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2008/03/27

【温泉】大丸あすなろ荘は落ち着く秘湯の宿(★★★★)

大丸あすなろ荘 弥生は中旬、東京では春の訪れを感じる暖かさですが、福島県二岐温泉はいまだに残雪がいっぱいありました。今回お世話になった宿は大丸あすなろ荘です。公式サイトはなさそうで、こちらの「御名湯温泉」のサイトが詳しそうです。
大丸あすなろ荘 国道118号線は、国道とは名ばかりの峠路で、奥州街道と会津西街道を東西に結んでいます。そのほぼ中間にある岩瀬湯本温泉は、茅葺き屋根の残る風情ある温泉で、ぽん太は以前に泊まったことがあります。その近くからさらに山道を南に入って行ったところに、二岐温泉があります(地図)。二岐温泉には何軒かの宿がありますが、そのなかに湯小屋旅館というところがあって、つげ義春の『二岐渓谷』や『枯野の宿』のモデルとなっております。ぽん太は20年ほど前に、つげファンのゴールデン・レトリバー君やクマ君とここに泊まり、つげさんの思い出話をお伺いしたことがあります。なつかしくなってググってみたら、今は経営者が変わって、名前も「新湯小屋温泉」となっているそうです(高田馬場つげ義春研究会のページ)。
大丸あすなろ荘の岩風呂 話しを戻して、今回泊まった大丸あすなろ荘の売りは、なんといっても昔は川底だった岩盤を利用して作られた岩風呂です(混浴ですが、女性専用時間帯あり)。緑色の岩の割れ目から温泉が自噴しています。川底であった証拠に、甌穴(ポットホール)と思われる二つの窪みがあります。ちなみにぽん太が、沖縄の古宇利島にあるトケイ浜のポットホールを訪れたときの報告はこちらにあります。
大丸あすなろ荘渓流露天風呂大丸あすなろ荘内湯 お風呂はその他に、渓流を間近に眺めながら入浴できる男性用渓流露天風呂と女性用子宝露天風呂、また男女別の露天風呂つきの内湯があります。お湯は無色透明、無味無臭のやわらかいお湯です。岩風呂はかなり暑いのですが、渓流露天風呂は少しぬるめです。
大丸あすなろ荘夕食大丸あすなろ荘夕食 お食事どころでいただくお料理は、山の素材を使って手が加わった会席料理で、岩魚の塩焼き、山菜の天ぷら、粕煮などができたてで運ばれて来ます。とくに野菜を粕汁で煮込んだ粕煮は初めて食べましたが、おいしかったです。ただひとつ気になったのは、仲居さんに後から運ばれてくる料理を聞いたら、答えが実際と違っていたので、粕煮が出てきたときには既にお腹がいっぱいにだったことです。簡単なお品書きを置いていただくか、あるいはあらかじめどんな料理が出てくるか正しく教えていただければ、すべてのお料理をもっと堪能できたのですが。
大丸あすなろ荘朝食 朝食も朝から鳥鍋がついてボリュームも満点、味もおいしかったです。
大丸あすなろ荘 お彼岸ということで、柏餅をお土産にいただきました。職員の応対もとてもはきはきしていて気持ちがいいです。建物が鉄筋なのはやや残念ですが、温泉、料理、あたたかいもてなしが良く、敷地も広々としていて、静かで落ち着く温泉です。しかも今回は、朝日旅行と日本秘湯を守る会の冬期キャンペーンの安い値段で泊まらせていただきましたので、ぽん太とにゃん子は大満足でした。

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