【北海道ネーチャーツアー(1)】釧路川カヌー・温根内木道・様似町民宿むかい
ようやく7月の旅行の報告です。ぜえぜえ。
7月上旬、ぽん太とにゃん子は北海道に行ってきました。こんかいは、釧路湿原のカヌーツアーと、花で有名なアポイ岳登山が目玉です。
釧路湿原は、以前に車で走り抜けたことと、冬に列車からタンチョウヅルを見たことはありましたが、ラムサール条約に批准したという大自然といまひとつ触れ合えた感じがしませんでした。そこで今回はカヌーツアーを選んでみました。お世話になったのは塘路ネイチャーセンター、こちらが公式サイトです。まずカヌーで塘路湖から細岡まで下り、休憩をはさんで温根内の木道を歩くというコースを選択しました。
7月上旬といえば、東京は梅雨空に覆われていますが、北海道は天気がいいのが普通。しかし当日はあいにくの雨模様でした。登山用の雨具を着込んで完全武装でスタンバイ。まずはスタート地点の塘路湖にカヌーを運びます。
こちらが今回乗せていただいたカヌー。インデアンカヌーですね。前ににゃん子とぽん太が乗り(先頭はにゃん子に譲りました)、後ろにガイドさんが乗ります。基本的にガイドさんが漕いでくれるので、客は漕いでるふりをして、雰囲気を楽しむだけでオーケーです。ちなみにぽん太は、以前に四万十川でカヤックによる川下りをしたことはありますが、インディアンカヌーは初めてです。
湖上に漕ぎ出すと、初めての感覚に、思わず「わーっ」と歓声をあげてしまいました。水面に近いというか、足は水面下にありますので、水と一体化した雰囲気です。しかも滑るように水面を進んで行きます。
釧路本線の鉄橋をくぐって、塘路湖から川へと入ります。
オジロワシです。とんびじゃないよ。エゾシカの群れも見ることができました。
浅瀬にカヌーを停めてコーヒーブレイク。これが元祖炉端焼きか?
美しい風景が続くなか、あっと言う間に終点の細岡に到着。う〜ん、まだまだ乗っていたい。
さて、一休みのあと、温根内の木道を案内していただきました。さてこれは……。ミズバショウじゃないよ、ヒメカイウだよ。葉っぱが違います。もちろんお初です。
ヤナギトラノオです。これまた初対面。
クロバナロウゲです。初お目見えです。
カキツバタです。
タヌキモです。なんか親近感がわきます。ちょっと見にくいですが、水面下の葉っぱがタヌキのしっぽのようなかたちをしています。
遠くてピンぼけですが……サラワン。
マメ科っぽい花。名前がわかりません。
サワシバの花(果穂)です。
これもなんだったかな〜。ツクシとスギナが合体したような植物です。後で調べたところでは「イヌスギナ」かしら?
温根内からの帰り道、ガイドさんが「このへんによくタンチョウヅルがいるんだけど……」と脇道に入っていきました。すると……いました、いました。こんな民家の近くにいるのがなんだか不思議です。
その夜は、翌日のアポイ岳登山にそなえて、様似町に宿をとりました。様似の宿というとアポイ山荘が有名ですが、いかにも公共の宿という感じなのでぽん太とにゃん子は敬遠し、ネットで探した「民宿むかい」さんにお世話になりました。公式サイトはなさそうなので、こちらにリンクしておきます。
この日は貸し切りでした。夕食は「豪華」とはいきませんが、とっても美味しかったです。食事をしながらの宿の奥さんとの会話がとっても楽しかったです。
朝食をとり、さあ、今日はアポイ岳登山です。でも、天気が……。
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