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2011/12/14

【中国地方の温泉と世界遺産(6)】御修造中で見えない出雲大社・出雲そば「かねや」・竹野屋・大社駅

Img_0137 9月末の旅行の報告を続けております。台風15号の影響は続いておりますが、不安定ながらも時々晴れ間が見える天気となりました。本日は出雲大社の見学です。写真は大鳥居です。
Img_0141 駐車場に車を停め、入り口の鳥居をくぐると、参道はゆるやかに下っていきます。そして小さな川を渡ると、松並木のあいだの玉砂利の敷き詰められた道となります。
Img_0142 参道の右側にある「ムスビの御神像」です。案内板には、

    幸魂 奇魂(さきみたま くしみたま)
  時に海を照して依り来る神あり。
  吾在るに由りての故に汝その國造りの大業を建つるを得たり。
  吾は汝が幸魂奇魂なり。
  大國主神これ吾が幸魂奇魂なりけりと知りぬ。
 古事記また日本書紀に述べるところであります。出雲大社の御祭神大國主大神はこの幸魂奇魂の"おかげ"をいただいて神性を養われ「ムスビの大神」となられました。生きとし生けるものすべてが幸福になる「縁」を結ぶ"えんむすびの神"と慕われるゆえんであります。……

と、書かれておりました。
 一緒に国造りをしてきたスクナビコナが常世の国に行ってしまい、いったいこれからどうやって国を作ったらいいかと憂えているときに、海を照らしながら神がやってきたのです。
 『古事記』をみてみると、「是時有光海依來之神。其神言、能治我前者、吾能共與相作成。若不然者、國難成。爾大國主神曰、然者治奉之狀奈何。答言吾者、伊都岐奉于倭之青垣東山上。此者坐御諸山上神也。」(古事記 上巻-4/大国主命)となっており、「幸魂・奇魂」という言葉は出てきません。『日本書紀』には「于時神光照海。忽然有浮来者。曰、如吾不在者。汝何能平此国乎。由吾在故。汝得建其大造之績矣。是時大己貴神問曰。然則汝是誰耶。対曰。吾是汝之幸魂・奇魂也。」(j-texts)とあり、「幸魂・奇魂」は書かれていますが、「ムスビの大神」という言葉はぽん太には見つけられませんでした。
 「幸魂・奇魂」という言葉はぽん太は初めてききましたが、Wikipediaにも出ています。『古事記』にはなくて『日本書紀』にはあることを考えれば、当時の天皇制と関係した概念だったと思われますが、それがどのような歴史を経て現在の神道の概念に至ったのかは、ぽん太の知識の及ぶところではございません。
Img_0146 こちらが拝殿ですね。出雲大社では、「二拝四拍手一拝」の作法で拝礼するそうです。一般の神社では「二拝二拍手一拝」が普通ですが、ぽん太の記憶では、この作法は明治になってから作られたもののはず。ということは、出雲大社の作法も、明治以降のものなのでしょうか。
Img_0151 そしてその向こうには、いよいよ国宝の御本殿が……あれれ?なんと60年に一度の御修造中で、覆いで囲われていて、まったく見えません。むむむ、石見銀山に続く不完全燃焼です。
Img_0154 「十九社」です。旧暦十月を神無月といいますが、全国津々浦々の神様がこのお社に集まってしまって居なくなることが語源だという説があります。従って出雲では旧暦十月は、「神有月」と呼ばれるそうです。
Img_0157 日本一の大注連縄(しめなわ)で有名な神楽殿です。
Img_0160 神楽殿のやや南に掲揚されている日の丸は、NHKの放送終了寺に出て来る日の丸だそうです。

Img_0163 昼食は「かねや」さんで出雲そばを頂きました。公式サイトはなさそうなので、食べログにリンクしておきます。
Img_0161三段重ねの割子になっていて、ツユをかけていただきます。麺つゆはカラカラに入ってます。あんまり蕎麦の香りはしませんでした。
Img_0162 そば湯は超濃厚。

Img_0165 出雲大社のすぐ南に位置する竹野屋です。木造の美しい旅館ですね。そのうち泊まってみたいです。公式サイトが見当たらないので、るるぶトラベルにリンクしておきます。竹内まりやの実家としても有名ですね。

Img_0167 こちらは旧JR大社駅です。現在は廃線となって使われておりませんが、なかなか立派な駅舎で、重要文化財に指定されております。
Img_0169 観光案内所(?)が、なかなか繊細で美しいです。
Img_0180 線路にはD51774が停まっておりました。
Img_0176 運転席にも登れます。
Img_0174 大社駅に潜むウサギとカメ。まずはウサギから。ホーム上の鉄板の上に浮き上がっています。
Img_0188 こちらは屋根の上の鬼瓦ならぬ亀瓦です。

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