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2014/07/30

【歌舞伎】中車の義平次の必死の演技に感動。2014年歌舞伎座昼の部

 公式サイトはこちらです。
 市川右近と笑三郎の動く錦絵のような舞踊「正札附根元草摺」に続いて、海老蔵、中車の「夏祭浪花鑑」。なかなか見応えがありました。
 こんかいは「お鯛茶屋」が付いていました。玉島磯之丞の門之助がやっぱり秀逸。連れ戻しにきたお梶の説教に、最初は迷惑そうに下を向いてるが、そのうちほっとけとばかりに説教も上の空で傾城琴浦といちゃつき始めます。徳兵衛らの芝居を見てオロオロし始めるあたりもいいです。
 海老蔵の団七九郎兵衛、やっぱりカッコいいですね〜。発声もよくなってきた気がします。昔のような大声こそ出ませんが、鼻にくぐもった感じがなくなりました。
 夜の部の夜叉王ではちと気の毒だった中車が、三河屋義平次を熱演。周囲の「歌舞伎」の演技からはちょっと浮き加減で、時々意図しない笑いが起きながらも、目玉をひんむいて必死に演技する姿を観ていると、以前にテレビで「息子を歌舞伎界に入れるためなら、自分はどんなことにも耐える」みたいなことを言っていたのが思い出され、ちょっとウルウルきました。
 ぽん太は中村座だかコクーンだかで笹野高史の義平次を見てるので、中車の義平次にはあまり違和感を感じませんでした。
 海老蔵の団七九郎兵衛も、中車に合わせたのか、なんか現代調だった気がします。
 玉三郎のお辰が、あの玉三郎にしてはいまひとつでした。こういうキップのいい女性の役だと、発音がちょっともっさりしてるのもあって、キビキビした感じが出てきません。

歌舞伎座
七月大歌舞伎
平成26年7月16日

昼の部

一、正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)  
    曽我五郎時致 市川右近
    小林妹舞鶴 笑三郎

二、通し狂言 夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)
  お鯛茶屋
  住吉鳥居前
  三婦内
  長町裏
  団七内
  同屋根上

    団七九郎兵衛 海老蔵
    三河屋義平次 中 車
    一寸徳兵衛 猿 弥
    琴浦 尾上右近
    お梶 吉 弥
    玉島磯之丞 門之助
    おつぎ 右之助
    堤藤内 家 橘
    釣舟三婦 左團次
    お辰 玉三郎

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