« 【歌舞伎】歌六の権四郎が熱演(2008年9月歌舞伎座昼の部) | トップページ | 【歌舞伎】海老蔵が久々にやってしまった!(2008年9月新橋演舞場・夜の部) »

2008/09/24

【歌舞伎】海老蔵の実盛がまあまあよかったね(2008年9月新橋演舞場昼の部)

 9月の新橋演舞場・昼の部は、海老蔵の『源平布引滝』。「実盛物語」は昨年の4月に歌舞伎座で、仁左衛門の実盛で観たことがありますが、今回は「義賢最期」と「竹生島遊覧」がつきます。
 海老蔵は、木曽義賢役では、二枚目の美しさも立ち回りのド迫力もよかったのですが、実盛になって、「愛嬌」を出すべきところが「滑稽」になってしまうのが残念。とくに小万の切り落とされた腕をつなげて生き返らせるところで、「ものは試し」というのが全く心がこもっていなくて滑稽で、ホントは奇跡が起きるすばらしい場面なのに、客席に失笑が起きていました。
 門之助の小万がすばらしかったです。百姓の娘として育ちながら実は平家の武将瀬尾十郎の娘だったという微妙な役を、しっかりと勤めておりました。松也はおぼこな娘ばかり演じているのかと思ったら、風格ある葵御前を立派に演じておりました。「枕獅子」でも梅枝と並ぶと踊りが上手なことがよくわかり、いつのまにか成長してたんだな〜と改めて感じました。

 「枕獅子」は時蔵の芸に言うことなし。


新秋九月大歌舞伎
平成20年9月 新橋演舞場
昼の部

一、源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)
  義賢最期
  竹生島遊覧
  実盛物語
       木曽義賢/斎藤実盛  海老蔵
      下部折平実は多田蔵人  権十郎
              小万  門之助
            進野次郎  男女蔵
             葵御前  松 也
             待宵姫  梅 枝
             九郎助  新 蔵
            塩見忠太  猿 弥
            瀬尾十郎  市 蔵
             小よし  右之助
             平宗盛  友右衛門

二、枕獅子(まくらじし)
      傾城弥生後に獅子の精  時 蔵
            禿たより  松 也
            禿ゆかり  梅 枝

|

« 【歌舞伎】歌六の権四郎が熱演(2008年9月歌舞伎座昼の部) | トップページ | 【歌舞伎】海老蔵が久々にやってしまった!(2008年9月新橋演舞場・夜の部) »

芸能・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74997/42514640

この記事へのトラックバック一覧です: 【歌舞伎】海老蔵の実盛がまあまあよかったね(2008年9月新橋演舞場昼の部):

« 【歌舞伎】歌六の権四郎が熱演(2008年9月歌舞伎座昼の部) | トップページ | 【歌舞伎】海老蔵が久々にやってしまった!(2008年9月新橋演舞場・夜の部) »