【温泉】忠治温泉「旅籠 忠治館」は上州の雰囲気があふれる宿(★★★★)
今年も残すところわずかとなった12月末、ぽん太とにゃん子は、群馬県は赤城山麓、忠治温泉の「旅籠 忠治館」に泊まってきました。こちらが忠治館の公式サイトです。場所は赤城山の南麓。紅葉の季節もとうに過ぎ去って、あたり一面冬枯れの荒涼たる林が、冬の北関東の真っ青な空を背景に、寒風のなか梢を揺らす風景は、上州に来たことを実感させてくれます。
赤城温泉郷の入りぐちにある、古民家風の建物が、忠治館です。
高い天井、黒光りする床、内装もなかなか雰囲気があります。とはいっても15年くらい前に造られたそうで、内部は清潔で快適です。
お風呂は、男女別の露天風呂と、男女別の内湯があります。露天風呂は、滝のある渓流に面していて、とても開放的です。夜になると篝火が焚かれ、雰囲気が盛り上がります。お湯は無色透明でよく暖まります。つかっていると、北風が心地よく感じられます。吸い込み口があったので循環加熱はしているようでしたが、掛け流しかどうかなど、表示がないのでわかりませんでした。
内風呂はタイル張りでいまひとつ特徴がありません。
夕食は、打ち鳴らされる太鼓の音を合図に、お食事どころでいただきます。山里風の郷土料理で、上州定番の刺身こんにゃくはもちろん、きのこ鍋、とろろ茶碗蒸し、むかごの天ぷらなど、とても美味しかったです。
朝食もおいしく、イワナの開きは生まれて初めていただきました。生卵も黄身の色が濃くて盛り上がっていて新鮮でした。
サービスもアットホームながら適度にあっさりしていて気楽です。上州の雰囲気を味わえる格好の宿です。
ところで、「忠治館」という宿の名前は、「赤城の山も今宵限り。かわいい子分のおめえたちとも、別れわかれになる門出だ」(だっけ?)で有名な国定忠治の名前からとったのでしょうが、国定忠治がどんな人かは以外と知られていません。2010年は生誕200年となりますので、ぜひ大々的にイベントでもやって盛り上げて欲しいひとです。ぽん太もそのうちみちくさいたしましょう。
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