大和茶屋の蕎麦と富岡製糸場
群馬県の富岡は、上信越道を利用するときによく通るのですが、ぽん太とにゃん子は通過するばかりで訪れたことがありませんでした。
こんかいは丁度お昼頃通りかかったので、蕎麦を食べに寄ってみました。ガイドブックで見た大和茶屋という蕎麦屋です。場所は上信越道の富岡インターから車で5分ほど。地図はこちらです。公式ホームページはこちらです。建物は古い武家屋敷風で、ひなびた雰囲気。注文はもちろん十割蕎麦。見た目、ちょっと角がシャープじゃなくて膨らんだような感じでしたが、食べてみるとけっしてゆですぎとかではなく、そば粉の香りがしておいしかったです。
みちくさはしませんでしたが、近くには小幡の武家屋敷があります。たとえばこちらのページをご覧下さい。大河ドラマでも活躍中の織田信長の次男、信雄が藩主を務めた城下町で、美しい街並が見られますが、観光地としてはあまり知られていません。
で、ぽん太とにゃん子は、富岡製糸場を訪ねてみました。ガイドブックにはちっとも載っていないのですが、富岡のあちこちで「富岡製糸場を世界遺産に」という立て札を見かけるので、行ってみる気になったのです。地図はこちらですが、表示は「片倉工業工場」となっています。ホームページは群馬県庁のこちらのページが詳しいかもしれません。
正門から入って行くと、正面にレンガ造りの美しい建物がありますが、それを右から回り込んで反対側に行くと、駐車場があります。正門の事務所に戻って入場料を払い、案内板に従って、外観を見学するしくみになっています。古い建物がきれいによく保存されています。建物の中には、製糸の機械もそのまま残っていました。
ぽん太とにゃん子は勘違いしていたのですが、製糸場での労働というと「あゝ野麦峠」とか「女工哀史
」のイメージで、貧しい農家の娘が劣悪な環境で働かされていたのかと思っていたのですが、実際は旧藩士や華族の子女によるエリート集団だったそうです。
なかなか感動しましたが、世界遺産登録はちょっと無理な気がしました。
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