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2008/11/17

【温泉・観光】峯雲閣の温泉の滝(★★★★)、吹上温泉間欠泉、鳴子ダム、尿前関

Pb060056 秋田県の旅を楽しんだぽん太とにゃん子は、鬼首峠を抜けて宮城県へと入り、今夜の宿、鬼首温泉郷・吹上温泉峯雲閣に辿り着きました。大きな被害をもたらした岩手・宮城内陸地震の震源にほど近い、栗駒山西部にあります。宿の公式サイトが見当たらないので、テレビ朝日の「秘湯ロマン」のサイトにリンクしておきます。木立に囲まれた山荘のような、落ち着いた雰囲気の宿です。
Pb070062 玄関を入ると、天井の高い吹き抜けのロビーになっております。500年前の建物を利用したものだそうで、モダンで洒落た雰囲気でありながら、歴史の重みを感じさせます。
Pb070063 正面の壁にかかっているのは、釜神様です。
 お風呂は、男女別の内湯があり、そこから外に出ると混浴の露天、そして名物の温泉の滝(名称不明)へと続きます。混浴のため撮影禁止となっておりますので、写真は残念ながらありません。流れ落ちてくる滝が暖かく、滝に打たれることができます。迫力ある打たせ湯です。湯殿(?)は天然の滝壺で、底は小石になっており、この時期落ち葉が沈んでいます。最高の「源泉かけ流し」です。本来ならこの時期になると、湯温が下がってきて入れなくなるのだそうですが、ここ数日暖かい日が続いたのが幸いでした。
Pb060060 さて夕食は、鮎の塩焼きや地元の山菜など、素朴でおいしい郷土料理でした。
Pb070061 朝食もシンプルで美味しいです。温泉卵と海苔の包み紙がレトロでよかったです。
Pb070064 宿の窓から美しい紅葉を愛でることができます。ことしは全体に赤の発色が悪いようですが、それでも見事です。
 とにかく温泉の滝の得点が高く、自然に囲まれた静かな雰囲気が心地よく、ぽん太の評価は4点です。

Pb070069 宿の近くには間欠泉があります。ここも公式サイトは見つかりません。敷地内に二つの間欠泉があります。こちらは弁天です。約10分間隔で、10メートル近くまで温泉が吹き上がります。掲示してあった新聞記事によると、1938年(昭和13年)に温泉を掘り当てましたが、だんだん湧出量が減ってきて、1年後には間欠泉になったそうです。客を案内していたタクシーの運転手さんの話しでは、岩手・宮城内陸地震の際は、影響で間欠泉が止まってしまうのではないかとずいぶん心配したそうですが、逆に噴出する間隔が短くなったそうです。
Pb070073 こちらはもうひとつの間欠泉・雲竜ですが、高さは2〜3メートルといったところです。
 間欠泉といえば、以前に読んだ田山花袋の『温泉めぐり
』に、この間欠泉が出てきます。ちょっと長くなりますが、引用してみましょう。
 「中でも殊に注目すべきは、その奥にある吹上の間歇泉であった。それは日本にも伊豆の熱海と此処と二つしかないもので、一昼夜、およそ七回、時を定めて熱湯を噴出して、夏はその高さ数丈に及ぶということである。弘法と今一つ何とかという穴があって、それが一つやめば一つ噴き出し、一つ噴き出せば一つやむという形になっているということである。」(「82鳴子と鬼首」より)
 この本をが出版されたのは1918年(大正7年)、この間欠泉が掘削されたのが1938年(昭和13年)ですから、時代が合わんがね。のちに改訂されたのでしょうか?しかし、田山花袋は1930年(昭和5年)に亡くなっていますから、この間欠泉ができた頃にはこの世にいなかったことになります。な、謎だ。花袋は穴の名前を「弘法」と言っていますが、記憶違いなのか。それとも現在の間欠泉とは異なる別の間欠泉があったのでしょうか?

Pb070076 鳴子ダム付近は、紅葉がとてもきれいでした。
Pb070078 鳴子峡は紅葉の真っ盛りでしたが、観光客が多く、駐車場も有料だったので、ぽん太とにゃん子は省略! 尿前の関(しとまえのせき)という看板があったので車を停めましたが、この階段を降りなくてはいけないようだったので、これも観光を省略いたしました。『奥の細道』には、松尾芭蕉がこの関を越え、「蚤虱馬の尿する枕もと」という句を残したことが書かれています。


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