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2014/10/05

【登山】裏剱遊歩(1)全体の山行データと、室堂から剱澤小屋まで

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 剱沢雪渓を下って裏剱を歩くルートは、前々から行きたいと思っておりました。しかし2008年には映画『剱岳 点の記』がヒットしたため、混みそうなので2年間パス。その後もなかなか予定と天候と体調がそろわず、延びのびになってましたが、ついにこんかい念願がかないました。
 裏剱は、東京からだと日程的にそう気軽には行けないし、泊まっていたい山小屋もいっぱいあるので、ぽん太とにゃん子にしては長めの日程を取り、一日の歩行時間を短くして、のんびりした計画をたてました。日数が長くとも、ここらの山小屋には風呂があるのが嬉しいところ。また、温泉ファンのぽん太とにゃん子にとって、前から行きたいと思っていた仙人温泉小屋も組み入れました。
 普通は剱澤を下ったあとは、阿曽原温泉を抜けて欅平に下山するのが普通ですが、阿曽原から欅平への道は以前に歩いたことがあるし、車の回収が面倒です。車の回送サービスもありますが、富山から戻るのも大変。それだったらと、仙人温泉小屋でUターンし、ハシゴ谷乗越を越えて黒四ダムに下山するルートを選びました。
 天気もまあまあで、思った以上に楽しい山行でしたが、恐ろしきことに生まれて初めてクマに遭遇。いま御嶽山がえらいことになってますが、ぽん太とにゃん子もひとつ間違ったら、「北アルプスで登山者が熊に襲われて死亡」というニュースネタになっていたかもしれません。その話しは後ほどゆっくりと。

【山名】池ノ平山南峰(2555m)
【山域】剱・立山
【日程】2014年9月15日〜19日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】(9/15)晴れ、(9/16)上部ガス、(9/17)晴れ、(9/18)曇りのち雨、(9/19)晴れ
【ルート】(9/15)室堂10:56…剱御前小屋13:25…剱澤小屋14:25(泊)
(9/16)剱澤小屋6:17…(剱沢)…真砂沢ロッジ8:26…池ノ平小屋13:59(泊)
(9/17)池ノ平小屋6:35…池ノ平山南峰8:31…池ノ平小屋10:20…仙人池ヒュッテ11:59…仙人温泉小屋14:00(泊)
(9/18)仙人温泉小屋6:19…仙人岩屋6:39…仙人温泉小屋7:07…仙人池ヒュッテ9:35…真砂沢ロッジ14:04(泊)
(9/19)真砂沢ロッジ5:49…ハシゴ谷乗越…内蔵助平9:28…クマ出会12:10…内蔵助谷出合…黒四ダム13:53

(※3D地図や当日の天気図などは「山行記録のページへ」をクリック)
(※真砂沢ロッジあたりから北の部分の標高がうまく出ません)
【マイカー登山情報】扇沢の駐車場は、扇沢駅前が24時間1,000円、その下の以前は無料だった所が、36時間1,000円になってました。さらに下に無料の市営駐車場があり、さらに下に所々無料駐車スペースがあります。
【扇沢周辺無料駐車場の一部有料化について】|黒部ダムオフィシャルサイト
交通・運賃・時刻表 | 立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド
【山小屋情報】
・剱沢小屋(公式サイト):新しく綺麗な山小屋。食事に揚げたてのトンカツが美味しかった。予約をしてないと満室の場合宿泊できないようです。シャワーあり。
・池ノ平小屋(公式サイト):こじんまりしたディープな山小屋。お風呂あり。
・仙人温泉小屋(公式サイト):ここもディープ。温泉(混浴・女湯)あり。
・真砂沢ロッジ(公式サイト):かけ湯あり。

Img_0489 早朝に多摩の巣穴を車で出発し、中央高速を経て扇沢に到着。敬老の日の三連休の最終日ということで、立山黒部アルペンルートの混雑が心配されましたが、意外に空いてました。写真は黒部ダムから見た赤牛岳(?)。天気は高曇り。果たして剱様は見えるでしょうか?
Img_0514 室堂からみくりが池の前を通って雷鳥沢キャンプ場へ。写真は、キャンプ場から見た立山です。堂々として立派ですね。樹々が微かに色づき始めています。そこから雷鳥坂を登って剱御前小屋へ。3連休の最後ということで、下山してくる登山者が多く、次から次へとすれ違いました。室堂から剱御前小屋までのあいだで、かれこれ300人くらいとすれ違ったでしょうか。あとで山小屋で聞いたところでは、前日の連休中日は、剱岳のカニの横ばいが渋滞して2時間から3時間待ちになってたそうです。
Img_0522 そして剱御前小屋前からは……見えました!見えました!剱岳です。カッコいいですね。圧倒的な迫力です。う〜ん、見てると登りたくなってきますが、今回はお預けです。ちなみに剱御前小屋があるここ別山乗越が、今回の山行の最高地点です。なんと軟弱な計画でしょう。
Img_0539 剱澤小屋に向かって下って行きます。右下に剱沢キャンプ場、左の中程に剣山荘が見えます。
Img_0542 このトーチカのような建物が剱澤小屋です。雪の圧力に耐えられるよう、石垣に覆われています。旧剱澤小屋が2006年に雪圧による被害を受けたため、2007年に移転新築されたものです。
Img_0556 こちらが表側です。できたばかりなので、内部も木材がまだ白く、明るくてとてもきれいです。受付時に、明日の剱沢のルートについて、細かく説明してくれました。
 温水シャワーが三つり、時間で男女交替で使うことができます。熱いお湯が勢いよく出てきて、下手な温泉旅館のシャワーよりもよっぽど立派です。槍ヶ岳周辺の山小屋と比べると、水が豊富なことに驚きます。トイレも水洗です。ちなみに排水は、浄化槽を経由して、剱沢に流れているようです。
 またこの小屋は、定員以上は泊めないそうなので、必ず一人布団一枚でゆったりと眠れます。そのかわり、ご利用の際は予約をお忘れなく。
Img_0565 そして特筆すべきは夕食です。夕食時間が17時10分などと中途半端になってるので、なぜかと思っていたら、なんと豚肉の揚げ物が揚げたてのアツアツで登場。そのために、ひとテーブルずつ、微妙に夕食の時間をずらしてあるようです。しかも肉が苦手なにゃん子には、魚のフライを出してくれるというきめ細かいサービス。富山名物の赤巻かまぼこ もあります。また夕食の呼び出しも、ちゃんと苗字で呼んでくれます。う〜ん、素晴らしいです。
Img_0545 小屋の真ん前に聳える剱岳は、時間とともに刻々と違った表情を見せてくれます。まずは剱岳にかかる飛行機雲。
Img_0549 日が暮れかけた剣山荘。緑のグラデーションが美しいです。
Img_0552 ななめの日差しを浴びて彫りが深くなり、ちょっとニヒルな剱岳。
Img_0562 いつの間にか秋の雲に覆われました。
Img_0570 そして別山方向がまっ赤に燃え上がりました。
Img_0572 こちらが朝食です。いよいよ2日目スタート!……(続く)

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