【ミャンマー旅行(13)】ヤンゴン(ナーガ洞窟パゴダ、カバエー・パゴダ、アウンサンスーチーさんの家、インヤー・レイク・ホテル)
続いてナーガ洞窟パゴダです。べつに洞窟があるわけではありません。なんで「洞窟」という名前なのか、聞いたけど忘れました。
ナーガとは、この水盤の縁飾りにあるヘビや竜のことだそうです。なーがいからナーガか……。
「僧」とはいえ子供たち。今日は独立記念日ということで、裏庭で楽しそうに遊んでいました。訪ねたのがちょうど昼食前だったので、托鉢を終えたお坊さんたちが三々五々戻って来ました。中身をちょっと見せてもらいました(冒頭の写真です)。
パゴダの回廊に置いてある丸い石。決心をするときに占いのように使うんだそうです。まず、過去のある出来事を思い出しながら、石を持ち上げます。次に、これからやろうと思っていることを考えながら再び石を持ち上げます。前より軽くなっていたら、それをやるとうまくいくそうです。
中庭に落ちていた「スター・フラワー」。たぶん木に咲く花のガクだと思うんですが。綺麗ですね。これをポケットに入れてプロポーズすると、うまくいくという言い伝えがあるそうです。
近くには尼僧院もありました。尼さんの服装はピンクでかわいらしいですね。
カバエー・パゴダです。1952年に造られた新しいパゴダです。修復中でカバーがかけられ、まるで瓶みたいになってます。
仏様にお供えする花を売ってました。綺麗な花ですね。何て花か知ってますか?『平家物語』の冒頭、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、娑羅双樹の花の色……」、そう、娑羅双樹です。
こちらがアウンサンスーチーさんの自宅です。何年間も自宅軟禁されていてさぞかし大変だろうと思ってましたが、「自宅」が広いんですね。1991年にノーベル平和賞を受賞し、世界的には有名なアウンサンスーチーさんですが、ミャンマーの人たちの評価はどうなんでしょう。現地ガイドさんに尋ねてみたところ、ミャンマー人の99パーセントは彼女を好きだろうとのことでした。
その後、スーパーマーケットOceanで買い物をしました。店内の撮影は禁止。入り口で警備員に荷物の中身をチェックされます。撮影も禁止なので、写真はありません。 時間が余ったので、インヤー・レイク・ホテルのラウンジで飲み物をいただきました。1970年代に建てられたそうですが、リニューアルされてとてもきれいな高級ホテルになってました。ロシア人の建築家が設計したそうで、いっけん無機質で無味乾燥に見えますが、よく見ると、機能的ながら独特のリズム感があり、バランス感覚もよく、威風堂々とした出で立ちです。ミャンマーの太陽の角度をよく計算した見事な建物だと思います。
ロビーからインレー湖に臨む庭を見る。
ホテル内の床屋さん。回る看板に注目。床屋さんの看板といえば、動脈と静脈を表す赤と青のネジネジ模様と決まってますが、ミャンマーの看板は派手はでしいです。黄色はリンパ管か?
楽しかったミャンマーの旅もいよいよ終わり。ヤンゴン空港から出国です。ところが空港内が突然停電して真っ暗に。写真は一部の電灯が点いたところです。ミャンマーは電力事情がよくないようで、旅行中も何回か停電にあいましたが、まさか国際空港が停電するなんて。飛行機の発着には影響ないのでしょうか。
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