【旅行】西会津(久保田三十三観音石像・軽井沢銀山跡・蕎麦ふなき・C11244・鮭立磨崖仏・小栗山道祖神
西会津の西山温泉滝の湯に泊まったぽん太とにゃん子ですが、翌日は登山の予定でしたが、雨のぱらつくあいにくの天気となったため、周辺を観光することにしました。観光地としては、柳津の福満虚空蔵菩薩が有名ですが、以前に行ったことがあるので省略しました。 まずは久保田三十三観音石像です。場所はたぶんこの辺(goo地図)だと思います。わかりにくいですが、所々に道案内が出ています。
こちらが案内板です。一周230メートルほどの小道に、33の石仏が配置されています。ひとつの台座に文政元年(1818年)という年号が読み取れるそうです。
千手観音です。素朴で可愛らしい仏様ですね。
こちらは如意輪観音のようなお姿ですが、左手に十字架のようなものを掲げています。「マリア観音」という札が付けられていました。
久保田の集落です。山奥にあるのに、とても立派で格式ある建物が並んでいます。これで屋根が茅葺きだったら、素晴らしい景観だったことでしょう。西会津は全体に家屋が立派な気がします。豊かな土地だったのでしょうか。ぐぐってみましたがよくわかりません。
ついで、軽井沢銀山跡です。場所はこのあたり(goo地図)です。県道53号を南下して塩野の集落に入ると、右手に細い道が別れており、「銀山」という青い看板があります。しかしここで曲がってはいけません。さらに先に進んで、川を渡る手前で右折すると、立派な新しい道ができています(現時点でgoo地図にも載ってません)。レンガ製の溶鉱炉の煙突が残っており、背後の山には採掘した跡のようなものが見えます。
戦国時代から明治中期まで採掘が行われ、日本屈指の銀山だったそうです(Wikipedia)。煙突は崩壊が進んでいるので、近寄ってはいけません。
傍らに記念碑もありましたが、残念ながら読めませんでした。
昼食は、柳津町役場の近くにある「ふなき」でおそばをいただきました。公式サイトはこちらですが、地図の位置がまちがっているので、食べログの地図にもリンクしておきます。
お店の前でノラちゃんがお昼寝。
名物の水そばを注文しました。お蕎麦がざるではなくて、水の入った器に入れられています。もともとは、蕎麦のホントの味を味わうために、つゆにもつけないで食べたのだそうです。そば粉100%の手打ちだそうですが、香りは控え目ので、とってもコシが強いです。ツユはコブ出汁系の甘さ控えめのかっちりした味です。あと、量がけっこう多かったです。美味しゅうございました。辛み大根のおろし汁でいただくという高遠そばも食べてみたいです。
道の駅「会津柳津」で、稲葉屋菓子店の「あわまんじゅう」をゲット。皮がとろけるように柔らかくて美味しかったです。
「八重の桜」に出てきた「こづゆ」のレトルトをゲット。里芋、にんじん、干し貝柱、豆麩、きくらげ、糸コンニャク、ぎんなんの七種が入った煮物で、めでたいときにいただく武家料理だそうです。
柳津駅に保存されているC11244を見学。保存状態はなかなかいいです。
柳津町から、今宵の宿のある金山町に移動し、鮭立磨崖仏(さけだちまがいぶつ)です。場所はここです。風化が進んでいるせいか、屋根が架けられています。
案内板です。天明の飢饉のおりに作り始められたとのこと。天明の飢饉は、天明2年(1782年)から8年(1788年)にかけて起きた大飢饉ですね。
古い時代に作られた右側の方は、像が剥脱してしまってます。砂岩のような材質なので、風化してしまったのでしょう。
より新しい左側の方は、像が残っております。ここには風神雷神が彫り込まれています。どこか遊び心を感じますね。
小栗山道祖神(こぐりやまどうそじん)、場所はこのあたりです(goo地図)。男女二人からなる道祖神です。ということは、周りに置かれている棒は当然アレでしょう。
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