【居酒屋】盛岡の南部どぶろく家で東北を食す(★★★★)
ぽん太とにゃん子は、山と温泉と酒を求めて、東北に遠征してきました。
新幹線で盛岡に着き、ビジネスホテルに宿泊。腹鼓を打ちながら夜の街へと繰り出します。ひなびた温泉旅館も風情がありますが、地方都市のビジネスホテルに泊まって街の居酒屋で飲むのも、その土地の雰囲気が味わえてぽん太は大好きです。
こんかい訪れたのは「南部どぶろく家」です。土蔵風の外観、木の看板が素敵です。暖簾をくぐると、民芸調の店の真ん中に、作務衣をきた貫禄あるおじさんがどっかと座って、店を仕切っています。
おすすめは、店の名前にもなっている「どぶろく」です。注文すると店主自身が、床下に埋め込んだカメから片口に汲んでくれます。純米酒でとても舌触りが柔らかく、度数もワインぐらいとのことで飲みやすいお酒です。
そして料理は、三陸の宮古港直送の新鮮な魚介類と、盛岡の郷土料理。ミリキ的なメニューが並びますが、全部は食べきれないのが残念です。印象に残っているのは、ホクホクのジャガイモの上の自家製味噌が香ばしい「じゃがいもの味噌焼き」、まったく臭みがなくて柔らかい「生」馬刺。三陸漁師風という「かつをタタキ」は、味噌で錬ってあり、なめろうのような感じでした。
しかし何といってもこの店の楽しみは、店主との会話です。お酒や料理の説明から地元の話題まで、なにやら民家に招かれて飲んでいる気分になってきます。
おかげで今回の東北旅行は、最高のスタートを切ることができました。おススメです。
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