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2012/04/10

【オペラ】なるほど、初期のワーグナーとはこういうものかと。「さまよえるオランダ人」新国立劇場オペラ

 年度の変わり目で忙しいですばい。3月中旬に観た新国立劇場オペラの「さまよえるオランダ人」。公式サイトはこちら、特設サイトはこちらです。
 ワーグナーの超有名なオペラですが、ぽん太は初めて観ました。28歳のときに作曲したそうで、そのなかに、後年のオペラ・楽劇につながる様々な要素を見て取れるのだそうですが、ぽん太に分かろうはずがありません。ぽん太としては、「ワーグナーにしては物足りないな〜」という感じでした。ここらでワーグナー独特の音楽で盛り上がって欲しいな〜というところで、古典的な和音進行になってしまいます。「ベートーヴェンの交響曲第一番って、よく聞くと実はいい曲なんだよ」と言われても、やっぱり「運命」や「第九」のほうがいいのと同じです。
 ストーリーもちと納得がいきません。最後の最後で船長が「わたしこそ、さまよえるオランダ人だ〜」と叫びますが、「みんな知っとるわい」という感じです。昔ゼンダがエリックに、ちと愛を誓うようなことを言ったことがあるからといって、それでオランダ人が「裏切られた〜」というのも大げさな気がします。ラストも、ゼンダは水底に沈んで行き、地上に残されたオランダ人はめでたく死ぬことができました、というのも、なんか盛り上がりにかけます。もっともこのオペラの結末は、様々なヴァージョンがあるんだそうな。
 演出は悪くなかったし、歌も迫力があった気がします。なんか、もう忘れてしまって、すみません。


さまよえるオランダ人
Richard Wagner : Der fliegende Holländer
リヒャルト・ワーグナー/全3幕
2012年3月11日 新国立劇場オペラ劇場

【指 揮】トマーシュ・ネトピル
【演 出】マティアス・フォン・シュテークマン
【美 術】堀尾幸男
【衣 裳】ひびのこづえ
【照 明】磯野 睦

【ダーラント】ディオゲネス・ランデス
【ゼンタ】ジェニファー・ウィルソン
【エリック】トミスラフ・ムツェック
【マリー】竹本節子
【舵 手】望月哲也
【オランダ人】エフゲニー・ニキティン

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団

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