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2009/07/17

【バレエ】中年男の悲哀が身につまされるオシャレな舞台「コッペリア」新国立劇場バレエ

 だいぶ前になりますが、新国立劇場で「コッペリア」を見てきました。こちらが公式サイトです。
 「コッペリア」の全幕は、ぽん太は初めてです。コッペリウスと人形の踊りは、先日の草刈民代引退公演で見たのですが、そのとき踊ったボニーノが、今回もコッペリウスでした。そしてその公演に出演していたタマラ・ロホが、今回はスワニルダです。
 とっておもオシャレで楽しい舞台でした。ローラン・プティはいいな〜。草刈民代引退公演では大人の色気をみせたタマラ・ロホが、今回はとても可愛らしい女の子を演じました。カレーニョは、体が骨太だしピークも過ぎたということで、それほど期待はしていませんでした。第1幕ではやはり体が重そうで切れがありませんでしたが、安定感と明るく優雅なところは良く、スペイン人のロホとキューバ人のカレーニョということで、ラテン系同士雰囲気があっていました。カレーニョは実はそれまで押さえていたのか、第3幕では高いジャンプやするどい回転を見せてくれ、「をを、意外とやるじゃん」と思いました。
 ボニーノのコッペリウスは、物腰も優雅で身なりの整った中年男性で、自分が失って行く若さを追い求めようとする、中年男性の悲哀がよくでていて、ぽん太は身につまされました。
 ドリーブの音楽もよかったです。よく聞くあの曲やあの曲が「コッペリア」の音楽だと初めて知りました。
 「コッペリア」の原作は、ホフマンの『砂男』です。「くるみ割り人形」の原作もホフマンであることは、以前の記事で書いたことがあります。『砂男』もそのうち読んでみたいと思っています。


ローラン・プティのコッペリア
Roland Petit’s COPPELIA
新国立劇場バレエ
2009年6月28日夜・新国立劇場オペラ劇場

【振 付】ローラン・プティ
【音 楽】レオ・ドリーブ

【スワニルダ】タマラ・ロホ
【フランツ】ホセ・カレーニョ
【コッペリウス】ルイジ・ボニーノ
【スワニルダの友人】西山裕子/さいとう美帆/寺島まゆみ/伊東真央/寺田亜沙子/細田千晶
新国立劇場バレエ団

【指 揮】デビッド・ガルフォース
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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