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2013/08/16

【温泉】温泉力と日本酒はすごいが玄関が……・玉梨温泉恵比寿屋旅館(★★★★)

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 ぽん太とにゃん子の西会津の旅。二泊目は玉梨温泉恵比寿屋旅館にお世話になりました。公式サイトはこちらです。場所的には、昨日泊まった西山温泉のやや西側になり、只見川の支流の野尻川沿いにある、数軒の旅館からなるひなびた温泉街です。
Img_5672 こちらが恵比寿屋の建物ですが、かなりオンボロなので、正直ぽん太はショックを受けました。塗装が剥げたコンクリート。のれんもなく、提灯が下がっているはずのところにはむき出しの蛍光灯。左の壁には昆虫のジャズバンドのようなネオンがあります。こ、これはまるで、廃業したスナックのようです。ホームページを見た印象では、現代的デザインの和室があったりして、ちょっとおシャレな宿かと思っていたのですが。
 建物の内部は、普通にきれいなのですが、ちょっと雑然としております。また、普通ならお客さんがくつろぐ所と思われる畳敷きのホールのようなところで、宿のご家族がテレビを見ております。雰囲気的には、アットホームな田舎旅館という感じです。
 ぽん太とにゃん子は安い部屋をお願いしましたが、それでも二間続きのこぎれいな部屋でした。窓がほとんど開かず、クーラーを付けざるをえないのが、田舎の美味しい空気を楽しみにしていたぽん太にはちと残念でしたが、宿が川のすぐ近くに建っているため、防音上の必要性があるようです。
Img_5681 こちらが内湯です。タイル敷きであまり風情はありませんが、そのタイルをびっちり結晶をこびりつかせたお湯が見事です。透明ですが、沈殿物で緑褐色ににごっており、なめると炭酸のショワショワ感が強いです。泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸温泉で、炭酸水素イオンが1159.2mg/kg、また溶存ガス成分の遊離二酸化炭素が436.0mg/kgです。泉温は45.9度で、加水循環なしの源泉掛け流しです。
Img_5683 川沿いの半露天風呂が付いております。今日の野尻川はご覧の通りの濁流です。
Img_5659 すぐ近くに二つの共同浴場があり、一人100円程度の寸志で利用できます。まずは宿のすぐ隣りにある八町温泉共同浴場・亀の湯です。見た目は普通のひなびた共同浴場ですが……
Img_5663 内部は一段掘り下げられていて、天井がとても高く感じます。浴槽はひとつだけで混浴です。壁に白い札がいっぱいかかっていますが、寄付者の名前と金額を記したものです。こ、これは、ぽん太的にはかなり得点が高いです。
Img_5666 ご覧の通り、二種類の源泉が注がれています。はっきりと書いてはいないのですが、向かって右側の太い方が宿と同じ源泉で、左側の細い方が、八町温泉の源泉だと思います。宿のお湯よりも赤茶色が濃く、シュワシュワ感も強いです。泉質は同じくナトリウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉ですが、炭酸水素イオンが1213mg/kg、遊離二酸化炭素が818.2mg/kgと、さらにパワーアップしています。
Img_5670 近くのバス停の待合室にも、寄付した人の名前が貼ってあります。公共物を寄付をつのって作り、名前を貼り出すのが、この地域のしきたりのようです。
Img_5680 こちらは、川の向かいにある玉梨温泉共同浴場。
Img_5674 内部は至ってシンプルですが、シンプルゆえの美しさがあります。泉質は宿と一緒です。
Img_5690 お食事処でいただく夕食は、創作系の郷土料理で、これまた得点が高いです。シシ茸の甘煮は初めていただきました。お造りは、生湯葉・青ばと豆腐と自家製黒こんにゃく。青ばとは、枝豆を意味する方言だそうです。ヴィシソワーズも美味しかったです。
Img_5695 つぼ鯛の照り焼きに、新鮮な夏野菜の天ぷら。とうもろこしが甘かったです。
Img_5696 揚げそばの野菜あんかけ。会津といえば蕎麦ですが、こうきましたか。あとはお吸い物、混ぜご飯、デザートのアイスクリームが付きます。
Img_5693 そしてさらに加点の対象となるのがお酒です。一番右が冷酒で頼んだ飛露喜。左の三つが、番頭さんが選んだお試しセット。「風が吹く」は初めて飲んだお酒です。どれも濃くて香りが強くて美味しかったです。
Img_5704 朝食は二段重ねの箱重で出て来ます。湯豆腐をとろろ芋にからめて食べるのは初めてでした。
 炭酸系の温泉力がハンパなく、共同浴場の造形美も高得点。食事もおいしく、日本酒の品揃えも高評価です。さびれたスナック風の門構えが大きく減点となりますが、それでもぽん太の評価は4点台に留まります。

Img_5706 宿からちょっと奥に行ったところに、幻の青ばと豆腐の店、玉梨とうふ茶屋があります。ホームページはこちらです。ちょっとキッチュな店構えですが、買って帰ったお豆腐はとっても濃厚で美味しかったです。
Img_5707 ここら辺りの民家の造り。ほぼ同じ床面積を持つ二階建てになっているのは、建坪を小さくして雪の影響を小さくするためでしょうか。玄関が出っ張っていて、その上は半二階、あるいは二階建てになっています。
Img_5650 こちらの家はスイスみたいですね。
Img_5711 帰りはいつものように、磐越道を通って小名浜の「いわき・ら・ら・ミュウ」へ。海鮮レストランいちよしで海鮮丼をいただきました。山の幸のあとは海の幸。う〜ん、これは贅沢。
Img_5709 ここも津波でひどい被害を受けましたが、復興はだいぶ進んでいる様子で、夏休み中ということで多くの家族連れで賑わってました。北前船の見学には長い行列ができておりました。こんど来た時は、復興メニューのカジキメンチを食べたいです。

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