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2010/05/11

【東北秘湯紀行(5)】美しい茅葺きの客室と湯治のにぎわい 岩手県大沢温泉菊水館(★★★★★)

Img_0177 夏油高原スキー場で春スキーを楽しんだぽん太とにゃん子は、今回の旅最後の宿、岩手県は花巻温泉郷の大沢温泉菊水館に向かいました。宿の公式サイトはこちらです。ぽん太とにゃん子は、花巻温泉郷には何回か来たことがありますが(鉛温泉藤三旅館の記事はこちら)、こんなすばらしい宿があるとは知りませんでした。木造の古風な玄関も雰囲気がありますが……。
Img_0196 その裏手には、茅葺き平屋建ての長屋のような宿泊棟があります。う〜ん、美しいです。鄙びてます。素朴です。いい味を出してます。こんな旅館はぽん太は初めてです。大正時代に造られたものだそうです。
Img_0190 こちらが菊水館の全景。奥に写っている2階建ての建物の部屋(松の間、竹の間)の方が広くて値段も高いのですが、茅葺きの梅の間に泊まることをお勧めします。
Img_0181 部屋のなかも素朴でレトロっぽい雰囲気。もちろんアルミサッシュなどは使っておりません。窓の外に見えるいい感じの建物は、川を挟んで反対側にある自炊部。お年寄りが湯治に使うだけでなく、値段が安いので若い人の利用も多いそうで、活気があります。湯治部門がこんなに賑わっている宿は、ぽん太は初めてです。左奥は山水閣で、こちらはコンクリート造りの立派な旅館ですが、ぽん太は興味無し。
Img_0193 自炊部の玄関。湯治場のムード満点です。
 お風呂ですが、菊水館に男女別の木造の風呂、自炊部には丸見えの大きな混浴露天風呂、女性用露天風呂、レトロな感じのタイルばりの男女別内湯があります。さらに山水閣には男女別の半露天風呂があり、どれにでも自由に入ることができます。どのお湯にもお客さんがいたので、写真はありません。
Img_0191 こちらは自炊部の帳場。大正〜昭和にタイムスリップしたみたいです。
 お湯は無色透明で無味無臭ですが、アルカリ性で肌に柔らかく、とても暖まります。
P3240014 こちらが夕食です。地元の素材を生かしながらも、温泉らしい華やかさが備わっているのが見事です。ホームページで見たら食事が少なめな気がして、「当社名物」という白金豚味噌すき焼きを追加してみたのですが、おいしかったですが食べきれませんでした。追加を頼む必要はありません。
Img_0200 夜中雪が降り積もり、一夜明けたらすっかり雪化粧。墨絵のような美しい情景でした。
Img_0207 朝食もおいしゅうございました。
 古めかしいお風呂がない点はマイナスなのですが、茅葺きの長屋風の建物のすばらしさ、湯治の華やいだ雰囲気の心地良さが、マイナスを補ってなお余りがあって、ぽん太の評価は満点です。今回の湯巡りの旅を締めくくるにふさわしい、感動的な宿でした。

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コメント

ちびさくらさん、コメントありがとうございます。貴重な話しをありがとうございました。
温泉でうなぎですか。ぽん太は、温泉でテラピアという熱帯魚を飼っておかずに出しているところは知ってます。コイみたいな味がします。
古い山水閣も、きっと雰囲気ある建物だったんでしょうね。泊まってみたかったです。

投稿: ぽん太 | 2010/05/16 09:45

度々、お邪魔します。
あまりに懐かしく書き込みさせて頂きます。
大沢温泉山水閣の方ですが、数十年前に数回宿泊しました。
当時、山水閣も現在よう様な立派な建物ではありませんでした。菊水館は当時のままですね。
温泉もとても風情がありましたよ。
古い話で記憶が違うかもしれませんが、山水閣では夕食にお願いしておくと鰻の蒲焼を出して頂けました(温泉の湯を利用して鰻を飼って?、養殖?していると当時聞いたと思います)
まだ古い旅館が一部残っている時、機会があり宿泊したのですが、「追加料理に鰻はありますか?」と聞いたら「???」という反応でした。(食い意地の張った私の記憶違いかな?)
本当に古い話で恐縮でした。

投稿: ちびさくら | 2010/05/12 22:50

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