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2012/10/04

【読売新道あ〜しんど(1)】日程と、高瀬ダム〜烏帽子小屋〜水晶小屋

Img_2848 ちと前の話しですが、8月下旬、ぽん太とにゃん子は読売新道を歩いてきました。今年の山歩きのメイン・イベントです。上の写真は、読売新道の入り口に立ちはだかる赤牛岳。赤い色、のっそりした牛の背中のような稜線が魅力的です。
 読売新道は歩行時間が長く、かつ途中に水場やエスケープルートがありません。ひとたび歩き始めたら、とにかく前に進むしかないというハードなルート。ぽん太とにゃん子は数年前から読売新道を狙っていたのですが、事前のトレーニングが不十分だったり、せっかく取った休みに台風が来たりで、のびのびになってました。今年はトレーニングも十分、天気も万全ということで、ついに夢を果たすことができました。乗りたかった平ノ渡しにも乗れたし、大満足でしたが、とにかく長くて疲れた。読売新道は「あゝしんど」でした。

【山名】烏帽子岳(2628m)、野口五郎岳(2924.3m)、水晶岳(2977.7m)、赤牛岳(2864.2m)
【山域】北アルプス
【日程】2012年8月23日〜26日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】すべて晴れ
【ルート】(8/23)高瀬ダム7:35…(ブナ立て尾根)…烏帽子岳13:44…烏帽子小屋14:33(泊)
(8/24)烏帽子小屋5:48…野口五郎小屋9:48…水晶小屋13:20(泊)
(8/25)水晶小屋5:26…水晶岳6:07…赤牛岳9:25…(読売新道)…奥黒部ヒュッテ14:01
(8/26)奥黒部ヒュッテ6:48…平ノ渡し8:51…黒部ダム14:08

(※大きい地図や3Dグラフはこちら
【マイカー登山情報】七倉に広い無料駐車場あり。ここから高瀬ダムまで、タクシー2000円。
 扇沢から七倉まではタクシーで6~7000円。

前夜は松本市内のビジネスホテルに泊まり、酒三昧。早朝に車で七倉まで入り、タクシーで高倉ダムまで行き、ブナ立て尾根を登ります。北アルプス三大急登のひとつですが、今日は足慣らし。時間もたっぷりあるので、ゆっくりと登りました。
P8230066 途中、オコジョ君に遭遇。ぽん太もにゃん子も初めて見ました。じっと立ち止まって眺めていたら、向こうもこっちに興味があるのか、出たり入ったり、近くまで来てUターンしたり、きりがありませんでした。近づいてきて、わざわざでんぐり返ししして引き返して行ったり。コイツはいったい何のためにこんなことをしているんでしょうか?なんか……こういうことが好きなんでしょうか。それとも、近くに巣でもあって、注意をそらそうとしているんでしょうか?どなたか教えて下さい。
Img_2697 烏帽子小屋に1時過ぎに着いてしまいました。以前に登ったことのある烏帽子岳山頂は割愛する予定だったのですが、あまりに時間を持て余しそうだったので、山頂までピストンすることにしました。途中、ちょっと時期が遅いかと思ってたのですが、コマクサがあちこち咲き残っておりました。
Img_2724 烏帽子小屋の夕食。天ぷら美味しゅうございました。
Img_2728 烏帽子小屋の朝食。目玉焼き美味しゅうございました。
Img_2734 朝日に頬を染める赤牛岳。そして読売新道の稜線が、雲海へと消えて行きます。明日はあそこを下るのです。
Img_2738 東に目を転ずると、唐沢岳の左手に、朝日が雲海を照らしています。
Img_2748 烏帽子小屋から水晶小屋にいたるルートは裏銀座コースと呼ばれる、槍ヶ岳に迫っていくルート。野口五郎岳の肩に槍ヶ岳が見えます。
Img_2762 東沢谷の向こうに水晶岳。以前に雲ノ平から水晶岳に登った時は雨でしたし、また湯俣温泉から登ってこの稜線を下った時も、ガスがかかっていて水晶岳は見えませんでした。こんかい初めてぽん太とにゃん子の前に姿を現してくれました。
Img_2774 野口五郎岳から、真砂岳の向こうに、笠ケ岳を望む。こっちからみると、笠ケ岳ってホントに笠みたいですね。
Img_2782 烏帽子小屋のお弁当。おにぎり二ヶです。
Img_2789 東沢谷の源頭をまわりこんでいきます。はるか先に黒部湖があります。明日は写真左の尾根を下り、黒部湖まで。
Img_2798 ミヤマクワガタを発見。かわいいですね。見つけるとついつい写真を撮ってしまいます。
Img_2807 水晶小屋に到着。2007年に建て替えられたばかりの新しく綺麗な山小屋ですが、建て替え調査中に起きた死者まで出たヘリコプター墜落事故(航空事故調査報告書、最後の方に現場写真もあり)は記憶に新しいところです。以前にぽん太とにゃん子が、水晶岳に登る途中で水晶小屋に立ち寄って暖をとらせていただいたのは2002年のことで、まだ古い建物でした。当時は水晶小屋といえば、布団1枚で3人寝るという大混雑で有名でしたが、登山人口の減少により混雑も以前ほどではないようです。
 それでも最初は混むかもしれないので…と布団1枚に2人ずつ割り当てられたのですが、夕食前に確定人数により寝床の再分配が行われ、布団3枚で4人ぐらいで寝ることができました。これなら余裕です。
P8240202 夕食はカレーでした。おいしゅうございました。
Img_2810 朝食は魚の甘露煮もついてました。さあ、今日はいよいよ読売新道。ご飯を食べられるだけ食べて、長丁場に備えます。(続く)

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