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2010/04/16

【温泉】沢渡温泉まるほん旅館(★★★★)(付:中之条そば処吾妻路、伊勢崎旧時報鐘楼、太田焼きそば・大光院

 1月末、ぽん太とにゃん子は、群馬県は沢渡温泉のまるほん旅館に泊まって来ました。
P1270007 中之条のそば処吾妻路で早めのお昼。公式サイトはなさそうなので、食べログにリンクしておきます(こちらです)。以前は道路側に入り口があったのですが、今回行ったら、隣の立派な門をくぐり、奥から入るかたちになってました。不況の時代に着実に進化してますね〜。
P1270005 田舎そばともりそばが味わえる「吾妻路そば」を注文。香りがたかくてとてもおいしいです。また田舎そばは粒子が粗く、ぶつぶつとした食感が素朴な印象を受けます。
P1280029 草津国際スキー場で軽くスキーを楽しんだ後、若山牧水で有名な暮坂峠を通り、沢渡温泉へ。こじんまりとした落ち着いた温泉街です。こちらが沢渡温泉の公式ホームページです。
P1270001 まるほん旅館です。落ち着いた和風旅館で、日本秘湯を守る会の会員です。まるほん旅館の公式サイトはこちら
P1270003 ぽん太は20年ほど前に、ウシ先生とまるほん旅館に泊まったことがあります。いまでは中之条から沢渡温泉まで、片側一車線の立派な舗装道路がありますが、当時は狭い山道を車でうねうね登って来た記憶があります。内部は改装されたようで、客室も新しくこざっばりとしておりますが、この宿の売りの大浴場は昔のままのようです。写真は大浴場へと続く渡り廊下です。首に手ぬぐい、浴衣姿で廊下を渡って行くと、温泉気分が盛り上がります。
P1280020 ドアを開けると浴室中央のテラスのようなところに出て、そこから階段を下りるという仕組みになっております。なかなか面白い趣向です。浴槽の底には青い石が敷かれており、また浴室の床は、檜の板が放射状に貼られています。このような意匠の浴場は、ぽん太は他では見たことがありません。独創性に拍手、拍手。
P1280023 もちろん源泉掛け流し。循環濾過はしているようですが、加水・加温はしておりません。泉温は54.9度とのことですが、真冬のせいかちょっとぬるめで、ゆっくりとつかることができました。泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉で、無色透明ですが湯の花が舞います。
P1280026 大浴場は混浴ですが、女性専用タイムもあります。そのほかに婦人風呂と、貸し切り露天風呂がありますが、露天風呂はあまり開放感がなく、大浴場の圧倒的な存在感にはかないません。
P1280028 また、隣には共同浴場があります。以前に来た時には、まるほん旅館と同じように、床が放射状の檜で、浴室の底が青い石だったと記憶しているのですが、床は石ばりに改装されておりました。
P1270015 夕食は、おいしい山のお食事。豪華さはありませんが地元の素材をいかした手の込んだ料理で、もてなしの心が伝わって来ます。
P1270017 こちらはリンゴのグラタン。味はもちろん、工夫が面白く、見た目の美しさまで、心遣いが行き渡っております。
P1280019 こちらは朝食です。定番のメニューですが、おいしゅうございました。
 なんといっても大浴場が群を抜いてすばらしいです。食事もおいしく、ぽん太の評価は4点です。
P1280027 まるほん旅館の道を挟んで向かい側に、このような案内板が……。ここには福田宗禎という人の家があり、湯宿をしながら医者も兼ねていたそうで、高野長英の弟子となって蘭方医学を学んだそうです。高野長英と吾妻地方の縁が深いことはよく知られています。
P1280031 帰りは、あまり行ったことがない伊勢崎、太田方面をみちくさしてみました。写真は伊勢崎の旧時報鐘楼です。場所はこちら(goo地図)、解説は例えばこちらをどうぞ。なかなか味のある塔です。しかしそれよりもぽん太は、隣にある小学校の建物が立派なのに驚きました。
P1280037 続いて太田市に行き、太田焼きそばをいただきました。生まれて初めてです。訪れたのは岩崎屋さん。公式サイトはこちらです。
P1280036 焼きそば(小)(210円)と焼きまんじゅう(150円)を注文。値段が大変安いです。出て来た焼きそばは、噂には聞いておりましたが、真っ黒。もちもちした感触の麺でした。具はキャベツのみ。少し肉が入っている方が、おいしい気がしたのですが……。上州名物焼きまんじゅうも、なかはふかふか、まわりは適度に焦げて香ばしく、おいしゅうございました。
 太田焼きそばの由来に関しては、こちらのサイトに書かれています。太田市は中島飛行機の工場があり、戦時中は「隼」などの名機を生み出しました。戦後解体され、そのひとつが現在の富士重工となりました。先のサイトによれば、焼きそばは東北から働きにきた人たちによって持ち込まれたと考えられているそうです。現在のブラジル人労働者の評判はいかがなのでしょうか?
P1280040 こちらは太田市にある大光院です。1613年に創建されたお寺ですが、初代住職の呑龍上人(どんりゅうしょうにん。呑竜とも書くようです)は、貧しい子供たちを引き取って弟子として育てたため、「子育て呑龍」と呼ばれたそうです。ちなみに大日本帝国陸軍の百式重爆撃機は「呑龍」と呼ばれますが、中島飛行機で製造されておりました。上人も、自分の名が爆撃機に使われるとは思っていなかったことでしょう。

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