アスピリンスノーってなんじゃ?
ぽん太とにゃん子は先日、岩手県は安比高原スキー場に行ってきました。
首都高の山手トンネル、始めて走りました。いいですね〜。これまで東京脱出に1時間はかかっていたのに、約半分の時間ですみました。ちゃんとこういう道路を造ってくれるのなら、ガソリン税も払う気がするのですが……。マッサージチェアじゃね。
で、安比高原スキー場のキャッチフレーズのひとつが「アスピリンスノー」。むむむ、「アスピリンスノー」ってなんだ? 初めて聞いたぞ。パウダースノーなら知っているが。
アスピリンと聞いて医者の端くれのぽん太が思い浮かべるのは、ドイツバイエル社の医薬品です。解熱消炎作用があるから、冷たい雪のことか? あるいは抗血小板作用で血液サラサラにするので、サラサラの雪のことか?
「アスピリンスノー」は国語辞典に出てないし、aspirinを英和や独和で引いても薬のアスピリンという意味しかありません。
仕方ないからググってみたら、素人投稿ビデオで児童買春で捕まった北海道の小学校教頭がヒット!なーんだそうだったのか。ちがうやろ!
さらに検索してみたらwebioに出てました。北海道方言辞書に載ってますが、標準語だと主張しています。「粉状のさらさらした雪。氷点下のごく寒い状況下で見られる」と書いてあります。いくつかのサイトを総合してみると、「気温が非常に低いところで降る、普通の粉雪よりもさらに細かい良質の雪」といった語感のようです。これでだいたい意味はわかりましたが、何でアスピリンスノーというのかはわかりません。
「まるでアスピリンの粉末のように白い粉雪のこと」と書いてあるサイトもありましたが、白い粉末ならアスピリン以外にもあると思うのですが。第一、アスピリンの粉末なんて、医者のぽん太も見たことがないぞ。
ということで、「アスピリンスノー」という言葉は、実際のアスピリン粉末の形状から来た表現ではなく、「アスピリン」という言葉のイメージや印象からきたものだと考えられます。
やはり解熱消炎作用や血液サラサラが関係しているのだろうか。あるいはアス「ピリン」というところが、氷点下っぽくも感じられるのだろうか。「アス」の方も、「アイス」を連想させます。「通常の自然現象を超えたもの」→「化学物質」という連想でしょうか? なんかよくわからないけど、確かに「アスピリンスノー」と聞くと、粒子が細かくて舞い上がると日の光でキラキラ輝くような雪を思い浮かべるから不思議です。
ちなみにアスピリンをピリン系薬剤だと誤解している人が多いですが、アスピリンはピリン系ではありません。
安比高原は、とても広くてダイナミックなスキー場でしたが、さすがに3月下旬では雪が重かったです。今度はアスピリンスノーのときに行ってみたいです。
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コメント
「アスピリンスノー」は広告屋の造語です。
60年代だか70年代に頭痛薬としてアスピリンが日本でも流行った時に、
欧米では通常「パウダースノー」といってるものを流行りものと結びつけ
「アスピリンスノー」と真っ白で清潔感漂う粉雪として造語したようです。
他国の人が聞けば、ハッキリ言って馬鹿みたいな言葉だと思いますw
投稿: 広告や | 2008/05/22 09:49
公告やさん、コメントありがとうございました。
なるほど、アスピリンスノーは公告屋さんが造った言葉ですか。
納得しました。
「熟年」などという言葉も公告屋さんが造ったと記憶しておりますが、
キャッチフレーズが日常用語に浸透して行くとは、
びっくりするやらおそろしいやら……。
投稿: ぽん太 | 2008/05/23 14:28