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2006/12/29

【バレエ】黒鳥の踊りの曲がみつからない!?

 最近バレエにはまっているぽん太とにゃん子は、マリインスキー・バレエの「白鳥の湖」(2006年12月10日ソワレ@東京文化会館)を見てきました。白鳥はロパートキナ、王子はゼレーンスキー、振り付けはプティパ=イワーノフをセルゲーエフが改訂した版でした。よかったです。
 バレエ初心者のぽん太は、あらかじめ「チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全3幕」のDVDを見て予習をしておきました。このDVDはキーロフ・バレエとなっておりますが、このバレエ団が名称を変えてマリインスキー・バレエとなったことについては、たとえばこちらをどうぞ。DVDのキャストは白鳥がマハリナ、王子がゼレーンスキーでした。
 ロパートキナは気品があり美しかったです。マハリナの黒鳥は誘惑的で色気ムンムンなのですが、ロパートキナは黒鳥であってもけっして気品を失いません。ゼレーンスキーはDVDと同じ人。なんでも最近は怪我を繰り返して体がボロボロだとのこそ。ジャンプ力は少し落ちたようですが、すばらしいベテランの技を見ることができました。

 で、すっかり感動したぽん太は、後日興奮を思い出すべく、家にあった白鳥の湖のCD(Swan Lake、小沢征爾、ボストン交響楽団)を聴いてみました。で、特に気に入った黒鳥の踊りの曲を聴こうとおもったのですが、な、な、な、ない!第3幕で、黒鳥のオディールとロットバルトが入場してくる音楽はあるのですが、その後を聴いても例のワルツがありません。で、あちこち聴いて探してみたところ、なんと第1幕にその音楽がありました。

 な、なんじゃこりゃ〜ということで、ネットで調べてみたところ、鈴木晶のサイトSho's Barにたどり着きました。鈴木晶といえば、『バレエの魔力』(講談社現代新書)というおじさん向けのバレエ入門書を書いた人で、この本をぽん太もおもしろく読ませていただきました。しかし氏は実は精神分析にも造詣が深く、ぽん太はもともとはこちらの分野で名前を存じ上げておりました。
 で、鈴木晶のサイトに「白鳥の湖」曲順対照表というページがあり、ここでCのセルゲエフ版を見ると、ぽん太の聴きたかった黒鳥のワルツは第3幕の5-1となっています(曲の出だしのMIDIファイルもあります)。これを同じサイトの『白鳥の湖』原典板曲番号というページで見てみると、これはまさしくCDの曲の配列とおなじで、5-1という曲は第一幕にあります。ということは、黒鳥が王子を誘惑するワルツは、チャイコフスキーの原典では村人たちの踊りの音楽のひとつだっということになるのでしょうか。

 ちなみに『白鳥の湖』の振付けはいろいろなものがあります。初演は1877年にライジンガーの振付けでボリショイ・バレエ団が上演しましたが、その後しばらく上演されませんでした。このときの振付けは残っていないようです。それをプティパとイワーノワが改変を加え、1895年にマリインスキー・バレエ団が上演しました。それ以後この有名なバレエは、さまざまな演出家による多数の版が作られました。

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