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2009/06/01

【ロシア旅行(8)最終回!】モスクワ観光(政治その他編)

P5050029 イズマイロヴォ・ホテルの窓から見た朝の風景です。ありきたりな風景に見えるかもしれませんが、このような空の明るい水色、街のシックな色合いは日本では見たことがありません。
 さて8回にわたって書いて来たぽん太のロシア旅行記、そろそろ書くのもあきてきたし、他にやらないといけないこともいっぱいあるので、今回で終了です。この旅行をきっかけに、ロシアの小説や、学生時代以来読んでいないマルクス・レーニンの著作などを読んでみたいと思っています。
P5040208 まず最初は、ロシアの国会議事堂(地図)です。
P5040211 続いて旧KGB本部。場所はこちらとなっております。以前は手前の広場に初代KGB長官フェリックス・ジェルジンスキーの銅像があったそうですが、現在は撤去されております。
P5040016 ベールイ・ドームです(地図)。見覚えがありませんか?1991年の8月、ゴルバチョフ書記長の改革に反対する守旧派はクーデターを起こし、ゴルバチョフを別荘に軟禁しました。改革派のエリツィン大統領はここに立てこもり、自ら戦車兵を説得して寝返らせ、戦車の上で演説を行いました(そのときの写真)。ビルの前には10万人のロシア市民が集結し、クーデターは失敗に終わりました(ソ連8月クーデター)。1993年には攻守を替えて、今度はこのビルに保守派がたてこもり、それをエリツィンが戦車部隊を使って鎮圧しました(モスクワ騒乱)。いまや改修されて、争乱の傷跡は残っていません。
P5050031 この工事現場はホテル・ロシアの跡地です。フルシチョフの命令で作られ、ヨーローッパ最大の規模を誇った歴史あるホテルですが、2006年に営業を終了し、解体されました。跡地には娯楽施設の建設が予定されていますが、ガイドさんによれば、複数の企業が金と賄賂と政治力を駆使して、開発の利権を奪い合っている状態だそうです。
P5040024 高級ブランド店が多く入っているグム百貨店です。赤の広場の、クレムリンやレーニン廟の反対側にあります。かつては社会主義の代名詞であった赤の広場に、いまや資本主義の代名詞の高級ブランド店があるというのは、まことに象徴的な気がします。周辺には世界各国の高級車がずらりと駐車していました。ガイドさんの話では、モスクワ市民の平均月収は10万円程度。しかし大金持ちが平均を引き上げているので、多くのモスクワ市民の月収は10万円以下とのことです。ということは、そのひとたちはこのデパートを訪れることはできないはずです。とはいえこの百貨店は、資本主義になってからできたのではなく、歴史は1893年にまで遡るそうです。ソ連時代はどうなっていたのか、興味があるところです。
 また、レーニン廟に片山潜が葬られていることも、初めて知りました。
P5040018 ボリショイ劇場の向かいの革命広場には、マルクスの像があります。頭の上にはお決まりのハト付きです。社会主義が崩壊したときに多くの像が破壊されましたが、マルクスの像は壊されなかったのですね。なぜでしょう。
 

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