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2010/08/05

【ドイツ旅行(9)】ベルリンで観て来たよ「Symphony of Sorrowful Songs」ベルリン国立バレエ団

Img_0761 ベルリンに来たからには、ベルリン・フィルのコンサートでも聴いてみたいものですが、残念ながらこの夜はコンサートの予定なし。それではベルリン国立歌劇は?と調べたところ、やはり休演日。他のツアー客はそれであきらめたようですが、ぽん太とにゃん子は一縷の望みを抱きながら、直接ベルリン国立歌劇場(写真)を訪れました。上演予定を見てみると、どうやら今夜、ベルリン国立バレエ団の公演がありそう。片言の英語でチケット売り場のおじさんに聞いてみると、Symphony of Sorrowful Songsというコンテンポラリーの演目で、マラーホフも踊るらしい。幸い当日券も残っていて、購入することができました。ラッキ〜happy01
P5060529 えっ、これがベルリン国立歌劇場?と思うような質素な建物ですが、旧東ドイツにあったせいなのでしょうか。写真は地下にある飲食コーナーですが、さすがにここはとても素敵な内装です。
P5060534 会場は小ホールだったのですが、あまり広くない平場の周りを、垂直に客席が囲み、こじんまりとしてとても見やすい空間でした。日本もばかでかい公会堂型ホールばかりでなく、こういう劇場があるといいのに。客層も様々で、きちんと黒い正装を着ているひとたちもいれば、ジーパンをはいた地元の若者だか観光客だかもいます。日本の劇場よりも、気楽に観に来ている印象でした。
 こちらがベルリン国立歌バレエ団の公式サイトの「Symphony of Sorrowful Songs」のページ。ドイツ語ですが、写真が多数あります。翻訳ソフトにかけても意味がわからんかったcrying。またこちらでは動画を観ることができますヨ。ベルリン国立バレエ団といえば、Kバレエカンパニーのゲスト・プリンシパルのSHOKOさんが所属しいているところですね。今回の公演には出てませんでしたけど。
 オープニングでは、まるで羊膜を破くように、ビニールの袋の中からダンサーたちがうごめきながら出てきます。ちょっと山海塾っぽい。その後は、スーツを着込んだお姐さんたちがグラビアみたいにポーズをとったり、自転車が出て来たり、妊婦のようにお腹になにかくっつけたお姐さんたちが踊ったり……。マラーホフが頚からべったりと血を流したりしました。残念ながらストーリーはまったくわからず。音楽に歌があったので、歌詞がわかれば少し違ったんでしょうけど。縦方向、横方向の木製の何枚かのスクリーンが、上下あるいは左右に移動するセットも、シンプルで美しかったです。全体としては、過去の記憶、ノスタルジー、生命、虚無感、祈りなどが感じられる、哲学的な雰囲気の舞台でした。

 帰国してからググッてみたら、音楽を作曲したヘンリク・グレツキはポーランドの有名な現代音楽の作曲家で、彼の代表作である交響曲第3番がまさしく「Symphony of Sorrowful Songs」(ポーランド語ではSymfonią pieśni żałosnych、日本語では『悲歌のシンフォニー』など)という題名なのだそうです。三つの楽章のそれぞれに歌があり、第二楽章はゲシュタポの収容所の壁に書かれた言葉から取られているのだそうです。Youtubeにもいろいろ動画がありますが、ひとつだけリンクしておきます。

Symphony of Sorrowful Songs
2010年5月5日、ベルリン国立劇場
制作:Tomaz Pandur
振付:Ronald Savkovic
音楽:Henryk Górecki
キャスト:Vladimir Malakhov, Nadja Saidakova,
Elisa Carrillo Cabrera, Elena Pris, Sarah Mestrovic, Maria Boumpouli, Natalia Munoz, Xenia Wiest,
Michael Banzhaf, Martin Buczko, Leonard Jankovina, Arshak Ghalumyan, Alexander Shpak, David Simic, Mehmet Yumak

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