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2013/12/10

【バレエ】子供時代に戻ろう/シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー 「聖なる怪物たち」

 「聖なる怪物たち」は、4年前に観た演目。もちろんぽん太には「前回と比べて…」などと言うほどの審美眼はなく、観ながら「そういえば、こんなんだったな〜」と思い出す程度。 その4年間、ギエムの活躍は言うまでもありませんが、カーンも2012年のロンドンオリンピックの開会式で振付けを担当したとのこと。まさに聖なる怪物(=ビッグ・スター)の共演といえるでしょう。公式サイトはこちら
 ひとことで言えば、クラシック・バレエ出身のギエムと、伝統舞踊カタック・ダンス出身のカーンによるジャンルを越えたコラボですが、二人が子供時代を振り返っての会話があったり、コミカルな振付けもあったりします。音楽や振付けにも、西洋と東洋の融合が感じられます。
 回転するときに、ギエムは爪先で立って上に伸び上がるのに対し、カーンはむしろ腰を落とすようにして重心を下げるのが面白かったです。また、プロレスの「手四つ」みたいに両手をつかみあって、二人が共鳴するように腕を振る踊りも良かったです。
 ギエムが両足をカーンの腰に絡ませて、まるでヒンズーの神のように見える踊りでは、「よく腹筋が持つな」と思いました。
 コンテンポラリーとはいえ理屈っぽいところがなく、ギエムが直前インタビューで語っていたように、「子ども時代に戻っていく」みたいに心地よくなれる舞台でした。


シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー
「聖なる怪物たち」
2013年11月28日 ゆうぽうと

芸術監督・振付:アクラム・カーン

ダンサー:シルヴィ・ギエム、アクラム・カーン

振付(ギエムのソロ):林懐民
振付(カーンのソロ):ガウリ・シャルマ・トリパティ

音楽:フィリップ・シェパード
   およびイヴァ・ビトヴァー、ナンド・アクアヴィヴァ、トニー・カサロンガの歌より

照明:ミッキ・クントゥ
装置:針生康
衣裳:伊藤景
構成:ギィ・クールズ

演奏:アリーズ・スルイター(ヴァイオリン)
   ラウラ・アンスティ(チェロ)
   コールド・リンケ(パーカッション)
   ファヘーム・マザール(ヴォーカル)
   ジュリエット・ファン・ペテゲム(ヴォーカル)

技術主任:ファビアナ・ピッチョーリ
音響技術:ニコラ・フォール
ツアー・マネージャー: マシータ・オマー

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