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2008/01/27

ぐふふ、若い兄ちゃんの女形もええなあ(早乙女太一『蒼伝説を舞う』グリーンホール相模大野2008年1月24日)

 妻のにゃん子が「みたいにゃ〜、みたいにゃ〜」と鳴いてうるさいので、相模大野まで早乙女太一を観に言ってきました。駅を出ると既にオバ、いやオクサマ方でいっぱい。列をなしてホールに流れ込んでいきます。客席の男性比率は1%以下。とっても恥ずかしかったです。こちらが早乙女太一のオフィシャル・サイトです。
 公演は2部に別れており、第1部は芝居、第2部は舞踊ショーです。まずは新相馬節にのって幕が開き、太一くんが任侠姿の男役で登場です。しゃべり方も含め、いまどきの若い男の子という感じでかわいいです。筋は、太一くん扮する渡世人が、小さいころ生き別れになった母親に会いにいくが「金目当ての語り」となじられ、あとで本当の息子だとわかった母親が追いかける声を聞きながらも、太一くんはまたさすらいの旅に出ていく、というベタなものです。パンフレットを買わなかったもので、あとでググってみたら、『相馬の千太郎』という題のようです。ふだん歌舞伎を見慣れたぽん太は、殺陣が目にも留まらぬ早業なのにびっくりしました。
 休憩を挟んでいよいよお待ちかねの第2部。太一くん、女形の着物姿で登場!か、かわいいです。いにしえの梅沢富美男のような妖艶な大人の色気はありませんが、初々しい若い娘という感じで、これはこれでイイ!あらすじはよく分かりませんでしたが、何回か衣装替えもあり、大満足でした。仕草も女らしく、踊りも上手で、ただかわいいだけではありません。これで現在16歳とのこと。先が楽しみです。
 劇団の名前は「劇団朱雀」(げきだんすじゃく)というそうです。こちらが劇団朱雀の公式サイトです。座長の葵陽之介がお父さん、団員の鈴花奈々がお母さんだそうです。

 思えば歌舞伎も、1603年(慶長8年)に京都で阿国の歌舞伎踊りが大流行。やがて京都の遊女たちが真似をして四条河原で踊りだし、そのまま客を引いて遊郭の出店のようになったため、幕府は1629年(寛永6年)に女歌舞伎を禁止しました。ところがその結果流行したのが若衆歌舞伎。美少年が女装して踊るという、かえって妖しくアブナいものになってしまい、1652年(承応元年)には若衆歌舞伎も禁止されます。こうして成年男子による歌舞伎が誕生し、現在まで続いているわけです。
 ここはひとつ国立劇場あたりで、日本の伝統芸能の復活ということで、若衆歌舞伎を上演してみてはどうでしょうか?協賛ジャニーズ事務所ということで。大当たり間違いなしと思うのですが。

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