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2011/10/23

【歌舞伎】猿之助となる亀治郎大活躍。2011年10月新橋演舞場夜の部

 新橋演舞場10月夜の部は、市川亀治郎の小栗判官で『當世流小栗判官』。さる9月27日、大ニュースが世間を賑わしました。香川照之と猿之助の和解、香川が九代目市川中車を襲名して歌舞デビュー、香川の長男が五代目市川団子として歌舞伎界入り、亀治郎が四代目市川猿之助を、そして猿之助が二代目猿翁をそれぞれ襲名するとのこと。観る方もついつい意識してしまいます。右近も最近柔らかさと遊びがそなわって華が出て来ていたのに、「猿之助」を取られて悔しくないのかな〜。まあ、血筋じゃないから仕方ないか。でも「ひょっとしたら……」なんて思ってたのかな〜などと、頭の中を妄想が駆け巡ります。まあ海●蔵があの事件で失速したあとですから、なんとか歌舞伎の人気を盛り上げて欲しいものです。
 こちらが公式サイトです。
 ぽん太はこの芝居は2006年3月の国立劇場で、右近の小栗判官で観ておりますが、あんまし覚えてません。
 小栗判官が復活を遂げた湯の峰温泉は、世界遺産に登録されているという珍しい温泉ですが、そこをぽん太が訪れた時の記事はこちらです。湯の峰温泉には、足の不自由な小栗判官が乗って来た土車を埋めたところという「車塚」や、力の回復を試すために持ち上げたという「力石」など、ゆかりの史跡もあります。
 亀治郎、なかなかよかったです。最初はちょっと固かったみたいですが、お駒を演じるあたりからはじけてきました。でもこの演目なら、もっともっとお客を意識してステージアピールしてもよかったのでは?まだ初日から間もなかったせいもあるでしょうか。
 段四郎が横山大膳役で応援。右近が口調といいリズムといい間といい、すばらしかったです。獅童の矢橋の橋蔵、面白かったけど、足腰が立たないあたりの演技がうまくなかったです。
 最後は亀治郎と笑也の二人宙乗り。二階左袖で観た甲斐があって、間近で観れて大迫力でした。


新橋演舞場
芸術祭十月花形歌舞伎
平成23年10月6日 夜の部 

猿之助四十八撰の内
通し狂言 當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)

     市川亀治郎 市川笑也
     天馬にて宙乗り相勤め申し候

    小栗判官兼氏/浪七/娘お駒  亀治郎
              照手姫  笑 也
            鬼瓦の胴八  右 近
      横山次郎/膳所の四郎蔵  猿 弥
             後家お槙  笑三郎
           浪七女房お藤  春 猿
             横山郡司  寿 猿
             横山三郎  薪 車
             局 藤浪  竹三郎
      矢橋の橋蔵/上杉安房守  獅 童
             遊行上人  愛之助
             横山大膳  段四郎

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