【エベレスト街道トレッキング(3)】初めてエベレストを見る(パクディン→ナムチェバザール)
朝食は、ガイドさんが炊いてくれたお粥に持参のお茶漬けの素をかけ、さらにオムレツを注文しました。さあ、今日も一日がんばるぞ。
こちらが、全行程にわたってわれわれの荷物を運んでくれたポーターさん。われわれは、手荷物だけ持って歩けば良いのです。ありがたや、ありがたや。ポーターさん(名前忘れた)は、通常二人で運ぶ荷物をひとりで持って、二倍のポーター代を稼いでいました。休むたびに、村に残した彼女に携帯電話をかけてました。かわいいですね。下にある籠は、このあたりで荷物運びに使われているものです。籠をリュックのように背負い、白い布を額に引っ掛けて持ち上げます。
ネパールのお酒には、チャンと呼ばれるどぶろくや、ロキシーという蒸留酒があります。写真は、農家の庭先に洗って干してあった、ロキシーを蒸留する道具です。写真左下の壁際に置いてある部品と、写真右上の薪の上に置いてある部品を重ねて、ロキシーを作るのだそうです。ただしトレッキング中は、高山病予防のため、お酒はほどほどに。
タムセルク(6608m)が見えて来ました。遥かかなたに見えますが、われわれは、向かって左から回り込んで、あの山の裏側まで行くのです。これから先、タムセルクをいろいろな角度から眺めることになります。
こちらの黒い円錐形の山は、クンビラ(5761m)です。
お昼ご飯は卵入り焼きそばにしてみました。
オレンジを売っているお姉さんたちです。疲れた体に甘酸っぱい味がおいしかったです。
初めてエベレストが見えるポイントです。松の木のちょうど隙間から遠くエベレストを見ることができます。山の天気は変わりやすいもの。ひょっとしたらこれがエベレストを観る最初にして最後の機会かもしれないので、一生懸命目に焼き付けました。
ナムチェバザールまでもう少し。だんだんと日が傾いて来ました。コンデリに夕日があたり、美しい光の芸術を見せてくれました。
ナムチェバザールに到着。こ、こ、これは町ですな。お店や、大きな建物が建ち並んでいます。
夕暮れの空に浮かび上がったタムセルクです。お月様とにらめっこ。この方角から見ると双耳峰にみえます。
夕食はスープとカレーです。疲れた体にカレーの辛さがのどを通りやすいです。しかし、ネパール人が食べるものとは異なり、観光客向きに辛さ控えめの味付けになっているそうです。
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