

登山・ダイビング・アウトドア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 御座山(おぐらやま)ーー変化に富む登山道と展望の山:

« 岩菅山ーーこの過剰整備は「やんごとなきお方」が登られたに違いない | トップページ | 秋を迎えた飯豊山は静かでした »