【宿】京都の町家の片泊まり宿「佐々木」でくつろぐ(★★★★)
京都の「町家」は、間口が狭くて奥行きが深いうなぎの寝床のような建物で、奥に中庭があったりします。何でも昔、間口の幅によって税金がかけられたため、このような建物が造られたのだそうです。
詳しくは例えばこちらの京都町家資料館のホームページを参照して下さい。
で、「片泊まり」とは、一泊朝食つきの宿のことで、最近はB&Bともいいますね。B&Bといっても「もみじまんじゅ〜」の漫才師ではなく(というか、みんなこっちを知らないか……)bed and breakfastのことです。と、とにかく一泊朝食つきのことを、京都では片泊まりというのです。で、なんで京都に片泊まりという伝統があるかというと、夕食は祇園や先斗町のお茶屋に繰り出していくからなのです。
で、今回ぽん太とにゃん子がとまったのは、京都東山にある佐々木です。祇園や先斗町、木屋町に歩いて行ける立地がうれしいです。木造3階の建物は、もとはお茶屋だったとのこと。美しく保存されているとは言えず、ちょっとボロくなっているところもあるのが残念ですが、京町家の風情を十分に堪能できます。女将は気さくでよくしゃべり、もてなしの気持ちが伝わってきます。朝食もとてもおいしかったです(2006年10月宿泊)。
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