« 『ギルガメシュ叙事詩』の大洪水で船が流れ着いた山は? | トップページ | ビューヒナーの時代の精神医学の状況は? »

2007/05/16

【登山】山梨県の高川山に山頂犬を探しに行く(付・芭蕉月待ちの湯)

 前回、新緑の山を楽しもうとして失敗し、冬枯れの山に行ってしまったぽん太とにゃん子は、こんどこそはと春の低山に行くことにしました。めざすは高川山です。山梨県は大月市の中央道の分岐のところにある山で、高速からよく見えるので、以前から「ちょっと気になる山」でした。
 と、ところが、ネットで登山の下調べをしていたら、な、なんと高川山の山頂には、山頂犬と呼ばれる犬が住み着いていているとのこと。動物好きのぽん太とにゃん子は、さっそく調査にでかけました。

高川山地図【山名】高川山(975.7m)、羽根子山(896m)、大岩(753m)
【山域】中央道沿線
【日程】2007年5月9日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ。真夏のように暑い日。
【コース】シイタケ栽培所手前の登山口(11:12)…(男坂)…高川山(12:07)…羽根子山…カンバ沢ノ頭…大岩…屏風岩…登山口(15:04)
【見た花】チゴユリ、ホウチャクソウ(初)、ヤマツツジ、ヤマブキ、イカリソウ、ヒトリシズカ、ジュウニヒトエ(初)、フデリンドウかハルリンドウ(根生葉の大きさで区別されるが確認せず)、アオダモかマルバアオダモ(葉の鋸歯の有無で区別されるが確認せず)
【マイカー登山情報】シイタケ栽培所手前に3〜4台停められる駐車スペース有り。しかし、そこまでの道はかなり細い上、最後の数十メートルは未舗装の凸凹道。普通の乗用車は何とか入れるが、大型車は困難。
【地図】周辺のYahoo!地図

 ゆっくり自宅を出発して中央道を西へ。途中、圏央道との八王子ジャンクションの工事が進んでいる。ついに6月23日に開通とのこと。これができると、ぽん太の家から関越に抜けるのとっても楽になります。圏央道の事業取り消しの裁判を起こしているオオタカさんだか天狗さん、ドライバーの身になって、どうか矛を収めて下さい。
 あっという間に大月インターに到着。初狩駅付近からアプローチして行くが、道がとっても細い。慣れないぽん太は、ときおりカーブで切り返したりしながら、ようやくシイタケ栽培所手前の駐車スペースに到着。大型連休明けの平日ということで、車は一台も停まっていませんでした。

高川山 登り始めは植林地帯ですが、やがて気持ちのよい新緑の林となります。
イカリソウ イカリソウなどの花を楽しみながら歩いていると、後ろからガサガサと音が近づいてきて、やがてハアハアという息づかいが聞こえてきた。ん? ずいぶん息の荒いひとだな。それともクマ!?
高川山山頂犬 いた。
P5090020 これが山頂犬か? 途中からぽん太たちを追い越して、ときおりこちらを振り返りながら先導して行きます。ようやく山頂に到着し、記念撮影をし、風景を眺めるなどし、さて、と弁当を広げると、こちらをじっと見ています。時計を見ると丁度お昼過ぎ。まさかこいつ、登山客が山頂で昼ご飯を食べる時間を見計らって、登ってきているのでは?
 世の中の厳しさを教えるためにエサをやらないことにしましたが、あまりのカワユさにちょっとだけあげてしまいました。

 (ここからは「トリビアの泉」風に)さて、高川山の山頂犬を確認したので、近くの山にも山頂犬がいるか調査することにし、東へ稜線をたどるコースを選択した。昭文社の地図では途中から点線になっているが、道標もしっかり整備されており、道も明確なので、まったく問題はない。
羽根子山 まず羽根子山の山頂に行ってみた。すると山頂犬は……いた
カンバ沢ノ頭 次はカンバ沢ノ頭である。はたして山頂犬はいるのか……ここにもいた
大岩山 そこで今度は大岩山に行ってみた。すると……山頂犬はいなかった
屏風岩 さらに屏風岩の頂上である。ここにも山頂犬は……いなかった。
 ここで新たなトリビアが生まれた。山頂犬は、高川山、羽根子山、カンバ沢ノ頭にはいたが、大岩と屏風岩にはいなかった。

 すでにお気づきかと思いますが、高川山の山頂犬が、途中までぽん太たちについてきたのです。先になり、後になり、ときには振り返り、ときにはじゃれながら付いてきた山頂犬は、単調な低山歩きをとっても楽しいものにしてくれました。ありがとう、山頂犬! 「お前は狐忠信か」とツッコミたい感じです。ちなみに狐忠信とは歌舞伎の「義経千本桜」に出てくる子ギツネで、佐藤忠信に姿を変えて、静御前の旅のお供をします。

 帰りは芭蕉月待ちの湯で汗を流しました。昔入ったときは混雑していて単なる温泉センターという印象だったのですが、35.4度の源泉はpH9.66という強アルカリ性で、木組みの屋根も美しく、700円という値段を考えると、今回は悪くない印象でした。

|

« 『ギルガメシュ叙事詩』の大洪水で船が流れ着いた山は? | トップページ | ビューヒナーの時代の精神医学の状況は? »

登山・ダイビング・アウトドア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【登山】山梨県の高川山に山頂犬を探しに行く(付・芭蕉月待ちの湯):

« 『ギルガメシュ叙事詩』の大洪水で船が流れ着いた山は? | トップページ | ビューヒナーの時代の精神医学の状況は? »