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2006/07/16

木喰の里微笑館は「微妙」だった

 下部温泉大市館で一泊したぽん太とにゃん子は、国道300号を東へ向かい、峠を越えて富士五湖方面から帰ることにしました。
 その途中でみちくさしたのが、木喰の里微笑館です(案内はたとえば身延山ロープウェイのページや、山梨新報社のページをどうぞ)。以前から気になっていたのですが、こんかい行ってみることにしました。
 木喰(もくじき)ってなんでしょう?木喰は江戸時代末期の上人で、日本各地に独特の笑顔を持つナイーブな仏像を数多く残したことで有名です。木喰についてもっと知りたい方は、たとえばウィキベディアのページをどうぞ。また仏像の写真を見たい方は、こちらのグーグルのイメージ検索結果をどうぞ。
 で、木喰が生まれたのは、現在の山梨県南巨摩郡身延町古関字丸畑で、そこに木喰の里微笑館が造られたのです。し……しかし……

道が不便すぎ

 カーナビで行き先を設定しても、道が細すぎて経路が表示されません。国道を何度か行ったり来たりしたあと、「道の駅しもべ」のちょっと東の交差点に小さな案内を発見して左折。そこからさらに左手前に鋭角に分岐するほそ〜い道へ、車を切り返してようやく曲がります。そして、すれ違いもできない山道を延々と登って行くと、ようやく木喰の里微笑館に着くのです。
 もっとちゃんとした道があるはずだと思い、あとで微笑館の職員さんに「どの道が一番いいですか」と聞いたのですが、ぽん太たちが来た道がメインのルートと知ってびっくりです。なんでこんな不便なところに造ったのでしょうか?これでは観光バスも絶対に入れません。また、車がないひとはどうするのでしょう?案の定、見学者はぽん太とにゃん子だけでした。
 なにはともあれ館内を見学です。まず、木喰の刻んだ仏像をいろいろ見ようと思いましたが……。

本物の木喰の仏像が一つしかない

 たしか一つだった気がします。あとはレプリカと写真でした。ちょっとがっかりです。
 とはいえ、アットホームな資料館で、たった一人の職員さんもお客が来たのがうれしかったのか、木喰に関するビデオを見ているあいだ、なんとお茶とお菓子をサービスしてくれました。また資料の解説もして下さいました。
 この資料館は、仏像よりも、自筆の古文書が充実していて、小泉総理が引用していた(こちらの小泉内閣メールマガジンをどうぞ)「まるまると まるめまるめよわが心 まん丸丸く 丸くまん丸」という歌を木喰が自筆で書いた歌集が展示されていることは、職員さんが解説してくれたおかげでわかったことです。
 木喰が諸国を遍歴したときに背負った笈も展示してあります。木喰の仏像はいいから、古文書などの資料を見たいという方は、細い山道の運転がイヤでなければ行ってみて下さい。

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