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2014/11/07

【観光】谷底にある神社・一之宮貫前神社@富岡市、織田信長の次男が造った楽山園@甘楽町

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 10月末、ぽん太とにゃん子は群馬県に旅行。まずは、谷底にある神社として有名な、富岡市の一之宮貫前神社(いちのみや ぬきさきじんじゃ)を訪れました。公式サイトはこちらです。
 普通は神社は石段を登った所にありますが、この神社は、正面参道から石段を登って行った所に総門があり、そこから急な石段を下って行ったところに社殿があるという、珍しい構造をしています。名前の通り上野国の一宮(もっとも社格の高い神社)だったそうです。創建は安閑天皇の時代だそうで、1400年の歴史を持つそうです。
Img_1037 こちらが総門です。総門の前には道路が走っており、周辺に車を停めることができます。
Img_1038 恒例の狛犬くん。こちらが向かって左です。
Img_1039 こちらが向かって右です。リアルさと様式感が程よくミックスされて、古さと格式が感じられます。
Img_1040 総門をくぐると、急な階段の下に社殿が見えます。なんとも不思議な風景です。Wikipediaによると、このような形式の神社を「下り宮」というそうで、ぐぐってみると、この神社に宮崎県日南市の鵜戸神宮(公式サイト)、熊本県阿蘇郡の草部吉見神社(Wikpedia)とあわせて、三大下り宮と言うそうです。下り宮にどのような意味があるのか、ぐぐってみたけどよくわかりません。ちなみにこちらのサイトによると、伊豆市小下田の三島神社が下り宮になっている理由は、津波の被害を受けて集落が高台に移転した結果だそうです。そういえば、出雲大社も、参道はゆるやかに下ってますね。
Img_1043 こちらが拝殿です。なかなか立派ですね。御祭神は「経津主神」(ふつぬしのかみ)と「姫大神」(ひめおおかみ)だそうです。経津主神は、Wikipediaによれば、『日本書紀』には登場するけど『古事記』には書かれていない神様だそうで、刀剣とかかわりがあるようです。千葉の香取神社や、ぽん太が以前に行った宮城県の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)の御祭神でもあるようです。「姫大神」に関しては、Wikipediaに書かれているように特定の神様をさすものではありませんが、養蚕機織りに関係する神とも言われているようです。
 拝殿の両側の扉が開いています。あれれ、中に入っていいのかな……。
Img_1044 畏るおそる入ってみると、拝殿の色鮮やかな装飾が目に飛び込んできました。
Img_1047 拝殿の内部も御覧のとおり。壁や天井に精巧な絵が描かれています。
Img_1051 本殿にも、実に素晴らしい彫刻と彩色がなされています。
Img_1052 社殿は1635年(寛永12年)の造営。元禄11年(1698年)に大修理が行われたそうです。昭和25年に国の重要文化財に指定されております。そういえば、近くの妙義神社も素晴らしい装飾がありますね。
 本殿が単層二階建てという独特の構造をしており、「貫前造」と呼ばれるそうです。
Img_1054 また「雷神小窓」というものがあるそうですが、妻にあるこの小窓のことでしょうか?言われてみれば、雷様の絵が描いてあるように見えます。どんな意味があるのか、よくわかりません。

Img_1060 次に訪れたのが甘楽町の楽山園(らくさんえん)です。小幡藩の大名庭園で、国指定名勝となっております。
Img_1057 なんだか新しい感じですが、10年間の復元・整備を経て一般公開されたのが、ついこの前の2012年3月24日です。
Img_1059 この庭を造ったのは織田信雄(おだのぶかつ)。あの織田信長の次男ですね。信長の子孫が群馬にいたなんてびっくりですね。
 織田信雄は大うつけと言われてました。三谷幸喜の映画「清洲会議」で、妻夫木聡が演じていた人ですね。旗取り競争で、旗をとらずに砂浜をどこまでも走って行ったヤツ。秀吉は、最初は信長の後継者として担ぎ出そうとしたけど、あまりのうつけ振りに嫌気がさして、三法師に乗り換えてしまったのでした。大河ドラマ「軍師官兵衛」では、小堺一機の息子の小堺翔太が演じて夏頃登場しましたが、もう出ないのかしら。徳川時代になって、大和国宇陀郡、上野国甘楽郡を合わせて5万石を拝領しました。やがて信雄は上野甘楽郡を四男の信良にゆずり、自らは隠居。これをもって織田信良は織田家小幡藩の初代藩主となりました。織田家小幡藩は7代目の信邦まで続きましたが、明和4年(1767年)に明和事件に連座して蟄居処分となり、後を継いだ養嗣子の信浮は出羽の高畠藩へ移封されました(Wikipedia「小幡藩」)。

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