« 【桜】男のロマン 屋形船で隅田川花見クルーズ | トップページ | 【旅行】苗代桜・金山巨石群(岩屋岩蔭遺跡)[下呂市]、弘法湯(水虫退治株式会社)[高山市] »

2010/05/15

【温泉】昭和初期の木造三階建て 岐阜県下呂温泉湯之島館(★★★★★)

Img_0336 下呂温泉は十年くらい前に訪れたことがあるのですが、天下に名だたる温泉地ではあるけれど、観光化されていてなんだかな〜という印象でした。しかし今回、雑誌でこの旅館の存在を知り、4月上旬、下呂温泉を再訪することにしました。湯之島館の公式サイトはこちらです。
 カーナビに従って進んでいくと、温泉街を通り抜け、どんどん山の中に入って行きます。道を間違えたかな〜と思い始めた頃、木立のなかに、すばらしい木造三階建ての建物が見えて来ました。ををっ、いい感じです。
 こちらが玄関です。幾重にも重なった瓦屋根が見事で、直線的なラインで構成されているため、格式が感じられます。昭和6年に造られたものだそうで、前の写真の本館、渡り廊下とともに、今年登録有形文化財に指定されたそうです。
Img_0324 宿にはいくつかの棟があるのですが、古い建物好きのぽん太とにゃん子は、迷わず本館を選択。実はお値段も安くてお得です。落ち着きのある和室で、窓から広々した庭を眺めることができます。
Img_0294 お風呂ですが、4つの家族風呂があって、自由に無料で入浴できます。ドアを開けると写真のような和室が……。客室じゃないよ、なんと脱衣所です。
Img_0295 こちらが家族風呂の浴室。岩風呂風です。その他の三つもそれぞれ特徴があります。
Img_0306 大浴場です。こちらはちとレトロさに欠けるのが残念です。泉質はアルカリ性単純温泉。無色透明・無味無臭ですが、アルカリ性なのでお肌すべすべの柔らかい湯です。
Img_0304 温泉街を見下ろす高台にあるので、露天風呂からの眺めはすばらしく、開放感があります。
Img_0302 こちらは足湯。なんかレトロでいいですね。
Img_0312 お部屋でいただく夕食は、旬の食材を使った、温泉らしい豪華な会席料理です。食器などはシックで格調があります。飛騨牛味しゃぶやアマゴの塩焼きなど、地元ならではの料理もうれしです。
Img_0317 こちらは朝食です。品数がとても多く見えますが、実はとてもヘルシーです。
Img_0301 とにかく広い旅館なので、館内の探検が楽しいです。写真は洋館の廊下です。和洋折衷で大正ロマンの雰囲気です。
Img_0310 宿の建物は、山の斜面を利用して階段状に造られており、多くの渡り廊下でつながっていて、まるで迷宮のようです。写真は、建物や渡り廊下がおりなす屋根の重なりです。ごちゃごちゃした感じにならずに、造形として面白いものに仕上がっています。
Img_0321 こちらは春慶荘と呼ばれる離れです。茅葺き屋根が風流ですね。名前のとおり、梁や床柱、家具などが春慶塗になっているそうです。他にも昭和天皇がお泊まりになった「七重八重之間」、今上天皇がお泊まりになった「雲井之間」「山楽荘」などの離れがありますので、お金持ちの方はどうぞ。
Img_0300 民芸古物館には、素朴な仏像や古民具が並んでいます。
Img_0319 展望台からの眺め。益田川沿いに広がる下呂温泉街を一望できます。

 最後に付け加えておきますが、仲居さん二人による布団の敷き方が、無駄なく手際良く完成された技というか、様式的な美しさまで感じられて見事でした。ぽん太とにゃん子はこれまであちこちの旅館に泊まりましたが、こんな技は初めて見ました。
 お値段もそこそこいいのですが、下呂温泉にこのような建物が残っていたというのがうれしいです。老舗旅館なのにおもてなしも肩肘張らずアットホームで、料理もおいしかったです。ぽん太の評価は満点です。

|

« 【桜】男のロマン 屋形船で隅田川花見クルーズ | トップページ | 【旅行】苗代桜・金山巨石群(岩屋岩蔭遺跡)[下呂市]、弘法湯(水虫退治株式会社)[高山市] »

旅・宿・温泉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【温泉】昭和初期の木造三階建て 岐阜県下呂温泉湯之島館(★★★★★):

« 【桜】男のロマン 屋形船で隅田川花見クルーズ | トップページ | 【旅行】苗代桜・金山巨石群(岩屋岩蔭遺跡)[下呂市]、弘法湯(水虫退治株式会社)[高山市] »