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2011/07/22

【バレエ】ロミオじゃないよ。新国立バレエ『ロメオとジュリエット』

 先日Kバレエの『ロミジュリ』を観たばかりだったので、違いを比較しながら楽しんできました。まず題名が違う!「ロミオ」と「ロメオ」。Romeoと書いて英語ではロミオ、イタリア語ではロメオらしい。例えばこちらのサイト(発音ガイドForvo)でお聞き比べ下さい。でもそれだったら、「ロメオとジュリエッタ」じゃあないのか?ううう、ぽん太にはよくわからん。
 その他の違いは……忘れてしまいましたcrying。観たのがもう1ヶ月近く前なので。
 ロメオが、ティボルトを殺してしまったことをキャピュレット夫人に謝るのは、初めて見た気がします。パリスが結婚を拒否するジュリエットに対して、いきなり暴力的になるシーンにはびっくりしました。手紙がロミオに届かないことを伝えるシーンはありませんでした。マンドリン・ダンスの衣装がポンキッキのムックというか、派手な自動車の洗車機のモップというか、珍しかったですけどちと引きました。
 わざわざタイトルに「マクミランの」とついておりますが、今回の振付けは、どの程度マクミラン版に忠実だったのでしょうか。これもぽん太にはわかりません。
 主役はリアン・ベンジャミンとセザール・モラレス。ベンジャミンは、昨年の英国ロイヤルの『うたかたの恋』でルドルフの愛人マリー・ヴェッツェラを、またモラレスはつい先日の英国バーミンガム・ロイヤルの『真夏の夜の夢』でオベロンを観たはずなのに、ともに記憶にニャイ!crying
 ジュリエットのベンジャミンは、バルコニーシーンももちろんすばらしかったですが、それ以降の悲劇的な感情表現が見事でした。ロメオのセザール・モラレスはチリ人だそうですが、ちょっとインディオの血が入っている感じ。はっと驚かせるようなジャンプやスピンはありませんが、柔らかく大きく優雅で、安定した踊りでした。マキューシオの福田圭吾、もう少し踊りにキレが欲しかったです。
 美術は美しく、特にバルコニーシーンは、月灯りに青白く照らされて、ノイシュヴァンシュタイン城みたいに耽美的でした。オケも悪くなかったです。
 公式サイトはこちら


マクミランの
ロメオとジュリエット
MacMillan’s Romeo and Juliet
新国立劇場・オペラ劇場
2011年6月26日

【振 付】ケネス・マクミラン
【音 楽】セルゲイ・プロコフィエフ
【監 修】デボラ・マクミラン
【舞台美術・衣裳】ポール・アンドリュース
【照 明】沢田祐二

【指 揮】大井剛史
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

ジュリエット:リアン・ベンジャミン<英国ロイヤルバレエ>
ロメオ:セザール・モラレス<英国バーミンガム・ロイヤルバレエ>
マキューシオ:福田圭吾
ティボルト:輪島拓也
ベンヴォーリオ:菅野英男
パリス:厚地康雄
キャピュレット卿:森田健太郎
キャピュレット夫人: 湯川麻美子
乳母:遠藤睦子
ロザライン:川村真樹
大公:内藤博
ロレンス神父:石井四郎
モンタギュー卿:小笠原一真
モンタギュー夫人:千歳美香子
3人の娼婦:寺田亜佐沙子、堀口純、北原亜希
ジュリエットの友人:大和雅美、井倉真未、細田千晶、川口藍、加藤朋子、盆子原美奈
ロザラインの友人:酒井麻子
マンドリン・ソリスト:グリゴリー・バリノフ
マンドリンの踊り:アンダーシュ・ハンマル、小口邦明、清水裕三郎、田中俊太朗、原健太

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