« 【歌舞伎】三津五郎の玉の井に感心、宮藤官九郎の『大江戸りびんぐでっど』はいまいち(2009年12月歌舞伎座昼の部) | トップページ | 【クラシック音楽】年末に聴く『第九』はやっぱりこういうドラマチックな演奏がいいな。フルシャ指揮・新日本フィル『第九』 »

2010/01/04

【コンテンポラリー・ダンス】神秘的でエロティックなセッション シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー「聖なる怪物たち」

 みなさま、あけましておめでとうございます。
 ぽん太は今年の正月は、ネパールにエベレストを見に行って来ました。そのご報告の前に、昨年あわただしくて書き残したことがいくつかあるので、ご報告してしまいます。

 まずはギエム姐さんから。彼女がクラシックバレエを踊るのは以前に観たことがあるのですが、定評あるコンテンポラリー・ダンスの方は初めてだったので、とても楽しみでした。こちらがNBSの公式サイトは(動画もあるよ)です。何の予備知識もなく行ったのですが、大変おもしろかったです。
 舞台装置はまるで純白の石灰岩のよう。ぽん太はトルコのパムッカレの石灰棚の色を思い出しました。
 舞台上で奏でられる音楽は、ヴァイオリンやチェロなどの西洋楽器を交えながらも、オリエンタル風の響き。二人の踊りは、鋭い回転をみせたり、絡ませた腕を波のように共振させたりします。インドのミトゥナ(男女交合)像を思わせる、下半身を絡ませたエロティックで神秘的な踊りもありました。コミカルな会話もあって、うちとけたセッションを観るような雰囲気もありました。
 アクラム・カーンは、インドの古典舞踊であるカタックからダンスのキャリアを始めたとのこと。なんだ?カタックって。知らんぞ。日本語のWikipediaには出てませんが、英語版にはありました(こちらが英語版Wikipediaの自動翻訳です)。インド北部に始まった舞踏で、鋭い回転を特徴とするようです。直立した姿勢とともに、スペインのフラメンコの起源であるとも言われているようです。足に鈴の鎖のようなものを巻いていたのも、カタックから来ているのですね。Youtubeをみるといろいろな動画があるようですが、一例を埋め込んでおきます。


シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー
「聖なる怪物たち」

芸術監督・振付:アクラム・カーン
ダンサー:アクラム・カーン、シルヴィ・ギエム
振付(ギエムのソロ):林懐民
振付(カーンのソロ):ガウリ・シャルマ・トリパティ
音楽:フィリップ・シェパード
照明:ミッキ・クントゥ
装置:針生康
衣裳:伊藤景
構成:ガイ・クールズ
演奏:アリーズ・スルイター(ヴァイオリン)、コールド・リンケ(パーカッション)、ファヘーム・マザール(ヴォーカル)、ジュリエット・ダエプセッテ(ヴォーカル)、ラウラ・アンスティ(チェロ)

|

« 【歌舞伎】三津五郎の玉の井に感心、宮藤官九郎の『大江戸りびんぐでっど』はいまいち(2009年12月歌舞伎座昼の部) | トップページ | 【クラシック音楽】年末に聴く『第九』はやっぱりこういうドラマチックな演奏がいいな。フルシャ指揮・新日本フィル『第九』 »

芸能・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74997/47097022

この記事へのトラックバック一覧です: 【コンテンポラリー・ダンス】神秘的でエロティックなセッション シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー「聖なる怪物たち」:

« 【歌舞伎】三津五郎の玉の井に感心、宮藤官九郎の『大江戸りびんぐでっど』はいまいち(2009年12月歌舞伎座昼の部) | トップページ | 【クラシック音楽】年末に聴く『第九』はやっぱりこういうドラマチックな演奏がいいな。フルシャ指揮・新日本フィル『第九』 »