【料理自慢の温泉】ブランドは名ばかりじゃないよ!間人ガ二が美味し「炭平」(★★★★)
2月中旬、的矢牡蠣のフルコースを満喫したぽん太とにゃん子は、一路日本列島を横断し、日本海に面する丹後半島へと移動。お目当ては超有名ブランドの間人(たいざ)ガニ。お世話になったのは炭平さんです(公式サイトはこちら)。
冬になるとカニを食べたくなるぽん太とにゃん子ですが、高価なブランド蟹はこれまで避けてきました。しかし、だんだんと高齢化してきて、いつ死ぬかもわからないので、今年は奮発することにしました。 建物は新しく立派な和風旅館です。
ロビーです。軽い感じが好ましく、色彩感覚もいいですね。
客室は落ち着いた和室です。窓の外は日本海。どんよりと曇っております。実はこの二日後に日本列島を大雪が襲いました。予定が一日ずれていたら、高速道路上で丸一日缶詰になったかもしれません。
洗面所など細かいところも、美しく作り込まれております。
いろいろな自家製リキュールが並んでいて、試してみることができます。
メニューです。お金がないので量はいいけど、いろんな食べ方を味わいたいということで、一人カニ1匹の「蟹フルコース」を選択。
様々な調味料が並べられてスタンバイ。お造りに茹こっぺがに。そしてこれだけは外したくないのが蟹刺身。舌の上でとろけるようにやわらかく、甘みと旨味がノンブランド品とは全然違います。
カニを美味しく頂くには、美味しい日本酒が不可欠です。銘酒セットをお願いしました。
茹でガニ君登場!(冒頭の写真)。蟹味噌が新鮮で美味でした。 蟹炭火焼セット登場。美味しくいただいてあげましょう。
脚が焼き上がりました〜。う〜ん香ばしい。生もいいけど焼きもうまい!
カニミソが焼き上がりました〜。ふわふわアツアツです。煮るのと全然違うんですね〜。
蟹しゃぶです。生でもない、茹ででもない、独特の旨味が魅力です。
最後はもちろん蟹雑炊で〆。仲居さんが作ってくれたのは、軽くかき混ぜるタイプでした。
デザートは温州みかんシャーベット。味といい色合いといい、京都らしい一品です。
さて温泉です。蔵を模した浴室の入り口は雰囲気があって悪くありません。
内湯は岩風呂風です。
日本海が見渡せる露天風呂が付いております。展望が良すぎて、下の農家から丸見えですが、にゃん子によると、女湯はちゃんと見えないようになってるそうです。
残念だったのは泉質がカルキ泉のこと。消毒臭が強すぎて、「温泉」を楽しむことができませんでした。 朝食も、地元の海の幸や新鮮な野菜が美味しかったです。
野菜や飲み物はバイキング形式になっており、さらにへしこや白バイ貝(?)はお好みで焼いて頂けます。
これまで「ブランド蟹なんて、ノーブランドと味は一緒なんじゃない!?」と思っておりましたがさにあらず。甘みといい旨味といい、高いお金を払う価値があることを初めて知りました。蟹料理だけなら5点満点なんですが、残念なのは温泉。宿全体として評価した場合、温泉がマイナス1点となって、ぽん太の評価は4点となります。でもカニは絶品ですよ。
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