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2014/06/11

【山菜・温泉】夏は登山で賑わう宿に、今回は山菜目当でお伺いしました/常念坊(★★★★)

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 山菜の季節はまだまだ続くぜ。でも、もうそろそろ終わりかな?と、いうことで山菜好きのぽん太とにゃん子、今回は穂高温泉の常念坊さんにお世話になりました。北アルプスを望む安曇野の西のはじ、美しい森に囲まれた落ち着いた宿です。公式サイトはこちら

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Img_9326 夏は登山客で賑わうこの辺りも、いまは人気がまばら。赤松林の中に建つ、落ち着いた和風建築です。
Img_9328 宿の名前は「常念坊」ですが、別に宿坊ではありません。宿の西側にある山の名前が「常念岳」なのですが、これが「常念坊」にまつわる伝説から来ていると言われております。また、春になると東側の斜面に浮き出る雪形が、「常念坊」と呼ばれています(Wikipedia)。
Img_9348 内部は、山荘風の雰囲気が取り入れられております。宿のご主人が登山ガイドなんだそうで、宿主催の登山教室なども開かれ、登山シーズンは混み合うそうです。
Img_9349 薪ストーブもいい味を出してます。
Img_9345 客室は広々とした和室。トイレなしの狭い部屋で予約したのですが、トイレ付きの広い部屋にランクアップして下さいました。ありがたや、ありがたや。
Img_9334 温泉もなかなかいいです。浴槽は二つに分かれていて、奥から75.4度という高温の源泉が流れ込み、奥は熱めで手前はぬるめというタイプです。無色透明、無味無臭のお湯ですが、とろりとした感触の美肌系の湯です。もちろん加水なしの源泉掛け流しです。
Img_9331 露天風呂は、美しい樹林を眺めながら入ることができます。今日から梅雨入りですが、樹々はまだ新緑の鮮やかさです。
Img_9340 温泉分析書です。pH8.5のアルカリ性単純温泉。しかし、精神科医のぽん太が着目するのはリチウムイオンが0.6mg/kg含まれている点。リチウムは、躁うつ病などの治療に使われ、また水道水にリチウムが含まれる地域では自殺率が低いなどの報告もあります(例えば こちらのpdfファイル。石井啓義他「水道水中のリチウムは自殺予防に働くか?」精神経誌 2012)。ここのお湯を飲泉していると、少しは気持ちが落ち着くかもしれません。
Img_9343 一部循環加熱はしているものの、加水なしの源泉掛け流しです。
Img_9354 さあて、お待ちかねの夕食です。山菜好きであることを伝えておいたら、山菜中心のメニューにして下さいました。ありがたや、ありがたや。次々と出来立ての料理が運ばれて来るので、全体写真はありません。左はワサビ、右はワラビの信田巻きですね。
 ところで、何で油揚で巻いた煮物を「信田巻き」って言うの?ぐぐってみると、大阪の信太の森の白狐が、助けてくれた人に恩返しをしたという伝説から、油揚のことを「信太」「信田」などと言うんだそうです。
 で、ナントこの伝説を元に作られた歌舞伎が『蘆屋道満大内鑑』(あしやどうまんおおうちかがみ)なんだそうです。別名「葛の葉」。葛の葉姫に化けた白狐が、筆で障子に文字を左手で書いたり、下から上に書いたり、口に筆を加えて書いたりという「曲書き」が見所で、産んだこともが実は後の陰陽師・安倍晴明というやつですな。う〜ん、また一つ賢くなったばい(Wikipedia)。
Img_9363 おやきですが、ぽん太がこれまで食べたおやきとは別物です。普通のおやきは、まわりの皮が饅頭みたいで柔らかいですが、このおやきは固くてカリカリです。味は、例えて言えばインドのナンみたいな感じ。中身は味付けしたネギで、焼きたてのアツアツでいただくと、とても美味しいです。なんでもこのあたりでは、囲炉裏の灰の中に埋めておやき焼く習慣があるんだそうですが、旅館では出せないので、オーブンで焼いているそうです。これは、これまでのおやきの概念が覆される美味しさです。
Img_9356 ヤマウドなどの山菜を、豆腐や豚肉と煮込んだ山菜鍋。上に乗っかっているのは?鯖缶です。う〜ん、これは旅館のお料理としては、ちょっと掟破りのような気もしますが……美味しいです。
Img_9357 こちらは信州サーモン。長野県水産試験場がニジマスとブラウントラウトを交配して作ったブランド魚ですね。詳しくは、例えばこちらを御覧下さい。
Img_9359 定番の山菜天ぷらも揚げたてで。この他に、岩魚の塩焼きや茶碗蒸しなどもつきます。ぽん太とにゃん子は山菜尽くしに大満足。
Img_9368 こちらが糧食です。
Img_9370 おひたしはニリンソウでした。
 落ち着いた宿で、単純アルカリ性温泉の源泉掛け流しのお風呂も上々。特に今回は山菜尽くしのお料理が、素材だけでなく味付けも素晴らしく、暖かい雰囲気のいい宿でした。ぽん太の評価は……5点に限りなく近い4点!

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