【温泉】温泉三昧の秘湯・加仁湯(★★★★)
秋の鬼怒沼を堪能したぽん太とにゃん子は、加仁湯に宿泊いたしました。こちらが公式サイトです。鉄筋ですが、楼閣風な雰囲気のある建物で、大きな提灯も魅力です。
毛皮や剥製が所狭しと並べられた部屋。秘湯の雰囲気を盛り上げます。
客室は新しくてきれいな和室です。
この宿はとにかく温泉がすごい。5種類の泉質が異なる源泉を持ち、男女別の内湯、3つの混浴露天風呂、女性専用露天風呂、3つの貸し切り露天風呂があります。もちろんすべて源泉掛け流し。写真は混浴の第三露天風呂です。温泉らしい白濁したお湯、趣きのある天然木の柱が魅力です。
こちらは第二露天風呂。開放感はありますが、ちと女性は入りにくいかも。
こちらがロマンの湯(混浴)。塀で区切られた小さな浴槽が並んでいて、5種類の源泉の、利き酒ならぬ利き湯ができるという趣向です。それぞれの温泉分析書は、こちら宿のホームページから見ることができます。
名前は忘れましたが一人しか入れない小さな露天風呂。景色もいいです。ただ無色透明の柔らかいお湯なので(源泉が「たけの湯」になるのかな?)上がり湯には最適です。
小さな露天風呂が三つあり、貸し切り風呂として無料で使うことができます。
こちらが内湯ですね。
夕食は、地元の山の素材を使ったお料理ですが、旅館の夕食らしい華やかさがあります。
朝食も品数が多いのがうれしいです。
余談ですが、ちょっと気になったのはこの紋所(エレベーターの中のカーペットなのでぶれてます)。どっかで見たぞ。
今年の9月に新橋演舞場で行われた中村又五郎襲名披露のときの祝い幕で見たんでした。まさか又五郎と加仁湯さんには血縁関係が?
宿の人に聞いてみると、「揚羽蝶」という名前で、平家に由来する紋だそうです。このあたりには平家の落人伝説があり、この紋を使用している家が少なくないそうです。揚羽蝶紋と平家に関しては、例えばこちらのサイトに詳しく書かれています。 さて、本題に戻って〆を。宿からの帰りはバスの送迎があるのですが、とてもいい天気だったので歩いて帰ることにしました。
車で入ることができない秘湯で、異なる泉質の様々な風呂を楽しめ、料理もおいしいです。秘湯とはいえバスの送迎もあり、館内はいわゆるホテルでアメニティも充実しておりますが、ぽん太の好みからするとそこが逆に減点となり、ぽん太の評価は4点です。
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