« 【愛知の旅】鳳来寺、東照宮、長篠城趾 | トップページ | 【ミステリー】なんと!豊川稲荷は神社ではなかった!? »

2007/10/06

【旅館】赤坂宿の旅籠大橋屋で江戸の宿場の風情を味わう(★★★★)

旅籠大橋屋/赤坂宿 温泉が大好きなぽん太とにゃん子ですが、「温泉」という縛りをなくすとけっこういい宿があることに最近気がつき、今回は愛知県宝飯郡音羽町にある旅籠大橋屋に泊まってきました。
旅籠大橋屋/赤坂宿 愛知県宝飯郡音羽町といってもわからないと思いますが、いわゆる東海道五十三次の37番目の宿場である赤坂宿にあります。大橋屋は、「伊右エ門鯉屋」という屋号で江戸時代から旅籠として営業していたそうで、現存の建物は1716年(正徳6)頃に建てられたのだそうです。公式ホームページはないようなので、興味ある方は各自ググってみて下さい。
灯籠/旅籠大橋屋この旅館は、歌川広重の「東海道五十三次」の「赤坂 旅舎招婦ノ圖」のモデルと言われているそうです。写真の石灯籠は南北朝時代のものだそうですが、浮世絵に描かれているはこの灯籠なのでしょうか?
旅籠大橋屋/赤坂宿 「旅舎招婦ノ圖」という副題についてですが、江戸時代の旅籠には「飯盛女」というのがいて、実質的には娼婦として夜伽をしたそうです。備前ではやった歌に「御油に赤坂吉田がなくば 何のよしみで江戸通い」というのがあるそうで、赤坂の「飯盛女」は有名だったそうです。版画の右側に描かれた部屋で「飯盛女」が化粧などの身支度をしており、その奥にはカラフルなフトンが積まれています(1)。
松尾芭蕉が泊まった部屋/旅籠大橋屋 こちらは芭蕉が泊まったと伝えれている部屋です。東海道に面した2階にあります。「夏の月御油より出て赤坂や」という松尾芭蕉の句があるそうです。御油宿と赤坂宿のあいだがわずか16町(1.7km)しか離れてなかったことから、夏の夜の短さを読んだものだそうです。
御油の松並木 現在も残っている「御油の松並木」です。江戸時代の東海道の雰囲気が今でも感じられます。
夕食/旅籠大橋屋 夕食です。「ふつうにおいしい」会席料理でしたが、写真の右下に写っているたっぷりの自然薯がクセモノです。土臭くて濃厚な味で、そのままでも、ご飯にかけても、おソバにかけてもおいしかったです。
 泊まった部屋は新しい部屋で、クーラーもついて快適な、おちついた和室でした。
朝食/旅籠大橋屋 朝食もおいしくいただきました。卵豆腐に甘味噌がかかっているのが珍しくもおいしかったです。
 東海道で現存して宿泊できる旅籠はここだけだと書いているホームページもありました。歴史ある建物に泊まれ、江戸時代の風情を味わえて、ぽん太は大満足です。

【参考文献】(1)『広重の東海道伍拾三次旅景色ー天保懐宝道中図で辿る』、人文社、1997年。

|

« 【愛知の旅】鳳来寺、東照宮、長篠城趾 | トップページ | 【ミステリー】なんと!豊川稲荷は神社ではなかった!? »

旅・宿・温泉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【愛知の旅】鳳来寺、東照宮、長篠城趾 | トップページ | 【ミステリー】なんと!豊川稲荷は神社ではなかった!? »