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2012/03/18

【バレエ】小池ミモザとの出会い。モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 Aプロ

 モンテカルロ・バレエ団を観てきました。って言っても、トロカデロじゃないよ。こちらが公式サイトです。
 前回来日したときは、何の予備知識もなく「眠れる森の美女」を見に行き、箱入り娘ならぬ風船入り王女に度肝を抜かれたぽん太でしたが、今回は心の準備ができています。
 Aプログラムは、「シェエラザード」と「ダフニスとクロエ」、そして「アルトロ・カント 1」の三本立て。前の二つは、バレエ・リュスへのオマージュとして、バレエ・リュスのレパートリーにマイヨーが新たに振り付けをしたものだそうです。モンテカルロとバレエ・リュスは、浅からぬ縁があるそうで、上記のサイトには「……1911年、バレエ・リュスは地中海を望むモナコ公国のモンテカルロという本拠地を得て、バレエ団としての活動を開始することになったのです」と書かれています。またディアギレフの死後、バレエ・リュスの精神を受けついて、バレエ・リュス・ド・モンテカルロが結成されたそうです。う〜ん、知らないことばかり……。ぽん太もそろそろバレエ・リュスについて勉強してみたいな。
 「シェエラザード」は、王が留守のあいだに、愛妾や女たちが、奴隷たちと悦楽の一夜を過ごすという、エロティックな演目。振り付けもよかったですが、ぽん太は小池ミモザに目を奪われました。バレエ初心者のぽん太は初めて観たのですが、上半身や腕がとても柔らかく、緩急のメリハリがあるキレのよい動きで、表現力も豊かでした。こんな日本人ダンサーがいるとは知りませんでした。
 「ダフニスとクロエ」は、ラヴェルの音楽はよく聴きますが、バレエは初見。愛し方がわからない若い男女に、成熟したカップルが愛の手ほどきをするというストーリー。セットにはエロティックなスケッチが映写され、濃厚な大人のバレエでした。
 「アルトロ・カント 1」は、ほの暗いロウソクの炎のもと、モンテベルディの宗教曲をバックに、パンツ姿の男女、スカート姿の男女が踊ります。同性愛的なモチーフでありながら、祈りのような静謐さが感じられました。衣裳はカール・ラガーフェルド。


モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2012年日本公演<Aプロ> 
(「シェエラザード」「ダフニスとクロエ」「アルトロカント1」)
2012年3月7日 東京文化会館

「シェエラザード」
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー (ミハイル・フォーキンへのオマージュ)
音楽:ニコライ・A. リムスキー=コルサコフ
美術・衣裳:ジェローム・カプラン
舞台装置部分:レオン・バクスト
照明: ドミニク・ドゥリヨ

愛妾ゾベイダ:小池ミモザ
シャリアール王:ガエタン・モルロッティ
シャゼーマン (王弟):レアルト・デュラク
宦官長:ロドルフ・ルカス
金の奴隷:アレクシス・オリヴェイラ、ジェオルジェ・オリヴェイラ
お気に入りの奴隷:ステファン・ボルゴン、ジェローン・ヴェルブルジャン、ラファエル・ボシャール、アシエ・ウリアゼレカ
お気に入りのハーレムの女たち:モード・サボラン、アンハラ・バルステロス、カロリン・ローズ
奴隷:ラファエル・ボシャール、ステファン・ボルゴン、ピョートル・ツォボヴィッチ、アシエ・エデソ、エディス・アルゴチ、ジュリアン・ゲラン、イアン・パーソンズ、アルヴァロ・プリート、ステファン・スチュアート、ダニエレ・デルヴェッキオ、ジェローン・ヴェルブルジャン、アシエ・ウリアゼレカ
ハーレムの女たち:エイプリル・バール、アンヌ=ラウラ・セイラン、クイン・ペンドルトン、シヴァン・ブリッツォーヴァ、フランセス・マーフィ、ヴァネッサ・ヘンリケス、ノエラニ・パンタスティコ、モード・サボラン、サラ・ジェーン・メドレー、アンハラ・バルステロス、カロリン・ローズ、ガエラ・リウ、ベアトリス・ウァルテ、レネケ・ヴォス、シモーヌ・ウェブスター

「ダフニスとクロエ」
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
装置、ドローイング:エルネスト・ピニョン=エルネスト
衣裳:ジェローム・カプラン
音楽:モーリス・ラヴェル

アンハラ・バルステロス-ジェローン・ヴェルブルジャン
ベルニス・コピエテルス-クリス・ローラント

「アルトロ・カント 1」
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
音楽:クラウディオ・モンテヴェルディ、ビアジオ・マリーニ、ジョバンニ・ジローラモ・カプスベルガー
(演奏:アカデミア、指揮:フランソワーズ・ラセール)
衣裳:カール・ラガーフェルド
装置デザイン:ロルフ・サックス
照明:ドミニク・ドゥリヨ

「その憐れみは」 Et Misericordia 
カロリン・ローズ、小池ミモザ
「主は御腕にて力をあらわし」 Fecit potentiam
サラ・ジェーン・メドレー、シヴァン・ブリッツォーヴァ、アンハラ・バルステロス、エイプリル・バール、カロリン・ローズ、ベアトリス・ウァルテ、ノエラニ・パンタスティコ、小池ミモザ、モード・サボラン
「権力あるものをその座よりおろし」 Deposuit
カロリン・ローズ、小池ミモザ、ノエラニ・パンタスティコ、エイプリル・バールラン
「主は憐れみを忘れず」 Suscepit Israel
「われらの先祖に告げたまいしごとく」 Sicut locutus est
クリス・ローラント、ジェローム・マルシャン
「父と子と聖霊に栄光あれ」 Gloria Patri
「初めにあったように今もいつも」 Sicut erat
(以上、モンテヴェルディ「マニフィカト」より))
クリス・ローラント、ジェローム・マルシャン、ラモン・ゴメス・レイス
「シンフォニア・グラーヴェ」 Sinfonia Grave
(ビアジオ・マリーニ)
ジュリアン・ゲラン、ラファエル・ボシャール、ブルーノ・ロケ、ステファン・ボルゴン、アシエ・エデソ、ジェローン・ヴェルブルジャン、ジェオルジェ・オリヴェイラ、レアルト・デュラク
「今や天も地も」 Hor che'l il ciel e la terra
(カプスベルガー)
ベルニス・コピエテルス、クリス・ローラント、ジェローム・マルシャン、ジュリアン・ゲラン、ラファエル・ボシャール、ブルーノ・ロケ、ステファン・ボルゴン、アシエ・エデソ、ジェローン・ヴェルブルジャン、ジェオルジェ・オリヴェイラ、レアルト・デュラク
「コラシオーネ」 「トッカータ・アルペッジアータ」 Colascione et Toccata Arpeggiata
(カプスベルガー)
ベルニス・コピエテルス、ラモン・ゴメス・レイス
「他の者は軍神マルスのために歌う」 Altri Canti di Marte
(モンテヴェルディ)
ベアトリス・ウァルテ、ラファエル・ボシャール、小池ミモザ、ブルーノ・ロケ、カロリン・ローズ、
ジェローム・マルシャン、クリス・ローラント、サラ・ジェーン・メドレー、シヴァン・ブリッツォーヴァ、アンハラ・バルステロス、エイプリル・バール、ノエラニ・パンタスティコ、モード・サボラン、レアルト・デュラク、ステファン・ボルゴン、アシエ・エデソ、ジェオルジェ・オリヴィエラ、ラモン・ゴメス・レイス

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