初めての桜島(付:海乃屋のラーメン)
妙見温泉おりはし旅館を満喫したぽん太とにゃん子は、大隅半島に車を走らせ、桜島を訪れました。桜島を訪れるのは生まれて初めてです。
大きな地図で見る
まずは黒神埋没鳥居。1914年(大正3年)の大爆発で、桜島は大隅半島と陸続きになったのですが、この噴火で上部を残して埋まってしまった鳥居が、そのまま保存されています。しかし鹿児島県民は、こんな火山の近くでよく平気で住んでいると思います。指宿の砂むし風呂などは、要するに「地面が熱い」のですから、まずいのではないでしょうか?
次に訪れたのは有村溶岩展望所です。こちらは1946年(昭和21年)の爆発で流れ出た溶岩原で、天気が悪くて桜島山頂こそ見えなかったものの、隆々たる溶岩は迫力満点です。
林芙美子文学碑です。林芙美子の出生地は山口県下関市とされていましたが、実は福岡県北九州市門司区であるといわれています。ここ桜島の古里温泉は母親の実家で、芙美子も幼児期にここで過ごしたことがあるそうですが、細かいことはぽん太はわかりません。ちなみに林芙美子が戦時中に疎開した長野県の角間温泉にある林芙美子文学館を訪れたことは、以前の記事に書きました。また、林芙美子が定宿としていた上林温泉湯宿せきやの宿泊記はこちらです。
海抜373m、桜島岳の4合目に位置する湯之平展望所です。こちらの山と高原地図webのサイトにあるように、桜島は山頂火口から2km以内が立ち入り禁止になっております。火山特有の荒々しい地形を見ることができます。びっくりしたのは、鹿児島湾の桜島以北の部分が、実は姶良カルデラ(あいらかるでら)と呼ばれるでっかりカルデラということ。ふ〜む、初めて知りました。
桜島港からフェリーに乗って鹿児島港へ。
鹿児島市の南部の海乃屋ラーメン(かいのやらーめん)で昼食です。メニューは、らーめん、大盛りらーめん、餃子、めしの4種類のみで、お客も常連さんばかり。雑誌に寄ると長渕剛もその一人だそうです。
スープからは濃厚な豚の香りがいたします。スープは豚骨ながら脂ぎっていなくて意外とあっさりしていて美味しいです。ごちそうさまでした。
| 固定リンク
「旅・宿・温泉」カテゴリの記事
- 【温泉】玉子湯再訪(福島県高湯温泉)(★★★★)(2020.04.15)
- 【スキー】快晴の蔵王スキー場。樹氷ニョキニョキ外人いっぱい。(2020.03.06)
- 【温泉】和モダンに生まれ変わった湯治宿。峩々温泉(★★★)宮城県(2020.03.05)
- 【温泉】歴史ある宿がワイナリーもオープン。中棚荘(長野県小諸市)(★★★★)(2019.12.26)
- 【温泉】こんなところに秘湯中の秘湯が!赤滝鉱泉@栃木県矢板市(★★★★★)付:八方台のレンゲツツジ(2019.06.12)
コメント