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2014/04/01

【宿】登録有形文化財のローマ風呂は工芸品レベル・岩本楼@江ノ島(★★★★)

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 2月中旬、ぽん太とにゃん子は江ノ島にある旅館「岩本楼」に泊まってきました。登録有形文化財に指定されたローマ風呂が有名な宿です。公式サイトはこちらです。
Img_8158 江ノ島といえば超有名な観光地。東京で育ったぽん太は、子供の頃に遠足やらなんやらで、当然何度も訪れていると思い込んでいたのですが、今回来てみたら全く記憶ににゃい!ひょっとしたら、こんかい生まれて初めて江ノ島を訪れたのかもしれません。
Img_8030 土産屋で賑わう参道を少し上がると、右手に岩本楼が見えてきます。
Img_8224 表札には「旧岩本院」と書かれております。岩本楼は、もともとは「岩本坊」と呼ばれ、その後「岩本院」と名を変えましたが、江ノ島三宮の別当職(住職みたいなものですね)を務め、また参詣する人々の宿泊所としても栄えました。岩本院と聞くと、歌舞伎の弁天小僧菊之助の名台詞「〽さてその次は江ノ島の、岩本院の稚児あがり……」を思い出しますが、その岩本院がここなのです。弁天小僧と江ノ島に関しては、日を改めてアップいたします。
Img_8222 建物は残念ながらテッコンキンクリート造り。建て替えを繰り返し、残念ながら古い建物は残っていないそうです。あゝ、もったいなや!
Img_8159 客室は落ち着いた和室です。窓からは海をはさんで七里ケ浜が見渡せます。
Img_8198 さて、お目当てのローマ風呂です(冒頭の写真をご覧下さい)。時間によって男女入れ替わりとなります。ブルー系のタイルが美しく、エンタシスを組み入れた窓も美しいです。そこらの温泉旅館のローマ風呂と違い、工芸品としての価値がありそうです。また、浴室と脱衣室の境には、左の写真のように美しいステンドグラスがはめ込まれています。
 宿に置かれていた新聞記事のコピー(出典不明)によると、このローマ風呂は1930年頃に作られたそうで、当時の経営者が伊豆や熱海の温泉地に対抗できるようにと考えたのだそうです。また壁のタイルやテラコッタは、有名なタイル職人の小森忍の手になるものだそうです。
Img_8191 天井を見上げれば、まるで宇宙船のごとし。これは未知との遭遇か。
Img_8192 ライトアップされた岩盤が見える大きなガラス窓と、その上にリズミカルに明けられた無機的な四角い窓。
Img_8193 昔は噴水になっていたんでしょうね。
Img_8195 昭和時代の蛇口だそうです。水はでません。
Img_8201 昔はシャワーが取り付けられていたと思われます。
Img_8206 鳥や植物が透かし彫りになっているタイルです。これは見事!
Img_8161 さて、ローマ風呂と男女入れ替わりになるもうひとつの風呂は、弁天洞窟風呂です。江ノ島岩屋を模したものと思われます。
Img_8166 かなり奥深いです。
Img_8216 洗い場もこの通り細長いです。ひょっとしたら昔は、こちらも湯船だったのかもしれません。
Img_8165 洗い場の奥には鳥居が並び、その突き当たりには仏像が置かれております。
Img_8219 この岩盤の中に洞窟風呂が掘られていると思われます。
Img_8184 さて夕食です。これに天ぷら、サザエのつぼ焼き、デザートがつきます。普通に美味しい会席料理でしたが、これにシラスとか地元の食材を入れたりして特色を出したら、もっとお客さんが増えるかも。でもそうしたら、値段がバカ高くなっちゃいますよね。
Img_8213 朝食です。こちらも普通に美味しいです。
 古い建物が残っていないのが残念。お食事も普通ですが、なんといってもこのローマ風呂は一回入浴のしてみる価値あり。ぽん太の評価は4点です。江ノ島というと日帰りが多いかと思いますが、ぜひ一泊してゆっくり観光してみては?

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