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2012/09/24

【剣岳早月尾根敗退&大日三山縦走(2)】早月小屋まで登るも風雨で敗退

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 早朝に富山市内のビジネスホテルを車で出発し、早月尾根の登山口の馬場島(ばんばじま)を目指します。
Img_3176 馬場島にゆく途中に見えた剣岳。関東に住んでいるぽん太の感覚では、剣岳は奥の奥にある山というイメージなので、市内から普通に剣岳(や雄山や薬師岳…)が見えるのが、とっても不思議な感じがします。
P9180044 猛暑が続いているとはいえ、山はすっかり秋の装いでした。写真は、やけに大きくて派手なウツボグサ。そう、タテヤマウツボグサですね。
 早月尾根はなかなかの急登ですが、今日の行程は約5時間で、時間もたっぷりあるので、意識してゆっくりと登りました。
Img_3179 などと言っていたら、見たこともない花が…。あとで調べたところ、アケボノシュスランでした。
 冒頭の写真にあるように、いくつもの杉の巨木が、登山道の両側に生えています。杉というとぽん太は、まっすぐ天に向かって伸びている姿を思い浮かべますが、いくつにも枝分かれし、うねるように屈曲しています。タテヤマスギと呼ばれ、富山県の県木に指定されているそうです。
P9180067 ようやく早月小屋に到着。素っ気ない木の外壁、窓の作り出すリズム。機能主義建築のような美しさがあります。中に入ると、とてもアットホームです。早月小屋のホームページはこちらです。
Img_3197 庭からは小窓尾根の荒々しい稜線を望むことができますが、残念ながら頂上は見えません。
Img_3201 夕食は牛丼でした。山小屋でこんなにタンパク質を補給できるとは思ってませんでした。連休明けのため、泊まっている客は8人で、ゆったりと寝ることができました。
Img_3203 富山湾に面する富山市の灯りが美しいです。明日も晴れかな…。後で知ったことですが、剱・立山では、「富山市の灯りが見えたら翌日は雨」という言い伝えがあるんだそうです。
 夜中に目が覚めた時、雨の音が聞こえました。風もかなり強いようです。
Img_3205_2 こちらが朝食。なかなか豪華です。冷や奴がうれしいです。
 さて、元富山県警山岳警備隊のご主人の話しでは、雨だけでも滑りやすいのに、ここらでこれだけ風が吹いていたら、山頂では立てないくらいの強風だろうとのこと。7時まで天候の回復を待ったのですが、いっこうに良くなる気配がありません。一日停滞しても明日は晴れるという保証はないし、剣山は以前に登っているし、危険を冒す意味はまったくないので、勇気ある撤退をすることに決めました。
P9190083 早月小屋のお弁当は、お稲荷さんとのり巻きでした。雨のなかの撤退で意気消沈してましたが、おかげで元気が出ました。登った時はあまり感じませんでしたが、下ってみると相当な急登で、よく昨日はこんなところを登ったな、と思いました。
 このあとどうしようかと迷ったのですが、だんだんと天気が回復するという予報だったので、人力で剱を越えられないなら文明の利器を使ってと、立山駅まで車で走り、アルペンルートのケーブルカーとバスを乗り継いで室堂に行き、みくりが池温泉に泊まりました。みくりが池温泉については、稿を改めて書きたいと思います。
Img_3217 夕方になって霧が晴れてきて、立山連峰が顔を出しました。写真は真砂岳から別山にかけての稜線です。明日はいい天気かな?

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