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2012/01/09

【ニュージーランド旅行(2)】マウントクックで氷河湖クルーズ

Img_0809_2 旅行3日目と4日目は、一泊二日でマウントクックまで往復です。天気はあいにくの曇り空ですが、だんだんと良くなっていくという予報です。
 写真は車窓から見えた巨大スプリンクラーです。牧草地に水をやるためのものですが、向こう側は霞んで見えません。スケールが大きいですね。

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 上の航空写真を見ると、円形あるいは扇形がいくつも見えると思いますが、これがこの巨大スプリンクラーによって描かれたものです。大きいものでは、半径が1km以上ありますね。
Img_0860 マウントクック国立公園のハーミテージ・ホテルに到着です。写真には写っておりませんが、エベレストに初登頂したことで有名なヒラリー卿(Wikipedia)の銅像が建っております。また、彼の小さな博物館もあります。って、ヒラリー卿がニュージーランド人だったなんて、ぽん太はまったく知りませんでした。イギリス人だとばっかり思ってました。エベレスト初登頂の登山隊はイギリス隊でしたが、ヒラリー卿はニュージーランド人だったんですね。なんでも、イギリスには高い山がないので、氷河の上を歩き慣れているのはこの人しかいないということで、ニュージーランド人のヒラリー卿が抜擢されたんだそうです。ヒラリー卿が亡くなったのは2008年とのこと。つい最近だったんですね。
Img_0815 正面には雄大なマウントクックが……見えません。
Img_0818 ビュッフェ形式の昼食をとったのち、氷河湖クルーズに出発です。まずは、バスのようなトラックのようなバスに15分ほど乗って、タスマン湖に向かいます。
Img_0819 駐車場から湖畔まで20分ほど歩きます。
Img_0820 見えてきました。これがタスマン湖ですね。氷山が浮いてます。
 セメントが溶けているかのように灰白色に濁っておりますが、氷河が削り取った「岩粉」の微粒子が浮遊しているため、このような色合いになるのだそうです。また、まるでブルドーザーで削ったかのように、両側が土手状になっておりますが、削ったのはブルドーザーではなく氷河です。いまでこそ湖になってますが、昔はこの高さまで氷河があって、ガリガリと岩を削っていたことを示しています。
Pc300094 救命胴衣をつけ、このような小さなボートに分乗して氷河観光開始です。
Img_0853 一番奥に見えるのがタスマン氷河の末端部です。空から振ってきた雪が、氷河となって少しずつ流れ、タスマン湖にたどり着くまで、300年かかるそうです。
Img_0851 氷河の断端の高さは20〜30メートルくらいですが、氷河はU字状に底を深く削る性質があり、実は水面下に氷が200メートル以上隠れているそうです。水面下の氷が剥離すると、巨大な建造物ほどの氷が突然浮かび上がって来る可能性もあり、近づくのは危険です。
 じっさい今年の2月22日、ニュージーランドの大地震の影響か、幅75メートル、長さ1200メートルにわたって崩落し、東京ドーム20杯分の氷がタスマン湖に流れ込み、高さ3.5メートルの波が起きたそうです(ニュージーランドのタスマン氷河(Tasman Glacier)地震で崩壊 - 壺齋閑話)。
 ですからツアーに先立ち、万が一ガイドさんが湖に放り出された時などに備えて、ボートの運転の仕方などの説明があります。
Img_0835 長い年月をかけて圧縮された氷は、このような深いブルーをしております。また氷のなかに、削り取ってきた岩くずが含まれているのがわかると思います。氷山が溶けるて、こうした岩くずが堆積してできるのがモレーンで、国内の山のカール地形でも見られますね。
Img_0825 次第に日光や風雨の影響で、氷の結晶が分離し始め、色が白くなってきます。
 水平に何本かの筋が見れますが、サーマル・ノッチと呼ばれるものです。水面近くの水は氷よりも暖かいため、氷山が溶けて切り込みができます。氷山の融解がすすむと、バランスが崩れて浮かび上がったり回転したりするため、少しずれたところにまた切り込みができ、幾筋ものノッチになるのだそうです。
Img_0839 最終的に氷山の表面は、溶け残った岩くずなどの粒子で覆われて、黒っぽくなります。この層が断熱効果を生むため、氷の融解が遅くなるのだそうです。

Img_0862_2 氷河湖クルーズののち、夕食までの時間は、ホテルの近くを散策してすごしました。具体的には、ケア・ポイント・ウォークを途中まで往復しました。ホテル周辺には、いくつかの散策路があります(たとえばこちらのページをどうぞ)。写真は一番よく見かけた花で、大きくて毒々しいです。なかには白いのもありました。ぽん太は初めて見た花ですが、帰宅後調べてみるとなんとジギタリス!医者なら誰でも知ってる名前です。ジギタリスは猛毒がある植物ですが、それから抽出されたジゴキシンなどの化学物質は、心不全の治療薬として用いられます(Yahoo!ヘルスケア)。
Img_0875_2 ゴージャスなオダマキ。外来種だそうです。あちこちに咲いていて「ニュージーランドの花」みたいな印象があるストックも、外来種なんだそうですね。
Img_0882 夕食はホテルのパノラマレストランでいただきました。美味しゅうございました。

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