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2006/04/17

桜をもとめて山梨の旅

 東京の桜はすっかり散ってしまった2006年4月、ぽん太とにゃん子は山梨の旅をしました。この時期、山梨は桜と桃の花盛りです。

P1010003 まず向かったのは、勝沼インターからすぐ近くの大善寺です(公式ホームページ地図)。 桜は満開でした。ひとつひとつは大きくありませんが、境内を埋め尽くした桜は見事です。
P1010008 大善寺には国宝が二つあります。ひとつはこの薬師堂です。1286年(弘安9年)に造られたもので、山梨県では一番古い建物だそうです。内部には国宝の厨子がありますが、これは撮影禁止でした。

P1010030 次にちょっと足を伸ばして清白寺に行ってきました(地図)というのも、ここの仏殿も国宝だからです。文化庁の国指定文化財等データベースから、「国宝・重要文化財(建造物)」の「山梨県」を見るとわかるように、山梨県の建造物で国宝なのは、さっきの大善寺の薬師堂と、この清白寺の仏殿の二つだけです。そんな貴重な建物なのに、畑のなかの、車も入れないようなあぜ道の奥に、ぽつんとあります。国宝をこんなに邪険に扱っていいのかと思いました。1333年(正慶2年)に夢窓疎石が開山したと伝えられています。そういえば、ぽん太が以前のブログで書いた、同じく夢窓疎石の開山による多治見の永保寺の開山堂(国宝)にちょっと似ています。

P1010035_1次に向かったのは大法師公園(おおぼしこうえん)です(地図)。甲府盆地の南側、身延方面に向かう国道52号線の途中の鰍沢(かじかさわ)にあります。日本の「さくら名所百選の地」に選ばれているそうで、とても見事でした。

P1010057 桜を堪能したぽん太とにゃん子はさらに南下し、もう葉桜になっている身延山久遠寺は割愛して手前で西に折れ、南アルプス街道に入りました。角橋トンネルを抜けたところをさらに左折し、車のすれ違いも困難な細い道をうねうね行くと、赤沢の集落があります(地図)。
P1010051_1 早川町役場振興課のホームページによれば、かつて日蓮宗総本山の身延山と、修験霊山と伝えられる七面山を結ぶ参道があり、その途中に位置する赤沢宿は、参詣客の宿場としての性格を持っていたそうです。国の重要伝統的建造物保存地区に山梨県でただ一カ所指定されています。急坂の参道の両側に、斜面にへばりつくように古い家並みがあります。静寂そのものの隠れ里のような雰囲気で、アプローチの道路が拡幅されない限り、観光客で賑わうことはなさそうです。

P4120072 その後、さらに南アルプス街道を登り、今夜の宿、奈良田温泉白根館に到着しました(公式ホームページ@nifty温泉のぽん太のクチコミ)。素朴で落ち着く宿です。

P1010073 翌日はわに塚の桜を見て帰りました(地図)。田んぼのなかの一本の桜ですが、写真で観光客と比べると、その大きさがわかるでしょう。とても立派で姿の良い桜です。
 甲府盆地の桃の花は、一番低い中心部のあたりが満開で、盆地が桃色に染まっていました。桜に桃と、山梨の春を堪能した旅でした。

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