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2014/11/03

【宿場】会田宿(北国西街道)、保福寺(松本街道・東山寺)

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 10月初め、ぽん太とにゃん子は、長野県は松本市、四賀地域にある会田宿(あいだじゅく)に行ってきました。会田宿は、北国西街道(北国西往還)の 宿場です。北国西街道は、中山道の洗馬宿(現在の塩尻近く)と、北国街道の丹波島宿(善光寺の南)を結ぶ街道です。全体のルートはこちらのpdfファイルが見やすいかと思います。

 上の地図を見るとわかると思いますが、塩尻から松本盆地を北上して行くと、松本、安曇野、大町を経て糸魚川方面に行ってしまいます。長野市がある長野盆地に行くには、途中で山を越えないといけません。長野自動車道でもこの区間はトンネルの続く山岳区間となりますが、会田トンネルの南の出口付近にあるのが会田宿です。
 会田宿のなかを北国西街道がどう走っていたかは、この地図が見やすいかと思います。現在の地図と比較してみて下さい。
Img_0889 古い建物がいくつか残っています。写真は会田宿交差点で、写真左の道が南へ向かう道で、街道はここで90度曲がって、写真右の道の方に伸びて行きます。
Img_0888 会田宿交差点のやや北に、株立ちの松の根っこが保存されていました。
Img_0887 かつて「千本松」と呼ばれて愛されていたアカマツが生えてましたが、虫害によって枯れてしまったんだそうです。
Img_0892 さらに北に登った所には、会田中学校の古い校舎が保存されておりました。
Img_0901 廣田寺(こうでんじ)です。会田氏の菩提寺で、永正8年(1511年)に開山されたそうです。冒頭の写真のような百体観音が奉納されています。江戸末期から明治初期のものだそうです。
Img_0904 満面の笑みを浮かべた仏像です。いい笑顔ですね。
Img_0907 こ、この模様は、真田氏の家紋の六文銭ではないか。会田から東の山を越えれば上田に到りますから、会田氏と真田氏は関係があったのかもしれません。帰宅後にぐぐってみると、真田氏と会田氏は同族だったようです。
Img_0911 街道沿いにある松澤家長屋門です。文政10年(1827年)に建てられたものだそうです。松澤家は会田宿で寺子屋を開いていました。
Img_0913 さらに北に進み、ちょっと坂を歩いて登った所に、岩井堂があります。いわれは、ぐぐってみたけど、あんまりよくわかりません。
Img_0915 堂のなかには千手観音があります。江戸時代中期の作だそうです。座っているのが珍しいですね。
Img_0916 周りは巨岩に囲まれ、磨崖仏が掘られています。
Img_0918 こちらには石仏があります。

Img_0922 さて、会田宿を離れて、永安山保福寺(えいあんざんほふくじ)へ。上に挙げた地図をもう一回見てみると(→こちら(pdf))、会田宿の少し南で北国西街道から東に分かれ、上田に向かう松本街道(保福寺街道)というのがあります。保福寺は、この街道沿いにある古刹です。
 この道は古くは、古代から中世にかけて「東山道」と呼ばれ、畿内から東北へ向かう幹線道路でした。また新しくは、アルプス登山で有名なウェストン卿が、上田からこの道を越えて松本に入ったそうです。
Img_0929 1759年に建てられた仁王門には、多くのわらじがかけられています。
Img_0931 仁王門の脇にある石仏のひとつ。なんか太陽(満月?)と三日月が描かれていたりして、不思議な図柄ですね。仏教的じゃない気がします。
Img_0932 こちらは「馬頭観世音」ですね。
Img_0926 急な石段を登ります。
Img_0927 大きなウロがある巨大な切株です。
Img_0920 参道に並ぶ石仏のなかに、妙にリアルなワンちゃんがおりました。
Img_0923 こちらが本堂です。中には鎌倉時代に作られた千手観音が納められているそうです。
Img_0925 屋根の上にシャチホコが逆立ちしてますが、庇の上で狛犬も逆立ちしてました。

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