« 【歌舞伎】仁左衛門の佐吉、歌六の雲助平作 2010年9月新橋演舞場昼の部 | トップページ | 【登山】花と温泉の白馬縦走(3) 朝日小屋〜朝日岳〜蓮華温泉 »

2010/09/25

【演劇】勘三郎と野田秀樹のジャムセッション 「表に出ろいっ!」

 この夏の猛暑の最後っぺのような暑さのなか、見に行って参りましたっ!公式サイトはこちらっ
 ん〜、まあ面白かったけど、あんまり感動はしなかったかな。会場も小劇場だったけど、作品も「小品」という感じでした。
 下手側に舞台があって、上手側に横向きの椅子が並んでいて、なんか能舞台みたいだな〜と思っていたら、中村勘三郎は能楽師の役でした。
 今回の脚本は、いつものような言葉遊びはなし。全体としてドタバタコメディー風で、大御所の勘三郎と野田秀樹が、交替で自分の「芸」を披露したり、絡み合ったりと、まるでジャムセッションを聴いているような印象を受けました。もちろん二人のこと、アドリブに見えるのも全部決めごとなんでしょうけど。野田秀樹が客席に受けたと見るや、次は勘三郎が負けじとハイテンションで暴れまくり……という感じの連続で、異様な盛り上がり。ハイハイお二人の持ち味はじゅ〜ぶん堪能いたしましたっ!ちょっとくどいかもっ!オーディションで決まった太田緑ロランスもベテラン二人を相手に健闘。
 テーマとしては、「現実の隙間を埋めるために幻想にしがみつく」(な、なんか、ラカン的だな)とか、「家族」とか、「命」といった感じ。前作の「キャラクター」の主題とも重なっております。さらに娘が信じてる怪しげな団体が書道教室であることが明らかになり、まさに「キャラクター」とつながっておりますが、ここのところであまり笑いは起きませんでした。本日の客席、勘三郎ファンの方が多かったのかな?ただ舞台を観ていて、こうしたテーマには、あまり共感できませんでした。
 ぽん太個人としては、もうちょっと、ホロリとする瞬間や、野田秀樹独特の時空を超越する感覚が欲しかったです。
 で、ぽん太には、何で犬の名前がピナ・バウシュなのかがわかりません。なんか重要なことを見落としているんでしょうか?
 

野田地図番外公演
「表に出ろいっ!」
2010年9月22日夜・東京芸術劇場小ホール

作・演出 : 野田秀樹
美術 : 堀尾幸雄
照明 : 小川幾雄
衣装:ひびのこづえ
選曲・効果 : 高都幸男
ヘアメイク:宮森隆行
舞台監督 : 谷澤拓巳

出演 : 中村勘三郎、野田秀樹、太田緑ロランス

|

« 【歌舞伎】仁左衛門の佐吉、歌六の雲助平作 2010年9月新橋演舞場昼の部 | トップページ | 【登山】花と温泉の白馬縦走(3) 朝日小屋〜朝日岳〜蓮華温泉 »

芸能・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74997/49538291

この記事へのトラックバック一覧です: 【演劇】勘三郎と野田秀樹のジャムセッション 「表に出ろいっ!」:

« 【歌舞伎】仁左衛門の佐吉、歌六の雲助平作 2010年9月新橋演舞場昼の部 | トップページ | 【登山】花と温泉の白馬縦走(3) 朝日小屋〜朝日岳〜蓮華温泉 »